豊島晋作のレビュー一覧

  • ウクライナ戦争は世界をどう変えたか 「独裁者の論理」と試される「日本の論理」

    Posted by ブクログ

    テレ東の豊島さんの著作。なぜロシア軍が苦戦しているのか、台湾有事が起きたらどうなるのか、日本はこれから何をすべきなのかなどが簡潔にまとまっている。文章が固すぎないのでとても読みやすい。「戦争の最初の犠牲者は真実である」という引用が印象的だった。

    0
    2023年04月02日
  • ウクライナ戦争は世界をどう変えたか 「独裁者の論理」と試される「日本の論理」

    Posted by ブクログ

    秀逸な一冊、中学生以上の日本国民に読ませたい一冊。有事の際は憲法などアメリカには関係なく参戦させられるだろう。その時、危機管理のない平和ボケした政治家は何をどう判断するのか?
    蚊帳の外の問題ではなく火の粉がすでに降りかかっている。日本人よ、考えよう!

    0
    2022年10月29日
  • ウクライナ戦争は世界をどう変えたか 「独裁者の論理」と試される「日本の論理」

    Posted by ブクログ

    【はじめに】
    テレ東Bizの動画でウクライナ戦争に関する情報を積極的に発信をしていた豊島晋作。動画もほとんど見たと思うが、フェアな視点で安心して見ることができた。報道局の元モスクワ支局長を務めていてロシアの状況にも通じている同氏が、まだ終りの見えないこのタイミングで書籍にまとめたものだ。

    【概要】
    本書の構成は以下の通り。

    第一章 ”終末の時代”再び
    第二章 ウクライナ戦争はなぜ起きたか
    第三章 戦時下のウクライナから
    第四章 ”ロシアと戦う国々”の論理
    第五章 プーチン大統領暗殺は起きるか?
    第六章 中国・習近平の「台湾侵攻」
    第七章 試される「日本の論理」

    第一章では現状の分析を行い

    0
    2022年10月10日
  • ウクライナ戦争は世界をどう変えたか 「独裁者の論理」と試される「日本の論理」

    Posted by ブクログ

    自分は相内アナのファンだが、一緒にモーサテやってる豊島アナの本を読んでみた 大変勉強になって、本当に読んで良かった それにしても相内アナと仕事できるのは羨ましい限りだ

    0
    2022年08月14日
  • 不器用だった僕がたどり着いた「伝え方」の本質

    Posted by ブクログ

    テレビ東京「WBS(ワールドビジネスサテライト)」のメインキャスターが
    自分の体験を基にまとめた本。
    鉄則が22並んでいるが、MICIかどうかはよくわからない。
    思いつくままに綴ったもの、と理解した。

    自分の体験と重なるところも多々あった。
    日頃部下に指摘していることも。

    【鉄則8】「つま先」で伝える

    はそうだ。「つま先」なんて言葉は使ったことはないけど、
    要は 相手が聴きたいのは何よりも結果 ということ。
    物語の最初の方から話を始めてしまう人が多い、と。
    まさにこれ!
    まあそれ以外も伝える技術は頷けるものばかり。
    相手が聴きたいこと、中学生、30秒、引き算、見える話、、

    聞く方はむし

    0
    2025年11月11日
  • 日本人にどうしても伝えたい 教養としての国際政治 戦争というリスクを見通す力をつける

    Posted by ブクログ

    少し前の情報だが、今世界で起きてることを名前の通り教養として理解できた。多少の忖度を抜きにして、各国の論理を語ってくれているのが非常に好感だった。国際政治の入門になる気がする。

    0
    2025年10月20日
  • 日本人にどうしても伝えたい 教養としての国際政治 戦争というリスクを見通す力をつける

    Posted by ブクログ

    主なトピックは、
    ・台湾有事による米中戦争のリスク
    ・イスラエルとパレスチナの対立
    ・ウクライナ戦争
    ・グローバルサウスのリーダーとしてのインド
    という誰もが知っているものを扱っている。

    また2024年7月に刊行された書籍なので、国際政治を扱うものとしては、情報としても少し古く感じる。

    ただ今ある国際問題を、それぞれの国の立場・歴史・文化等から考えて、それぞれの国の論理として纏めている点がすごく良い本だと思った。

    特に、イスラエルの論理に強く心を揺さぶられた。パレスチナへの過度な攻撃で世界中から批判されているイスラエルには、これまでサイコパスなのか…?という印象しか持っていなかったのだが

