武田鏡村のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
調子に乗って今日は本も一冊読み終えたりして。
史上最強、古今無双の剣客、宮本武蔵。
彼の残した「五輪書」をなぞりながら、現代のビジネスに活かせるエッセンスをまとめた本がこの本。
重くなくて簡単に読める本で、「kijiって侍だよね」って言われたりする俺も興味あってちょっと読んでみました。
参考になったのは、やっぱり目的の為には二天一流(宮本武蔵の流派)は形式にこだわらないこと。
勝負に勝つことを目的にしているのだから、その為に形式にも武器にもこだわらないし、武器を手放すことすらよしとするそのスタンスには学ぶべきところが多いと思います。
仕事もそうなんだよね。自分の目的をどこに置いているか -
Posted by ブクログ
武田双雲氏の書が間に挟まっており、それを見ているだけでも楽しいです。
仏教系の学校に通っていたのもあり、仏教の考えは気づくと近いところにあることが多いのですが、かなり心理学や、心の科学の要素が強いなと本書で再確認しました。
禅は、物事にとらわれない、ありのままを見つめるというところをとても大事にしています。教えはシンプルですが、それ故貫くのはとてもむずかしい。
しかし、とらわれない考え方が身についてくると、自分がわかり、すべきことがわかり、今が輝くように作用していきます。
浄土はわが心のうちにあり。外に仏を求めず、自分の心に向き合う姿勢を説くのは一休宗純です。みだりに仏を崇めないスタイ -
Posted by ブクログ
実家は代々の浄土真宗だから読んだわけではないが、高名な宗教家とはどのような生涯を送っているのかを知りたくて買い求めた書。
親鸞は、自分の出生や経歴を何一つ書き残したことがなく、もちろん誇ったこともない。
阿弥陀如来の本願を信じるという信仰についての確信を責任を持って語り、書き残しているだけだという。
著者は、これぞ真の宗教家の姿と書いているが、まさにそのとおりで、宗教家だけでなく、人間として真の姿かもしれない。
また、親鸞の説く信仰とは、厳し修行や難しい経典を詠むのではなく、「南無阿弥陀仏」を唱えるだけでよい、というシンプルなものとしたことから、広く一般にまで広まった、というところが感