沢木文のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
最近、貧困問題を扱った本の出版が相次いでいるが、対象をアラサーの子なしで独身、学歴が大卒や短大卒に絞った点で他に類をみない本となっている。
著者の沢木文さんは、1976年生まれのいわゆる『ロスジェネ世代』。『プチセブン』『Grazia』などの女性誌でフリーランスの編集者として活躍した方。著名人200人以上を取材した経歴があるだけに、人を見抜く目が確かである。
本書は、エピソードごとに1人の女性を取材しており、総勢11人が登場している。
先に述べたように、大学や短大を卒業しているので、貧困家庭の出身ではない。それでも、ルックスに対するコンプレックスや見栄などで、普通の収入があるにも関わら -
Posted by ブクログ
現代(2025)年において、厚生労働省が発表する統計調査では貧困女性は10代から64歳まで三人に一人が貧困問題を抱えていると公的な統計で現れている。
本著は明解な解決策を提案するものではない。世の中に存在する多くの女性のリアルな声と問題点を提示する内容となっている。
厚生労働省の統計で、問題となっているケースは以下の通りだ。
・非正規雇用の多さと低賃金による収入不足
・配偶者や家族の扶養がない場合の生活の脆弱さ
・女性の働き方や賃金格差(正社員でも賃金の上昇が男性ほど見込めない)
・社会保障制度が結婚・家族モデルを前提としており、独身やシングル女性への支援が不十分
・コロナ禍で非正規雇用女性 -
購入済み
不倫は身を滅ぼすわな
作品とかで創作で見るのはエエけど 不倫はアカンワ!誰も幸せにならへんわ!このときばかり愛してるとか言っても ばれたらはいさよなら 笑えるわな
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無料版購入済み
マッチングアプリは手軽に利用できますが、危険に巻き込まれてしまいます。マッチング相手に会いに行くが、現実の相手は、写真ねつ造や嘘プロフなど、あるあると共感しました。良い条件ほどワケありです。
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Posted by ブクログ
2017.03.12
本当にリアルな内容だったけど、嫌悪感を感じる女性ばかり…自業自得だろって思うけど、なんかわかる…と思ってしまったり。
それでも同じ年代でもきちんとやってる人はいるしね。
やっぱり義務教育でお金の使い方、増やし方を教えるべきだと思う。
みんな、一生付き合っていかなきゃならない自分のお金に無頓着すぎ。
知ってるとトクをして、知らないと損することばかりなのに。そんな無頓着な人たちから1円でも掠め取ってやろうと企業は必死でいらないものや変なサービスを広告したり宣伝してるのに。
自分のお金は自分で稼ぐ、守る、勉強する。他人に頼ってはいけないと改めて思った。
専業主婦になりたいなん