豊島晋作のレビュー一覧

  • 不器用だった僕がたどり着いた「伝え方」の本質

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    ・卑屈にならず謙虚になる。高慢にならず自信をもつ。
    ・話してる自分を客観的に見る。
    →世の中の人の8割程度は自分の話したいことを話している。
    →今、聞き手は退屈してるな、話題や伝え方を変えよう、と話しながら適切に素早い判断する。

    ・一番聞きたいのは他人から褒められた情報→具体的に褒める

    ・聞き手にとっての再現可能性を意識してはなす。自分にも同じように成功できるかも、と思わせるネタを。
    →部下には自分の失敗談+そこから得た学びをセットで伝えると聞いてもらえる確率上がる。

    ・他社の利益のためなら怒りを出してもOK。ただし、自分が正しいときほど感情は抑え、自己開示しながら伝える
    ・究極的には怒りを自分の中に静かに飼い慣らすことが必要。
    怒りや悲しみ、自分の利益優先したいといった負の感情=魔物。魔物は飼い慣らす。

    ・間をとって話す。キーワードの前後や問いかけた後。

    ・聞くことの重要性。
    →相手の話を聞いてない状態で何かを伝えるのは運頼みでジャンケンするような高リスク状態。聞いた上なら後出しジャンケンができる。
    →話を聞いて承認与える。人間社会は承認獲得ゲーム。承認は得るより与える方がゲームコントロールできる。

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    2025年06月01日
  • 日本人にどうしても伝えたい 教養としての国際政治 戦争というリスクを見通す力をつける

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    ネタバレ

    __日本を含めて平穏に暮らす国家に住む人々が「平和」というときは、自分たちに「現状維持勢力のバイアス」がかかっていることが多い。

    平和への現状維持バイアス。他者の論理を知ることで、私たちの論理の偏りにも気づきますね。

    ・・・

    前提として、

    国家の意図と能力に注目する。

    能力があれば、脅威が存在する。

    意図とは各人間集団が歴史や経験を通して形成してきた論理。

    この論理を読み解くのは簡単ではないのだけれど、

    この本では主にアメリカ、中国、台湾、ロシア、ウクライナ、イスラエル、ガザ、インド、そして日本についてそれぞれ考えが提供されています。

    国家としての意図、国の政治制度によっても、何を基に意図を探るのか、論理を理解するのか、難しい。

    そして、リーダーの意図から分析するにあたっても、善悪や道徳、平和主義などの主義主張といった個人の説得力に依存するものを主題に据えない、ことが強調されています。

    戦争と平和の問題について、個々人が人間的な感情や論理をもって話すことは可能なのか、

    そもそも国家の論理が圧倒的に優先される国際関係を前に、

    どう個々人は国際政治に切り込んでいくことかできるのか、と少し無力感も感じがちですが、

    …

    中国と台湾の対立の論理についての感想:

    日本や欧米にとっての現状維持という平和が、他者にとっては全く平和ではないことを理解する。台湾には論理があるのかないのか分からない。

    中国にとって、統一こそ、最終的な平和、正義につながるもの。台湾を統一できていないのは屈辱。どの国も、平和的手段が実現しない場合は、武力行使をしてきた。国家統一は中国にとっていかなる領土紛争よりも重要。能力は、段階的に増強している。

    台湾は、政党間で揺れる。与党民進党は、香港のように中国共産党に支配されるリスクがある以上、中国とは仲良くしすぎてはいけない。野党国民党・貿易関係の深い中国とは、ある程度は仲良くしないと台湾経済が持たない。

    ウクライナとロシアの対立の論理についての感想:

    ウクライナ戦争については前著でかなり深堀されていた。国際法はどこまで効果があるのか。ICCの逮捕状が出されることにより、日本としての責任も生まれると思った。

    - 2023年3月17日、ICCはウクライナ侵攻をめぐる戦争犯罪容疑で、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領らに逮捕状を出した。
    - 2024年5月20日、ICCはイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相とヨアヴ・ガラント国防相、ガザを事実上統治しているハマスの指導者3名に対して逮捕状を請求。逮捕状は、ICCの判事らによって正式に承認され、11月21日、ネタニヤフ首相とガラント前国防相、イスラム組織ハマスの軍事部門カッサム旅団のデイフ司令官の3人に逮捕状を交付。

