ウクライナ戦争は世界をどう変えたか 「独裁者の論理」と試される「日本の論理」
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ウクライナ戦争は世界をどう変えたか 「独裁者の論理」と試される「日本の論理」

ビジネス・実用
1,650円 (税込)
825円 (税込) 10月8日まで

4pt

『豊島晋作のテレ東ワールドポリティクス』ウクライナ戦争、中国の台湾進攻関連動画、総PV4000万超(2022年7月現在)。
テレビ東京報道局元モスクワ支局長が全面緊急書き下ろし!

各識者推薦!!

成毛眞氏(「HONZ」代表)
「国際情勢を知る上でいま最も注目するジャーナリスト、必読の1冊!」

折木良一氏(自衛隊元統合幕僚長)
「ロシアの軍事侵攻は対岸の火事ではない。いまこそ日本の安全保障を見直せ」

◎被害者意識にとりつかれた「ロシアの論理」を歴史から理解する
◎なぜロシア軍は“弱い”のか? サイバー空間でも不利なのか?
◎NATO、北欧諸国、米中……ウクライナ戦争が変えたパワーバランス
◎“台湾戦争”想定シナリオと、左右の対立を超えた日本の安全保障の未来像を提示

ウクライナ戦争の戦況と歴史的背景、米中、日本への影響までを1冊で理解できる。
深く、分かりやすい解説で圧倒的反響を呼ぶ気鋭の報道記者、初の著書。
必読のノンフィクション!

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ウクライナ戦争は世界をどう変えたか 「独裁者の論理」と試される「日本の論理」 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ウクライナ戦争は21世紀最大の戦争であり今後起こりうる可能性高い東西戦争の対応を考える上で重要なものである

    ロシアがなぜウクライナへ侵攻をした歴史的理由と仕切りに述べていた
    反ナチ化をするため 解放戦線であるということ
    ロシアには根源的な“恐怖心”と“トラウマ”がある
    18世紀 ナポレオンによるロシア帝国への侵攻(60万人以上) その際一時的にモスクワを掌握される
    20年代 第一次世界大戦時 ウクライナ、ポーランドを同盟国側に掌握される 国家財政が逼迫しロシア革命が起きる その後赤軍(レーニン)と白軍による内戦が5年にわたって繰り広げられた
    これによる人的被害は1000万人を超え、戦災孤児も700万人を超えた 資源採掘量が19世紀段階まで後退した
    その後共産国家樹立を恐れた西側陣営は派兵を行い
    イギリス、フランスによりムルマンスクを日本、アメリカによりウラジオストクを占領される
    西側諸国への不信感を募らせた
    これにより強い国家であり軍事的リーダーを国として求めるようになる
    西側への不信感を決定的にしたのが第二次世界大戦であり独ソ戦争である
    モスクワ攻防戦・スターリングラード攻防戦・バグラチオン作戦の3つが第二次世界大戦の激戦地域である
    この戦争は
    ・壊滅戦争であったこと
    ・ウクライナやベラルーシを通してロシア本土へ侵入してきたことからこの一体地域を緩衝地帯として
    おいきた思惑があるということ
    ・ナチスからヨーロッパを守った聖戦であり救世主であると自負してしている
    以上がポイントとなる
    20世紀末 資本主義化を図った際に深刻な財政不安とインフレを経験し経済が大混乱した

    NATOの東欧拡大も不信感の一つ

    ウクライナの歴史
    1991年にソ連から独立 その当時ソ連時代の核兵器を保有していた
    1994年にアメリカ、イギリス、ロシアと共に“ブダベスト覚書”に調印し核兵器を全て廃棄した
    しかし2022年に侵攻を許す

    フィンランドの歴史
    ロシアと1340キロの国境を接する
    1939年にソ連からの軍事侵攻を受ける(11月30日)冬戦争
    侵攻3ヶ月前にドイツとの密約でポーランドの分割とバルト三国とフィンランドの支配での合意があった
    モロトフ・カクテル(ガソリンと化学薬品を詰めたもの。ソ連外務大臣のモロトフという名前に由来する)
    シモヘイヘ(白い死神と恐れられたスナイパー)
    1940年にモスクワ条約機構を結び停戦するが、産業の中心のカレリア地方と国土10%を割譲した
    その後ドイツの駐屯を決定し再び1941年にドイツのソ連侵攻と共に宣戦布告した
    2つの戦争で人口の2.5%、男性の5%が亡くなった。
    できるだけ粘り相手を疲弊させ、講和に持ち込むという戦略を選んだ。

    その後は中立を保ち、ソ連を刺激しないことを徹底した
    経済支援策(マーシャルプラン)を拒否しNATO、WT O共に加入をしない
    そして2022年NATOへ加盟する

    スウェーデンの歴史
    17世紀前半は北欧の大国
    18世紀にバルト海への進出を狙うロシアと20年に亘る戦争をし敗北。急速に力を失った
    フランス革命後のフランスに対抗するため対仏大同盟をイギリスなどどともに結成するがフランスとロシアの連合軍に敗北 フィンランドの権益を奪われる
    その後王朝が成立そこから200年中立を保つ