    0
    2025年09月14日
  • 不器用だった僕がたどり着いた「伝え方」の本質

    Posted by ブクログ

    テレビ東京のアナウンサーでWBSなどに出演されている豊島晋作さんが書かれた本。
    長年テレビでニュースを伝えられてきた方なので、経験に基づいた内容でとても良かった。
    タイトルの通り伝え方の本なので、難しすぎず分かりやすいように書かれてあるので、とても読みやすかった。

    元々口下手で伝えるのが上手くなかった豊島アナ。どのように伝え方を学んでいったのか、実践的な内容も書かれてある。また、マスコミ関係者ならではの取材の仕方も書かれてあって興味深く読めた。

    どんなテクニックがあるにせよ、事前準備は大切ということもわかる本。有意義でした。

    0
    2025年09月09日
  • 日本人にどうしても伝えたい 教養としての国際政治 戦争というリスクを見通す力をつける

    Posted by ブクログ

    日々の国際情勢を日経新聞などで追っている人にとっては驚くような新しい事実や観点が明らかになる訳ではない。中国

    0
    2025年08月24日
  • 日本人にどうしても伝えたい 教養としての国際政治 戦争というリスクを見通す力をつける

    Posted by ブクログ

    なぜ戦争が起こるのか、各国の立場から偏りのない解説をしてくれる。
    同じような本を何冊か読んでいるので目新しさはなく、内容もやはり、米中戦争、台湾有事、イスラエルVSパレスチナ、ロシアウクライナ戦争、超大国インドに絞られている。
    地政学的な印象もあるけど、本書は特に各国の論理を明確に伝えているので、わかりやすくておもしろい。
    イスラエルが国際社会のルールや要求に従わないことが不可解ではなくなったし、日本も他力本願ではなく自国は自分たちで守る意識が必要なのだと思った。
    ロシアはウクライナとの戦いで、経済制裁や若年層の人口減少のダメージがある一方、失業率が歴代低水準になったなど、各国の状況をかいつま

    0
    2025年07月17日
  • 日本人にどうしても伝えたい 教養としての国際政治 戦争というリスクを見通す力をつける

    Posted by ブクログ

    今の国際政治、特に戦争リスクの高い米中、パレスチナとイスラエル、ロシアとウクライナ、さらにこれらの勢力を取り巻く台湾、インド、日本を含めた国際関係について、冷静で中立的な立場からとても分かりやすく解説されている。

    経済だけが最重要な時代は終わった、とする冒頭の一節にまず興味を引かれる。米中対立とその間にある台湾半導体の影響力により、サプライチェーンの断絶リスクは常にある。

    戦争のリスクを戦争可能な「能力」と戦争の動機となる「意図」に分ける考え方に納得した。
    イスラエルとハマスのそれぞれの戦争の論理に、根深さと正義の難しさを感じた。

    ■トゥキュディデスの罠
    覇権国と台頭新興国はいずれ深刻な

    0
    2025年06月27日
  • 日本人にどうしても伝えたい 教養としての国際政治 戦争というリスクを見通す力をつける

    Posted by ブクログ

    国際情勢をざっくりと把握するため、最低限必要な知識がわかる。おっさんが読んでも、なるほどと思わされることも多かった。若い人に読んでほしい良書だと思う。

    0
    2025年06月19日
  • 日本人にどうしても伝えたい 教養としての国際政治 戦争というリスクを見通す力をつける

    Posted by ブクログ

    各国の主張が非常にわかりやすく書かれており勉強になる。
    ロシア侵攻で核の効果が明らかになったこと、イスラエルとパレスチナは敵を倒さなければ自分がやられるという思いでいつもいること、中国とアメリカの話など、各国の主張がそれぞれの国の利権を唱えるあまり全員にとってウィンウィンというのがなかなかない複雑な国際政治の様子を実感した。

    0
    2025年06月08日
  • 不器用だった僕がたどり着いた「伝え方」の本質

    Posted by ブクログ

    ・卑屈にならず謙虚になる。高慢にならず自信をもつ。
    ・話してる自分を客観的に見る。
    →世の中の人の8割程度は自分の話したいことを話している。
    →今、聞き手は退屈してるな、話題や伝え方を変えよう、と話しながら適切に素早い判断する。