    核共有とその効果としての核抑止について考える:

    ロシアの核抑止は機能していた、という論。

    NATOによる小見出しのウクライナ軍事支援は、急なロシアへの追いつめが戦争をエスカレートさせ、核使用のリスクがあるとの下で行われたとされ、結果的に通常兵器による攻撃が核兵器による報復につながるとの見方から、NATO側の慎重行動を促した。NATOはプーチンによる核の脅しに屈し、その間ロシアの軍備強化を可能にした。

    ロシアはベラルーシへの核共有により、核の脅しをより有効にした、という論。

    前提、NATOでは、(西)ドイツ、イタリア、ベルギー、トルコに核が配備されている。

    ロシアは2023年6月ベラルーシに配備を始める。この配備は、スウェーデンとフィンランドのNATO加盟が決まったことに対抗する狙いがあり、ベラルーシから核兵器が利用される場合、アメリカはロシア領土ではなくまずベラルーシに報復すると考えられ、米露の全面戦争をひとまず避けられる。そ「全面戦争を避けられるのであれば、ロシアは本気で核を使うかもしれない」とNATO側が推測していることが重要なポイント。そしてこれにより相互核抑止が機能しなくなる恐れがある。

    イスラエルとパレスチナの対立の論理についての感想:

    国連決議や国際合意については、お互い都合のいい時、物について主張しているよう。

    イスラエルと、もともとのハマスの論理は完全に相いれない。どうしようもない。

    イスラエルの論理:殺される前に殺す。

    ネタニヤフ首相は国内で汚職疑惑なとで支持を失っていたさなか、ガザでの軍事行動をテコに世論を結束させ、不法に占領した土地に住む住民のさらなる市議を得て政権延命を図る。また、イスラエルの内在的な論理として、ハマスの攻撃な、ユダヤ人が持ってきた恐怖心と生存本能に火をつけた。実戦経験を持つ元軍人リーダーからなる武人政治の国家。殺される前に殺す(ロネン・バーグマン『イスラエル諜報機関 暗殺作戦前前史』)、という病的な心理がある。

    **__世界は同情するかもしれないが、結局は何もしない。であれば、自分たちで戦うしかない。たとえ世界を敵に回してでも、戦う**

    という決意に、再度火をつける。

    パレスチナの論理:1967年以前の境界でパレスチナ独立国家を樹立する。

    ハマス旧憲章(1988年)では、

    **13条「パレスチナ問題の解決に向けた提案や平和的解決または国際会議と呼ばれるところものもは、イスラームの抵抗運動の理念と対立する**

    7条では、誰かが殺しに来たら先に殺せ、と重なる論理を持っている

    新憲章(2017年)では、

    **16条「ハマースは、この戦いはシオニストの計画に対するものであって、彼らの宗教を理由としたユダヤ人に対する戦いではないことを強調する。ハマースは、彼らがユダヤ人であるためにユダヤ人と戦うのではなく、正に、侵略占領者であるシオニストに対して戦うのである」**

    **新憲章は、**7条のような敵対的表現もなくなり、コーランの引用も全くなくなり、反ユダヤ主義、イスラム主義的要素が後退した(山岡陽輝)、とのことです。

    国際社会的な了解事項は、

    イスラエルがパレスチナに占領地を変換し、パレスチナ国家を樹立する二国家解決で決着させるしかない。しかし、10月7日のハマスの攻撃で、ネタニヤフ首相はパレスチナ国家の樹立を否定し、二国家解決はもはや認めない考えを鮮明にしている。安保理も日本政府もアメリカも、1967年第三次中東戦争以降さらに入植を拡大してきたイスラエルに対して、1967年以前の境界を尊重するよう求めている。

    パレスチナの国家承認について、

    2024年5月 スペイン、アイルランド、ノルウェーがパレスチナ国家承認

    それ以前にはすでに139か国、しかし、G7はどの国も承認していない。その理由の一部として、2006年以来選挙がないなど、権力腐敗があるそうです。

    パレスチナ支援について、

    1994年‐2020年:アラブ国家は20%ほど。うち、サウジ10%、UAE5.2%。アメリカは対立しているようで一番の援助国であり、14.2% 欧州は全体で19%、日本3%。