    国連緊急会合
    ケニア国連大使のスピーチが話題に
    ウクライナ侵攻の即時撤退を求めた決議案において賛成141カ国、反対5カ国、棄権35カ国、うち半数以上がアフリカ諸国、欠席12カ国のうち8カ国はアフリカ諸国 54カ国のアフリカのうち、半数が反対をしなかった
    ロシアの常任理事国権利の停止に至っては反対9、棄権24、欠席11 8割以上は資格停止に反対しなかった
    ケニアもこの決議には棄権している
    これにはWW2以後のイギリス、フランスからの独立戦争の際にソ連からの支援があったためである
    本会合でのロシア撤退の賛成しなかった国々(中国、インド、パキスタン、ベトナム、イラン、南アフリカ、イラク)の人口で33億人 その総意でないにしても世界の半分はロシアの撤退を望まない

    独裁者の暗殺は国際法上正当化されるのか
    ナチスドイツ時代も将校たちがヒトラー暗殺のために躍進した(ワルキューレ作戦)

    台湾戦争シナリオ
    ウクライナ戦争は世界各国がそれぞれの失敗と善戦に何を学ぶか

    図上演習では米軍は人民解放軍に敗北している
    GDPは中国とアメリカで40%を超える

    最終章においては無数に考えられる台湾戦争のシナリオの概要を詳細に述べている
    台湾侵攻の準備を完了する 台湾戦争勃発 米軍・台湾軍の反撃局面へ
    核共有の議論が始まる(核兵器を持たない国が核保有国の核を共同で運用すること

    戦争における財政的影響、肉体的影響を十分に自分は考慮し備えをしっかりとしていきたいと考える

    0
    2025年02月02日

    Posted by ブクログ

    大変参考、勉強になった。
    執筆時点で収集可能な公開情報に基づく分析がなされているとのことだが、ウクライナ戦争の歴史的背景、台湾戦争(有事)の可能性やシナリオが非常にわかりやすく書かれている。国際的な紛争は、各国が有する加害者意識と被害者意識、各国の「意図」と「能力」で引き起こされるという説明は納得が行く。
    考えたくはないが、台湾戦争は「いつ起きるか」の問題という認識は我々日本人は持っておくべきなのだろう。

    0
    2025年01月22日

    Posted by ブクログ

    テレビ局の仕事をやりながら膨大な資料やインタビューに基づき書き上げた本。記者やキャスターが現職だからか、読者が知りたい論点を次々と提示し、中身や裏付けのある記述が展開される。とても勉強になったし、国際政治への関心が一層高まった。

    0
    2025年01月21日

    Posted by ブクログ

    長いけど分かりやすい。
    欲しい情報がぎっちり詰まってる。セカンドオピニオンは必要だろうけど、この一冊でお腹いっぱい。さすがメディアの人。池上彰さんのようなふむふむ感が満載。

    前半はロシア・ウクライナ戦争で、後半まるまる台湾有事について(作者は敢えて「台湾戦争」と呼ぶ)。日本が嫌でも巻き込まれるシナリオを生々しく語る。YouTubeでも中田敦彦さんが解説しているので観た人が多いのでは。内容はそちらで。

    この作品の一貫したテーマは「論理」。
    戦争の論理は被害感情から始まるという。汝、平和を欲するならば戦さの備えをせよ。これはローマ時代からある人類の財産で、今日でも平和の論理だ。私たち日本はその両方から外れる特殊な存在に違いない。

    ── 安全保障をめぐる戦後の日本の論理は平和主義だった。これを論理と呼べるかは別として、戦争を絶対的な悪として、いかなる条件においてもそれを拒否する考え方である─


    戦争への激化を抑止する唯一の方法は対話。つまり相互理解。その中身は歴史を知り、政治を理解し、経済を把握し、活発に議論し、選挙に反映させて国を動かすことだと作者は言う。
    おっと出た。選挙。やっと「私」が関われるのか。

    なら選挙に行かんかい!とはもはや言いづらい。
    選挙の有効性を疑っている人も多いのでは。これは成田悠輔さんの受け売りながら、SNSと多様性の時代にハガキを持って投票所へ足を運び、特定の候補者の名前を紙に書いて箱に入れる。これで民意の反映と呼ぶのか。

    もちろん戦争は殺人。私はイヤに一票入れたくなる。しかし家族がレイプされて銀行口座が吹き飛んで自宅から焼け出されてから殺してやると叫ぶくらいなら、なぜ備えをしなかったのかと悔やむだろう。もっと議論できなかったのかと。

    エスカレート・デ-エスカレーション(エスカレートさせないためのエスカレート戦略)はさらに対極となる論理。一発殴って黙らせる核武装の推進。地球の破壊ショーになりかねないので、その中間あたりに着地点となる論理を見つけなくてはならない。

