武田鏡村のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
調子に乗って今日は本も一冊読み終えたりして。
史上最強、古今無双の剣客、宮本武蔵。
彼の残した「五輪書」をなぞりながら、現代のビジネスに活かせるエッセンスをまとめた本がこの本。
重くなくて簡単に読める本で、「kijiって侍だよね」って言われたりする俺も興味あってちょっと読んでみました。
参考になったのは、やっぱり目的の為には二天一流(宮本武蔵の流派)は形式にこだわらないこと。
勝負に勝つことを目的にしているのだから、その為に形式にも武器にもこだわらないし、武器を手放すことすらよしとするそのスタンスには学ぶべきところが多いと思います。
仕事もそうなんだよね。自分の目的をどこに置いているかで、かける時間も仕事に対しての意識も全然変わってくる。武蔵はやらされ感で立ち会ったことなんかないんじゃないかな。
俺はどうだろ。仕事の目的も、自分の目的も理解して今の仕事をしているのかな。目的に対して必要なこと全部を「仕事」として捉えているかな。
場所、自分の扱う道具、言葉、時間、相手の心理、拍子、戦い方・・・
考えなきゃいけないことなんていくらでもあるのに。命をかけてる人との違いと言えばそれまでかもしれないけど、そういう人も自分も同じだけの時間を使って今生きてて、そういう立場に置かれてる人ともいつか自分も戦うことになるとしたら、そのときに勝負になるかな。そういう立場に常にいる人から見たら、自分って今どう見えてんのかな。「おっこいつは・・・」って思ってもらえるような自分でいれてるのかな。
昔仕事の不満ばっか言ってた頃、命をかけてリングに上がってるボクサーのダチに「お前、リングの上なら死んでるな」って言われたことがある。あれは、目が覚めた一言だった。
何やってたって時間は流れていくけど、この先も一番時間をかけるであろう仕事に対しての姿勢を学んだ気がする一冊でした。
組織に食わせてもらってようが働いてなかろうが、あくまで俺に見えてる俺は俺であり、俺が見てる君は君だから。
自分に納得しながら暮らしていきたいですね。 -
Posted by ブクログ
武田双雲氏の書が間に挟まっており、それを見ているだけでも楽しいです。
仏教系の学校に通っていたのもあり、仏教の考えは気づくと近いところにあることが多いのですが、かなり心理学や、心の科学の要素が強いなと本書で再確認しました。
禅は、物事にとらわれない、ありのままを見つめるというところをとても大事にしています。教えはシンプルですが、それ故貫くのはとてもむずかしい。
しかし、とらわれない考え方が身についてくると、自分がわかり、すべきことがわかり、今が輝くように作用していきます。
浄土はわが心のうちにあり。外に仏を求めず、自分の心に向き合う姿勢を説くのは一休宗純です。みだりに仏を崇めないスタイルは破戒僧だと呼ばれる所以ですが、今をあるがままに見つめる大事さを問うてるように思います。
一期一会、も禅の言葉です。井伊直弼の言葉だったとは知りませんでしたが。。。
同時期に読んでいたアドラー心理学の本と比べて、かなり共通する考え方が多く(と言うかほとんど同じに思えた)より理解を深める言ができたように思います。
読みやすいのでオススメ。 -
Posted by ブクログ
実家は代々の浄土真宗だから読んだわけではないが、高名な宗教家とはどのような生涯を送っているのかを知りたくて買い求めた書。
親鸞は、自分の出生や経歴を何一つ書き残したことがなく、もちろん誇ったこともない。
阿弥陀如来の本願を信じるという信仰についての確信を責任を持って語り、書き残しているだけだという。
著者は、これぞ真の宗教家の姿と書いているが、まさにそのとおりで、宗教家だけでなく、人間として真の姿かもしれない。
また、親鸞の説く信仰とは、厳し修行や難しい経典を詠むのではなく、「南無阿弥陀仏」を唱えるだけでよい、というシンプルなものとしたことから、広く一般にまで広まった、というところが感銘的であった。
昔も今もシンプルさが大切なのは変わらないのだ。