    ・一番聞きたいのは他人から褒められた情報→具体的に褒める

    ・聞き手にとっての再現可能性を意識してはなす。自分にも同じように成功できるかも、と思わせるネタを。
    →部下には自分の失敗談+そこから得た学びをセットで伝えると聞いてもらえる確率上がる。

    ・他社の利益のためなら怒りを出してもOK。ただし、自分が正しいときほど感情は抑え、自己開示しながら伝える
    ・究極的には怒

    0
    2025年06月01日
  • 日本人にどうしても伝えたい 教養としての国際政治 戦争というリスクを見通す力をつける

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    __日本を含めて平穏に暮らす国家に住む人々が「平和」というときは、自分たちに「現状維持勢力のバイアス」がかかっていることが多い。

    平和への現状維持バイアス。他者の論理を知ることで、私たちの論理の偏りにも気づきますね。

    ・・・

    前提として、

    国家の意図と能力に注目する。

    能力があれば、脅威が存在する。

    意図とは各人間集団が歴史や経験を通して形成してきた論理。

    この論理を読み解くのは簡単ではないのだけれど、

    この本では主にアメリカ、中国、台湾、ロシア、ウクライナ、イスラエル、ガザ、インド、そして日本についてそれぞれ考えが提供されています。

    国家としての意図、国の政治制度によっても

    0
    2024年12月30日
  • 日本人にどうしても伝えたい 教養としての国際政治 戦争というリスクを見通す力をつける

    Posted by ブクログ

    国際政治に深く触れてこなかったので、もう少し真剣に学んでみようと思い購入。
    こういった類の本は、専門用語ばかりで分かりにくいという偏見があったが、本書はかなり分かりやすい内容で読みやすかった。
    また、あくまで筆者が中立的な立場で論じているところが個人的にとても好印象だった。
    この本自体もしっかり内容が組まれているが、文中の随所で参考文献を多く紹介しており(しかも邪魔になっていない)、それらの本も読んでみようと思わせてくれるような書き方で、読んでいてどんどん知識が頭に入っていく感覚もあった。

    0
    2024年11月01日
  • 日本人にどうしても伝えたい 教養としての国際政治 戦争というリスクを見通す力をつける

    Posted by ブクログ

    現在世界で争っている二国間の思いを論理と言う形で豊島さんが解説してくださいました。とても内容も理解しやすくと同時に日本と言う国の危機感を覚える内容でもありました。今後自分の生活の中で色々と考えるきっかけになりました。改めて勉強していきたいと思います。

    0
    2024年09月01日
  • 日本人にどうしても伝えたい 教養としての国際政治 戦争というリスクを見通す力をつける

    Posted by ブクログ

    2024年現在の世界情勢をとても分かりやすくまとめられた一冊。
    WBSでおなじみの豊島さん。
    様々な立場に配慮しながら注釈を入れて解説される語り口にとても好感がもてた。

    0
    2024年08月16日
  • 日本人にどうしても伝えたい 教養としての国際政治 戦争というリスクを見通す力をつける

    Posted by ブクログ

    この人のテレ東ワールドポリティクスが非常に多角的かつわかりやすい国際政治の解説だったため、本もフォローしている。国際政治の生々しいリアルと現実、なぜその行動に至るのか、なぜ紛争となるのか、核戦争や今後の可能性についてわかりやすく深掘りできる。そして日本のナラティブは何か?を深く考えさせられる

    0
    2024年07月28日
  • ウクライナ戦争は世界をどう変えたか 「独裁者の論理」と試される「日本の論理」

    Posted by ブクログ

    【星:4.5】
    ウクライナ戦争を題材として、日本を取り巻く世界情勢を分かりやすく説明してくれている。

    この本を手に取ったのは、ウクライナ戦争がなぜ起こったのかを知りたかったからであったが、その点については当然に詳しい説明がなされている。
    その説明も、これまでの歴史やその歴史を踏まえたプーチンの考え方など、多面的な考察がされており、かつその説明も多すぎず少なすぎずでちょうど良い。

    そして、ウクライナ戦争を踏まえ世界がどう動くか、そしてその動きに対する日本の課題への説明と繋がる。
    ここでは台湾有事を中心に説明されており、日本として危機に直面していることを今更ながらに実感することができた。

    0
    2023年10月17日