    インドの論理ー合理的でさっぱりしている。

    日本について、

    インテリジェンス、つまり情報と分析が不十分。重大事態のどう対応するかという自らの論理について、日本か国民的な議論を避けてきた、と述べられています。

    さらにそれに加え、発信する力、ナラティブパワーもかなり弱い、と。相手が理解できる言語で伝えられるかが試されており、たとえばイスラエルから学べる部分が多い、とも論じられています。

    イスラエルの力は本当に軍事力だけではないなーと、あらためて。やっていること自体は悪であっても、そこに至るまでの背景、文脈を人々が加味する。そして、同情ではないけれども、完全に悪にはならないというか、国のなかにいる一人ひとりの生き様や体験に人々の目を引き付ける、というか。国際関係論中にあって、個々人を主体とするストーリーを持つ、とても不思議な国だ。

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    2024年12月30日
  • 日本人にどうしても伝えたい 教養としての国際政治 戦争というリスクを見通す力をつける

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    国際政治に深く触れてこなかったので、もう少し真剣に学んでみようと思い購入。
    こういった類の本は、専門用語ばかりで分かりにくいという偏見があったが、本書はかなり分かりやすい内容で読みやすかった。
    また、あくまで筆者が中立的な立場で論じているところが個人的にとても好印象だった。
    この本自体もしっかり内容が組まれているが、文中の随所で参考文献を多く紹介しており(しかも邪魔になっていない)、それらの本も読んでみようと思わせてくれるような書き方で、読んでいてどんどん知識が頭に入っていく感覚もあった。

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    2024年11月01日
  • 日本人にどうしても伝えたい 教養としての国際政治 戦争というリスクを見通す力をつける

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    現在世界で争っている二国間の思いを論理と言う形で豊島さんが解説してくださいました。とても内容も理解しやすくと同時に日本と言う国の危機感を覚える内容でもありました。今後自分の生活の中で色々と考えるきっかけになりました。改めて勉強していきたいと思います。

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    2024年09月01日
  • 日本人にどうしても伝えたい 教養としての国際政治 戦争というリスクを見通す力をつける

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    2024年現在の世界情勢をとても分かりやすくまとめられた一冊。
    WBSでおなじみの豊島さん。
    様々な立場に配慮しながら注釈を入れて解説される語り口にとても好感がもてた。

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    2024年08月16日
  • 日本人にどうしても伝えたい 教養としての国際政治 戦争というリスクを見通す力をつける

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    この人のテレ東ワールドポリティクスが非常に多角的かつわかりやすい国際政治の解説だったため、本もフォローしている。国際政治の生々しいリアルと現実、なぜその行動に至るのか、なぜ紛争となるのか、核戦争や今後の可能性についてわかりやすく深掘りできる。そして日本のナラティブは何か?を深く考えさせられる

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    2024年07月28日
  • ウクライナ戦争は世界をどう変えたか 「独裁者の論理」と試される「日本の論理」

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    【星:4.5】
    ウクライナ戦争を題材として、日本を取り巻く世界情勢を分かりやすく説明してくれている。

    この本を手に取ったのは、ウクライナ戦争がなぜ起こったのかを知りたかったからであったが、その点については当然に詳しい説明がなされている。
    その説明も、これまでの歴史やその歴史を踏まえたプーチンの考え方など、多面的な考察がされており、かつその説明も多すぎず少なすぎずでちょうど良い。

    そして、ウクライナ戦争を踏まえ世界がどう動くか、そしてその動きに対する日本の課題への説明と繋がる。
    ここでは台湾有事を中心に説明されており、日本として危機に直面していることを今更ながらに実感することができた。

    世界情勢については感度を養える素晴らしい1冊であった。

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    2023年10月17日
  • ウクライナ戦争は世界をどう変えたか 「独裁者の論理」と試される「日本の論理」

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    ロシアによるウクライナ侵攻開始から半年も経てない時期に書かれた本だが、一年半が過ぎた今も通じる議論をしている。
    ロシアがウクライナに侵攻した論理や歴史的背景、戦時下のウクライナの生活、ロシア軍の苦戦について現場の詳しい情報や核戦略、西側やアフリカ諸国の論理、プーチン暗殺の可能性、中国による台湾侵攻シナリオなど、よく取材されているし、読みやすい。

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    2023年09月08日
  • ウクライナ戦争は世界をどう変えたか 「独裁者の論理」と試される「日本の論理」

