あらすじ
沼とは何か?……ある特定のことにはまったり、収集がやめられないことを「沼にはまる」と言います。アルコール、セックス、自傷、ギャンブルなど「依存症」とは異なり、クラファン、SDGs、通販など、コロナ禍の影響も考えられる新たな沼も出現しています。これまで500人以上を取材してきた著者が、実際に「沼にはまった人々」のインタビューを紹介しながら、さまざまなデータを駆使し、沼の正体を初めて明かす。
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Posted by ブクログ
沼にはまる人々を俯瞰的にみている視点が面白い。
ぼくは無趣味な人間。何かを始めようと思ってもなかなか長続きしない。なので、沼にはまっている人を、羨ましいと思うことも多々ある。かっこいいなって。
でもはまっている人には、その人にしかわからない事情があることがわかった。
そのまま沼にはまっていく人。ある日、突然沼から抜け出せる人。沼とどんなふうに付き合っていけばよいか。それは、その人にしかわからないことなんだと、わかった。
Posted by ブクログ
様々な沼にハマった人が紹介されている本です。
ホスト、プロレス、観劇、ラーメンから、不倫、SDGs、コロナ警察など多岐にわたって紹介されており、最初は「これらを同じ『沼』でくくっていいものか」と少し疑問に思いました。しかし、程度の違いはあれど「近視眼的になってそのことばかり考えてしまう」「生活に支障が出る」という意味では同じなのかなという気がしました。
最後の方で沼が分類されているのですが、個人的にはあまり納得がいかず、かといって良い代案も出てきていないんですよね。私としては、ドーパミンやセロトニン、オキシトシンといった脳内物質と結びつけて、グラデーションをつけて分類してみるのがいいのではとも思いました。ただ、沼にハマっている人を見てみると、そこに「アイデンティティ」も絡んでくるようなので、シンプルに分けていいものか少し悩むところです。
著者も書かれていましたが、私自身はバランスを崩すほど何かにハマるということがないので、そういった沼にはまり込む人というのは少しうらやましかったりします。