    暴走しない強い軍隊をどう維持するか。国家の話し合いは力のない国にはテーブルも用意されない。日本はイスがあるのにどうぞどうぞ状態だと見られている。

    終章ではこうした「平和の責任」についても語られる。これがまた熱い。いま私たちが子どもらの将来を形作らないと責任の先送りになる。負の遺産を残した既得権者たちの安らかな死は見飽きた。現役世代の苦しみは、現役世代で解決させてほしい。長老の論理はいらない。


    これを読む前は、台湾戦争が勃発すれば世論も変わるでしょうと他力本願に同調していた。変わる前には間違いなく政治が混乱する。その空白で趨勢は決すると作者は警告する。スポーツでも混乱したチームほど勝てる確率は低くなる。試合前から立て直す練習をしておくのは定石。ロシアに攻め込まれたフィンランドもウクライナも、それをやっていたから生き残っている。

    日本の防衛費は中国の5分の1以下。そこは同盟があるじゃん、の論理は実は崩れかかっている。プーチン大統領の失策、それを間近で見た習近平主席の野心を見せることで私たちをイスに座らせたい。そこに作者の意図がある。と思える。

    タブーをタブー視しないで、当たり前を突破する。選挙を変えて、リーダーを育てる。そのためには何ができるか。サピエンスは力を合わせる方法を変えることができる唯一の動物だとか。過去に学び、未来の正解を想像する。

    将来への考えにものすごく集中できた良著。

    まずは投票所で「オレ」って書こうっと。(バッカだね〜相変わらず)

    0
    2024年03月17日

    Posted by ブクログ

    まず「とても読み易い」というのが第一印象で、著者が論文を書き慣れてるんでしょうね。たぶん大学・大学院にたくさん論文を書いて訓練したのだろうと感じました。
    内容は時事的なものなのですぐに陳腐化してしまいそうですが、とはいえ、最後の『台湾戦争』についての記述は、まだ変わらず価値のある警鐘だと思います。

    0
    2023年10月10日

    Posted by ブクログ

    なぜロシアはウクライナに侵攻したのか、歴史的な背景と共に的確に教えてくれるとても良い本。プーチン暗殺の可能性なんかも考察してくれているのが面白い。
    合わせて世界の成り立ちや、アフリカの立ち位置、日本が台湾戦争(あえて有事ではなく戦争と言う)があったときにどう対応するのかというシナリオの検証など、盛りだくさんでした。
    少し時間が経って情勢は変わりつつあるけれど、お薦めです。

    0
    2023年09月29日

    Posted by ブクログ

    名著。これは買ってよかった。寡聞にしてこの著者のことを存じ上げなかったがYouTubeが有名な様子。チェックしてみよう。経験豊富なジャーナリストが徹底した取材に基づいて書いたノンフィクションはかくも面白い。

    前半はずばりウクライナ戦争そのものについて。ロシアが戦争を始めた背景、なぜ戦況が長引いているのか(イコールロシア軍がそこまで強くないのか)の分析、対峙する欧米の反応についてなどウクライナ戦争の概要を掴むには十二分の内容。出た当初に読みたかった。

    後半は中国の台湾戦争の予測シナリオと対策、そして突き付けられる日本の課題について。リアリティを持って語られる戦争のシナリオはこの部分だけでも読む価値充分と言えるもの。実際に起こってほしくはないが、起こり得るものとして我々日本人は思考しなければならないのだろう。

    0
    2023年08月15日

    Posted by ブクログ

    テレ東の名物ニュースキャスターである豊島晋作氏の本。著者はテレビやYouTubeでも積極的に情報発信をしているため、本作の一部はすでに見聞きした内容であったが、新しい内容も多くあった。

    ロシアの変遷と彼らが抱える怯え、バルト三国やフィンランドといったロシアと国境を接し、歴史的に戦争経験もある国々の思い。第三局としてのインドやアフリカといった国々の思惑等、ウクライナ戦争を舞台に地政学的な解説が続く。

    最終的には台湾戦争という将来起こりうるリスクと戦局、その際の日本の立ち位置等具体的な部分まで突っ込んだシミュレーションがされている。

    国際政治の興味深さと普段真聞きしているニュースの限定性について改めて考えさせられる内容であった。

    0
    2023年06月14日

    Posted by ブクログ

    テレ東bizを見てから豊島さんのファン
    ここまでリサーチできる力とそこから冷静に状況を説明できる客観性は毎度お見事

    もし台湾戦争が起きてしまった時、日本があらゆる言い分を用いて一ミリも戦争に参加しない場合、日本人は命を落とさないかも知れないが、何十年にも渡って台湾という盟友を見捨てた国家として、国民は更に誇りを無くして生きていくことになるのではと思ってしまう

    もちろん何も起きないことが一番

    0
    2023年04月22日

    Posted by ブクログ

    テレ東の豊島さんの著作。なぜロシア軍が苦戦しているのか、台湾有事が起きたらどうなるのか、日本はこれから何をすべきなのかなどが簡潔にまとまっている。文章が固すぎないのでとても読みやすい。「戦争の最初の犠牲者は真実である」という引用が印象的だった。

    0
    2023年04月02日

ウクライナ戦争は世界をどう変えたか 「独裁者の論理」と試される「日本の論理」 の詳細情報

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