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    ウクライナ戦争が始まってから、ずっと豊島晋作のテレ東ワールドポリティクスを見て学んでいるものとして、非常にありがたい本だった。

    世界は思っている以上に複雑で、危ういバランスの中で成り立っていることを知った。もう少しみんなで譲り合ったり認め合ったりできなかったのかと悲しくなった。

    それぞれの国にそれぞれの論理があり、それぞれの正論がある上で世界は成り立っているのはとてもよく理解できた。日本もいまの環境を維持していくためにたくさん議論すべきことがある。この本はそれを考えるきっかけと危機感を私に与えてくれたと思う。

    軍事費を増やすと言う話にも、ただ武器を買うだけが増強じゃないのは大きな気づきだった。日本もサイバー対策や設備のリニューアル、法の整備など必要なところにお金を費やすことは大事だと感じた。

    ただ、それでも軍備じゃない何かで国力を高める方法はないのかと言いたくなった。抑止力っていうのは安全保障を高めるしかないのかなぁ。

    人は結局戦ってしまう生き物なのだろうか。
    隣の国とは結局仲良くなるのは難しいのか。

    歴史も含めていろんなこと知って、いろんなことを考えていきたい。

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    2023年02月12日
  • ウクライナ戦争は世界をどう変えたか 「独裁者の論理」と試される「日本の論理」

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    じっくりと執筆したというよりも、緊迫した状況で一気に書き切った印象。それだけに切迫した印象を抱いた。

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    2023年01月11日
  • ウクライナ戦争は世界をどう変えたか 「独裁者の論理」と試される「日本の論理」

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    ウクライナ戦争の持つ意味合いや歴史的背景g整理されており興味深い。「プーチン暗殺」が色々な側面から難しいということも理解できた。

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    2023年01月09日
  • ウクライナ戦争は世界をどう変えたか 「独裁者の論理」と試される「日本の論理」

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    ウクライナ戦争(侵攻)について2022年7月時点でまとめられた 発端、戦況と見通し、そして世界への影響。
    それを踏まえた台湾戦争(有事)のケースで、日本に想定されるシナリオと論理の必要性。

    敵基地攻撃能力や防衛力強化の政治判断の背景にある「きな臭さ」をうかがい知る情報だったが、核などの旧態依然とした武力兵器の数や予算が戦争の優劣を決めたり、戦争回避のために軍備が重要なのか・・・、などなど議論を尽くさなければならないと感じた。
    プーチン、習近平、金正恩・・・独裁者と言われる人物個人が暴走を引き起こすのかについても疑問を感じた。
    22-30

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    2022年12月25日
  • ウクライナ戦争は世界をどう変えたか 「独裁者の論理」と試される「日本の論理」

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    2022年2月24日、ウクライナ戦争(ロシアのウクライナ侵攻)開始

    YouTubeにその解説動画をあげ続けて一躍有名になった、テレビ東京のニュースキャスターさんによる本です。

    開始から約4ヶ月の戦争の経過や世界各国の関わりの状況が冷静かつ分析的にまとめられています。
    またウクライナ戦争によってリアルに私たちの心配ごとになった戦争というテーマについて、読者がより深く向き合うことを要請しかつそれを支援しようとします。つまりこの戦争の遠因と考えられる20世紀以降のロシア•ヨーロッパ周辺の歴史の概略解説や、さらに私たちに関わる問題として中国による台湾侵攻の具体的な想定シナリオが述べられています。

    戦争、軍事の専門家ではないご自身の立場を踏まえ、過度な表現はせず、希望や怒りに目を曇らせず、分析の限界も表明する。
    動画で表れている著者のバランス感覚の良さは、本書でも健在です。

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    2022年11月06日
  • 日本人にどうしても伝えたい 教養としての国際政治 戦争というリスクを見通す力をつける

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     著者の番組ワールドポリティクスが面白かったので購入。米中、台湾、ロシア、イスラエルやインド等の国々の視点から戦争リスクについて章立てて書かれている。特にイスラエルの歴史についての解説や、大国の核兵器使用のハードルは意外と低いという説明は、初めて知る内容もあり、かつ分かりやすかった。ただ、説明が長い上、同じ説明が繰り返しされるなど全体的に少し読みにくい部分も多かった。

