今井恭子のレビュー一覧

  • 鬼ばばの島

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    想像と全く違うお話だった!
    おばばと村人の温かい交流とか、一人楽しく暮らす様子とか…そんなお話を想像してたんだけど。。内容は結構グロテスク(^^;
    本の厚さ、文字の大きさは子ども向けなんだけど…内容は大人向けなのかなぁ?それとも、子どもの感性なら、また違う感じ方でおもしろいのかなぁ?
    私は好きだけどね!

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    2022年07月09日
  • ぼくのわがまま宣言!

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    ぼくのわがまま宣言!。今井恭子先生の著書。両親の仕事の都合で自分だけが祖母の家に引っ越すことになったわがままなぼくのお話。女性の社会進出が進んで、働く母親が増えている日本だから、ぼくのわがまま宣言!に出てくるような事例は今後増えてくるのかもしれませんね。

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    2019年04月05日
  • 学研の新・創作 歩きだす夏

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    夏休みの課題図書で、何気なく読み始めたのですが、なんども読み返してしまいました
    離婚した両親の間で悩むかなこの心情が伝わってきます
    お母さんのアトリエで大暴れしたシーンでは、うん、でもそうなるよなあと共感していました
    でもそれを止めずにだまって見つめるお母さんもまた辛いんだろうなあと最近思いました

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    2013年03月14日
  • 学研の新・創作 歩きだす夏

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    今から4年前の小学校4年生のころ、図書室にあったこの一冊の本と、教室にあったこの一冊の本を親友と一緒に読み始めました。
    私は読書好きで活字を追うのが得意でした、親友は特に読書が好きというわけではありませんでしたが大変気に入ったらしく黙々と読み始めました。
    小学校の帰り道、私たちは二人で主人公の恋などについて談笑しながら歩きました、そんな日々も夏だったと思います。
    この本は児童向けではありますが万人にも心を揺さぶらせる甘酸っぱいものが詰まっています。
    とてもおすすめです。

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    2011年12月14日
  • ギフト、ぼくの場合

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    ここまでの貧困ってなんか具体的に想像したことなかったんだって初めて自分で分かった。絶望に次ぐ絶望の中でも、光を求めて自分自身を見つけていく姿が、わざとらしくなく自然にストーリーが続いていって読みやすかったし、好きな文章だった。

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    2025年05月11日
  • チカクサク

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    タイトルや表紙ではどういう話かほとんど情報がなく、読み始めてからも自伝的小説?いや・・・? と、どこに連れてかれるか分からないままページをめくる感覚を久々に味わいました。最後断片的なエピソードが一本にまとまったのはびっくりした。信頼できる作家さんですがすごい剛腕。

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    2025年01月18日
  • チカクサク

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    ネタバレ

    戦争の傷あと残る時代の子供、英治の話。
    子供ならではの視点ではあるが、今の時代の子供とは全く違う重みのある人生を生きている。

    幼少期はずっと話すことができず、弟を亡くす事故の衝撃で声が出る、飼い犬の子供が次々居なくなる、学校に行けなくなる、友達関係、絵師の魂こもった絵の事。養蜂をするおじさんとの秘密。

    ファンタジーのような、現実のような、日々。
    少年が一皮むける。

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    2024年12月19日
  • 彗星とさいごの竜

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     地球の危機を救うために彗星に挑む女の子と竜の冒険物語。

     主人公は竜の子ども。どのくらいになったら大人になるのか、それとも実はもう大人の竜になっているのかはわからないけれど、おそらく竜の最後の生き残り。母親の竜が死んでから一匹で、時々棲んでいる沼のナマズのじいさんと話すくらいがせいぜいだった竜だったけれど、ある時現れた人間の女の子との出会いで変わっていく。今まで話に聞かせてもらうばかりで空を飛んだことなどなかった竜だけれど、その女の子は星を飲んだ竜の伝説のように、地球に迫る彗星に向かって飛んでほしいと言い出す。その彗星が地球にぶつかると、みんな死んでいなくなってしまうらしいけれど、彗星をや

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    2024年11月11日
  • 彗星とさいごの竜

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    えっここで終わっちゃうの?って感じ、
    もったいない、もうちょっと描いて欲しかった。

    できぞこないの竜が、ある少女と出会い、地球を救う。竜と少女のやりとりが微笑ましい。

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    2024年01月30日
  • ギフト、ぼくの場合

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    父に教えてもらった大好きなギター。しかし、父が母を捨てて出て行ってから、ギターに触れることをやめてしまった。困窮する生活の中、幼い妹に異変が…。
    子どもの貧困を真正面から取り上げ、胸が痛くなる。タイトルの「ギフト」が未来への光へとなる。暗いだけでなく、子どもの前に向かうエネルギーを感じる物語。

