七飯宏隆のレビュー一覧

  • 座敷童にできるコト

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    一番私の中で大きい作品です。
    内容はざっくりとしか覚えていませんが、大好きなのです^^
    またじっくり読み返したい一冊です。
    私と電撃文庫との出会いの一冊でもあります。
    頭の中にある座敷童というイメージが、ガラリと変わる作品です。
    また、絆を感じる作品であると思います^^

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    2012年02月04日
  • ルカ ―楽園の囚われ人たち―

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    凄く不思議な作品だったように思います。
    金賞の作品だった気が・・・
    なんていうか、覚えていないけど、凄く「人間」というものを考えさせられた作品だと思います。
    絵とミスマッチな内容でしたね。
    でもお互いがお互いを相殺していくような、読み終わってみれば、良い後味な作品でした。
    ちょっと変わった作品が読みたい方にオススメです^^

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    2012年02月04日
  • 座敷童にできるコト

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    一巻は普通。シャナ風な、萌え+バトル+ラブコメ、でまあそこそこな話。

    が、以降、伏線やら世界観やら、描いている人間関係がすごい。
    "結"が少し不満だが、他が補完している。

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    2012年01月24日
  • ルカ ―楽園の囚われ人たち―

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    七飯さんの大賞受賞作。
    滅んだ世界で唯一生き残った少女を中心に描かれる物語。
    そういう設定に弱いらしい(笑

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    2011年09月26日
  • ルカ ―楽園の囚われ人たち―

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    世界でただ一人生き残った少女は幸せに暮らしていました。その少女は五人の家族と愛犬と暮らしていました。でも本当は五人の家族はもう死んでいて、実は愛犬と少女だけが生きていて・・・・・・

    あらすじだけを読んで衝動買いした小説です。
    内容はとても綺麗にまとまっていて、途中で飽きることなく勢いに乗ってすんなりと読み終わりました。
    しばらく読んでいる内は「多分この後こうなるだろうなー」と思いながら読み進めていたのですが、読んでいる途中で急に意外な展開に変わりました。
    とてもおすすめです。

    この小説に文句があるとすればキャラクターデザインがイメージと合わなくて、小説の場面を頭で思い浮かべるのが少し困難だ

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    2010年03月05日
  • ルカ ―楽園の囚われ人たち―

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     私は七飯さんの作品はこれしか読んでませんが、大賞受賞作とだけあってやっぱり読んでいて苦がないです。新しい第三者の視点で描かれている物語は、読んでいても分かりやすくて良いと思います

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    2009年10月04日
  • ルカ ―楽園の囚われ人たち―

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    大賞受賞のオビ(+表紙)にひかれて購入。さすが大賞!はじめは展開がよくわかりませんでしたがよみすすめていくうちに納得!すごいです。

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    2009年10月04日
  • ルカ ―楽園の囚われ人たち―

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     作品の纏っている雰囲気は柔らかく、ストーリーにも特に難点をつける場所は見当たらない。しかし、終始漂い続けた暗さを和らげることは出来なかったのだろうか。あまりの暗さに暗澹たる気分になってしまった。確かにこの暗さは作品の中核を成すテーマ性を背負ってはいるが……。
     もう一つの特徴としては物語の語り部となる人物が箱庭で暮らしている人々に対して半客観的な立場にいる点。この物語は読者からすると主人公に見えてしまう少女ではなく、あえて機械を語り部にする事で徹底した暗さを保っている。
     他の人物たちとは一線を画する「彼」が途中で巻き起こす騒動は正しく恐ろしいの一言に尽きる。
     この作品では現状に至るまでの

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    2014年11月14日
  • タロットの御主人様。(3)

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    読書録「タロットの御主人様。3」4

    著者 七飯宏隆
    イラスト YUKIRIN
    出版 電撃文庫

    P59より引用
    “彼女が身につけているのは、なんと今にも弾け飛んでしまいそ
    うな、細く頼りない紐だけ。”

     目次から抜粋引用
    “青い海とマイ海の家
     激突!?ビーチバレー
     初めての遭難
     秘密のヨバイと冬コート女
     月と彼女と夏の夜の夢”

     正確な占いの力を持って、国に強い影響を与えてきた家系の後
    継者でありながら、落ちこぼれている男子高校生を主人公とした、
    ラブコメライトノベル。
     夏、海水浴場、主人公たち御一行は臨海学校に参加し…。

     上記の引用は、普段おとなしいクラスメイトについての

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    2014年03月12日
  • 座敷童にできるコト

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    読書録「座敷童にできるコト」4

    著者 七飯宏隆
    イラスト 池田陽介
    出版 電撃文庫

    P148より引用
    “時代が下って人間が洋服を着るようになれば、座敷童もそれに
    合わせるのは理の当然。”

     目次から抜粋引用
    “開かずの間の座敷童
     豊葦学園の怪しい人々
     第八天神話矯正網
     すれ違う夜
     七層からなる天界”

     長年苦労してきた男子高校生を主人公としたライトノベル。
     豊葦学園への入学が決まり、学生寮に入ることになった主人
    公・守谷克喜。無地のはずの部屋のドアを開けたら、そこには…。