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    2026年09月27日
  • 日本人にどうしても伝えたい 教養としての国際政治 戦争というリスクを見通す力をつける

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    ウクライナ戦争、台湾有事、パレスチナ問題などのニュースの裏にある「世界のリアル」を完全解説。
    日本の生存戦略に必要なのは情報と自ら物語を語る力。
    複雑な国際情勢と日本の課題をこの一冊で読み解く。
    国際政治の入門書としておすすめです。

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    2026年08月02日
  • ウクライナ戦争は世界をどう変えたか 「独裁者の論理」と試される「日本の論理」

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    ウクライナとロシアの戦争はすぐ終結すると言われながらいまだに終わってない現状がある。
    始まった当初は日本も人事でないと思ったことを覚えている。しかし戦争が長期化していく中で、いまだに戦争が行われていることは認知しているが、記憶から薄れていた。
    今を生きてる私達からしたら過去の事は過去の事ですんでいることも、国レベルで考えるとこれまでの歴史背景があって戦争という事象が起きていて、簡単に片付けられることではないと感じた。とはいえ1人の独裁者による行動でこれだけ多くの人が犠牲になっていることに虚しさしかない。
    日本は一見平和に見えるが、それはほとんどの人が国内しか見ておらず国外で起きてる事象を自国でも起きるはずはないと思い込んでいるだけで、核を所有した過激な国に囲まれていることを再認識すべきと思う。そしてこれから起こり得る可能性を、自身の事として真剣に向き合い他人任せにせず判断していくべきと感じた。
    平和ボケした日本国民にぜひ読んで欲しい一冊。

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    2026年02月28日
  • 日本人にどうしても伝えたい 教養としての国際政治 戦争というリスクを見通す力をつける

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    とても社会性のある教養本だった。同時に私の知識不足も露呈した。グローバル時代なので、視野を広く見ていこう

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    2025年06月30日
  • 不器用だった僕がたどり着いた「伝え方」の本質

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    豊島さんのファンなので読んでみたが、正直この手の本は他にもたくさんあるという印象で新たな知見はあまり得られなかった。豊島晋作の頭の中がどうなっているのかという視点ではとても楽しめると思う。

    怒りの発動条件を「自分のため」か「他人のため」かと定義している点が自分の発想にはなく、目から鱗だった。
    付箋マーカーまみれの本をあなたの本読んでます!アピールに使っているという話は、豊島さんも打算的な手法を使っているんだなと親近感が湧いた。

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    2025年06月10日
  • 日本人にどうしても伝えたい 教養としての国際政治 戦争というリスクを見通す力をつける

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    ネタバレ

     2年前(2022年8月)に出た前著の続編とも言える内容。

     「えっ、2年も経ったのか!?」と一瞬驚いた。が、その後、世界は2022年2月のロシアによるウクライナ侵攻の延長とも言える時間を過ごしているとも言える。

     前著が、ウクライナ戦争を中心に、翻って、日本の現状、台湾有事を考えるということで、終盤は対中国、そこでの日本の論理を展開したが、本書は、さらに視野を広めて、多くの当事者の論理を分析している。

     それもやむ無し、イスラエルのガザ侵攻などもあったものだから、ユダヤの論理、パレスチナの論理と、語らなければならない当事者が増えている。

     願わくば、もうこれ以上、”当事者が”増えないでもらいたい。

     前著同様に、いまや戦争というリスク抜きには何も語れないという論調で、国家間の紛争、衝突の危険性と、その実現リスクおよび、それを引き起こす各当事者の能力および論理を解説している。
     国際政治の入門書としては、面白い一冊にはなっている。

     折しも、ウクライナがついにロシア領内に侵攻するなど、事態は最終局面を迎えつつある。
     そこにまつわる各国の、世界の動きは興味深い。本書の分析を大いに参考に、趨勢を眺めさせてもらおうと思う。

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    2024年08月16日
  • ウクライナ戦争は世界をどう変えたか 「独裁者の論理」と試される「日本の論理」

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    国の犠牲よりも自身のレガシーづくりを優先するプーチンと習近平。
    台湾戦争になった際のシミュレーションが興味深かった。日本も巻き込まれて参戦させられるリスクも否定できない。
    チキンレースにおけるマッドマンセオリー。狂人ほど相手にし難い敵はいない。

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    2024年01月22日