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    2021年03月29日
  • ギフト、ぼくの場合

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    淡々とした文体だけど、内容は重い。妹思いの様子が強く書かれていると思ったらまさかの展開。
    父親を憎むようになった主人公だけど、心が真っ直ぐなのは、幼い頃父親と過ごした楽しい思い出のおかげのような気もする。

    「不幸だなんて思いたくない。
     ただ、ちょっと運が悪いだけだ。」

    「一日も早く大人になりたい。
     早く大人になって、妹のためにも稼ぎたい。仕事がしたい。母さんを少しでも助けられるように。」

    小学校6年生にしてこんなふうに考えた主人公だったけれど、おそらく父親から贈られたと言えるだろう「ギフト」と周りの人のおかげで、最後は自分自身の夢を見つけられたようでホッとした。

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    2021年03月17日
  • ギフト、ぼくの場合

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    やりきれない、諦めるしかない、小学生には思えないくらい冷めた考えの外山くん。どうにもならないこととか、物語だからってうまくはいかないお話だったけど少し前向きに終わってよかった。

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    2020年09月09日
  • ぼくのわがまま宣言!

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    5年生の1年間、田舎のおばあちゃんのところで暮らすことになった翔。お父さんの海外赴任とお母さんの仕事のせいで。はじめはいやいやだったが、田舎での遊びや友達に慣れるにつれて、結構楽しくなってきた?親のわがままに振り回されるばかりじゃなくて、ぼくもわがままになってやるぞ!
    田舎暮らしの楽しさが生き生きと描かれているので、ちょっとうらやましくなってしまう。

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    2019年05月20日
  • ぼくのプールサイド

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    5年生の健は、今まで一度もプールへ入ったことがない。
    その理由は、水が怖いからだと思っていたけれど、それだけじゃないようで…。
    水に入れない理由。お父さんの足のケガ。自分だけが忘れている出来事―罪。
    前へ進もうとする勇気が、キラキラしていて、いいなぁと思いました。

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    2012年08月10日
  • ギフト、ぼくの場合

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    子どもが貧しいとはどういうことかを理解するのに役立つ本。

    離婚する背景や慰謝料養育費をもらえない理由、親親族を頼りたくても部分的にしか頼れなかったり「意地がある」
    生活保護を受けるには貯蓄額がいくらでないと申請するのも…とか

    大人になると、もしくはそういう関係の仕事につくとあるあるだな、と思う内容だけれども子どもにはそんなの見えない知らない。それを説明してくれる本だった。

    妹の半分こするドーナツの描写が、お兄ちゃんが好きな低学年の優しさが出ててその後の展開が主人公も読者も心が痛む。

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    2025年08月10日
  • チカクサク

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    舞台は戦後の1950年代。5歳の時に一緒に遊んでいた3歳の弟が亡くなり罪悪感に苛まれる少年が主人公。なんかちょっとファンタジー?現実味がないような……そんな感じ。

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    2025年02月17日
  • チカクサク

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    ネタバレ

    養蜂家の叔父のもとへは、毎年菜の花の開花を知らせる電報「チカクサク」が届く。
    弟の死は自分のせいだと罪悪感を抱き続ける英治。その心を、秘密を抱える叔父、息子をなくした老婆、子どもを亡くした女絵師らとの出会いが少しずつ癒やしていく。
    重いテーマが、少しずつ希望へ向かっていく流れがよい。最後はタイトルの意味と重なって、よい読後感をもらいました。
    中学生向き?小学生にはちょっと重いかも。

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    2025年02月16日
  • ギフト、ぼくの場合

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    ネタバレ

    修学旅行に支払うお金も節約してしまうくらいの貧しい家庭で育った上、妹を亡くしてしまう辛さまで、、、ギターが好きでそれに関わる仕事がしたいという夢だけでも見つけられてよかった。ギフトは、絶対音感でしたね。

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    2024年03月08日
  • 彗星とさいごの竜

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    ひとりぼっちの飛べない竜のところへやってきた一人の女の子。
    もうすぐ彗星が地球に衝突して、地球は粉々になってしまうという。この状況を救えるのは竜だけ。地球に残った最後の竜と女の子の挑戦は成功するのか。
    荒唐無稽なお話しながら、がんばれ!という気持ちになる。

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    2023年10月23日
  • 鬼ばばの島

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    こういうおはばと付き合うにはどうしたらいいの?
    それよりも、自分が将来こういうおばばになったときはどうしたらいいのですかね。切ないわぁ~

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    2022年04月09日