あらすじ
環太平洋沖に突如現れ、多くの人命を奪って世界中の海域を支配した謎の巨大生物レヴィヤタン――通称レヴ。
通常兵器では到底歯が立たない怪物に対抗するべく、人類が生み出したのは、レヴの死骸からなる機体に子供を乗せて戦わせる人型兵器《ギデオン》だった。
地方の民間ギデオン搭乗者として働いていた高校生・善波アシトと、その幼馴染の宮園エリン。ある日、二人のもとに、戦闘指導官として国連軍のエリート・風織ユアが現れる。境遇の違いから、初めは衝突し、すれ違っていた三人も、厳しい訓練と任務の中で、やがて確かな信頼関係を築いていく。
そして、死と隣り合わせのレヴとの交戦の中で、アシトは覚醒の時を迎え――。
海と喪失を巡るロボットジュブナイル。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
【異形に侵略された海域で、自らも怪物となり喪失を救え】
異形に海域を支配された世界で気仙沼の少年達が命運を司る物語。
突如として、海域から現れた強固な鎧と俊敏さを併せ持つ異形、レヴィヤタン。
海域を為す術もなく奪われた人類が下した選択は、少年達を怪物にして戦わせる事。
戦う理由さえも分からぬまま年端のいかぬ少年達が戦禍に散っていく。
アシトとエリン、ユアは大人の汚い戦略に憤りながらも人類を守る為に、大きな使命を抱いて戦う。
大切な仲間を次々失う喪失を味わう中にも。
交わした約束を守る為、覚醒したアシトは世界を救うのだ。
難しい
正直自分にはテーマについてのことはわからないから、作品の物語にだけ触れると、戦い戦いで物語が進んでいってしまうから、もうちょっと登場人物同士のやり取りが欲しかった。続編出るのかな?
それならこの巻は始まりってことで納得ではある。
Posted by ブクログ
これをネタにするかぁ。そうか、10年以上前の出来事なのか。
とはいえ、いまだに傷跡残っている、よく決断したなぁ。というのが感想の全てかも、
ドキュメンタリーならともかく、それをネタにしたフィクションだからねぇ。
まじめに取り扱っているし、結構重要な発端なので確かに必要なのかもしれんが・・・これにしなくても、という思いも。
話的にはあまり好みではなかったりする。