     上記の引用は、やり手青年実業家のような容姿をした座敷童の
    言葉。その時代の文化に溶け込んできたとの事

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    2014年03月06日
  • 放課後限定勇者さま。(2)

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     惜しいシリーズだと思う。物語を展開していく起点である二巻として、申し分のない内容だったのだから。
     主人公の手ぬるい思考が危機を招き、イノベーションを促す流れは非常に良い。この巻だけで見ると、そこそこイライラしたけれど、シリーズとして考えるならこの失敗は必要だと思える。
     問題は、次が出ていないことだけど。もしシリーズが続くとしたら、この刊行ペースでは完結まで二十年は掛かりそうである。どんな大長編だ。

     良い作品だが(ガレオス的な敵に液状化を理由として設けたところなど、相変わらず設定の詰め方は好意が持てる)、そこまで追いかけきれないのでドナドナとする。

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    2013年10月05日
  • 放課後限定勇者さま。

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     少し惜しい作品だ。彼の厭世的な思考が、いまひとつまとまりに欠いている。ここが整理されていれば、よくまとまった作品として評価できるのだが。
     王道の物語を丁寧に設定していて、通訳猫や緑髪の植物人間など、その辺の詰め方は好感が持てる。
     終盤の展開はやや駆け足だが、これもこれで悪くない。彼の勘違い(魔王についての)は意外性に欠いているが、これは伏線の張り方に問題があったかな。
     猫の罵りには、時折キラリと光るものを感じる。古き良き(良き?)時代のライトノベルらしい台詞遊びである。

     総じて、やや描写が荒いがなかなかの作品だと思う。このシリーズは買いだな……と思ったら、2巻までしか出ていないらし

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    2013年10月18日
  • タロットの御主人様。(9)

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    次でもう終っちゃうのかぁ
    今のところ1巻の冒頭にどう繋がるのか謎ですけど
    ハッピーエンドなると信じてますから…

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    2010年09月18日
  • タロットの御主人様。

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    巻が進むにつれ、バトルが少なくなっているのが残念でならない。
    ってか、バトルがちょっと状況がわかりづらい。
    詩篇の無理矢理なカタカナ読みが好きです(笑)
    タロットモチーフだし、謎とか解明されていくのが楽しみ。
    キャラの容姿と言葉遣いがいまいちマッチしてなくて慣れるまで時間がかかりました・・・。最初のほうの主人公の顔が映ってないのもすごく残念。是非、主人公をがっちりカラーで見たい。

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    2010年07月30日
  • タロットの御主人様。(7)

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    秋人の学校で文化祭が始まる。そこへ「審判」「女帝」「力」の三枚(三人)のカードが現れる。
    真冬・アメジスティアも登場して場は盛り上がります。そして名は明かしませんが何人かはこの先の話に深く関係がありそうです。
    相変わらずヘタレ・鈍感・駄目占現師と言われながらもタロットとの微妙な関係が面白いでしょう。
    2009・7・10 初版 353ページ

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    2011年08月14日
  • ルカ ―楽園の囚われ人たち―

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    これから始まる生活の始まりの事件って感じでした。
    最初はあんまり面白くないなーと思いましたけど最後はなんだか凄く切なく感じました。
    世界の終わりから逃れようとしないでそれを受け入れているのでそれがとっても新鮮でした。

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    2009年10月04日
  • タロットの御主人様。(9)

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    本巻を含めて、のこすところあと2巻となりましたが、基本的なストーリーの流れはこれまでと同様で、前半はいつも通りのコメディ、後半になって本筋の展開に入っていきます。

    今回はヴァレンタイン回ということで、ヒロインたちが秋人にプレゼントするチョコレートをつくろうと計画し、さまざまな駆け引きがおこなわれます。

    後半は「恋人」のカードが登場し、秋人たちのチームと真冬たちのチームが戦いを繰り広げます。そのさなか、ついに「ジョーカー」が秋人たちの前に姿を現わすことになります。

    これまでもしばしば言及されていた、アメジスティアたちの所属する「宮殿」の黒幕たちがようやく表に出てきましたが、まだストーリー全

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    2019年12月29日
  • タロットの御主人様。(8)

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    今回は、籐子の実家が経営する、拡張現実を応用したテーマパーク「ワールドアヴァロン」が舞台です。

    ついに香澄が秋人に告白し、その結果を知ろうとする他のヒロインたちと、それを阻止しようとする結夏がテーマパークを駆けまわっての攻防戦を繰り広げます。

    今回の敵となるタロットは、拡張現実の舞台を駆使して秋人たちのチームをピンチに陥らせるなど、ひねりの利いたキャラクター設定になっています。ただ、タロットを獲得するたびに次々にヒロイン増員となるため、そろそろさばききれなくなってきているような印象もあります。そろそろオチのつけどころなのであまり心配することはないのかもしれませんが、ヒロイン一人ひとりの心情

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    2019年12月28日
  • タロットの御主人様。(7)

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    今回は、第1巻のときから言及されていた文化祭イヴェントです。

    「占い喫茶四阿」という出し物で優勝をねらう秋人たちのクラスでしたが、文化祭の最中に香澄がついに秋人に告白をするという決断をくだします。いよいよ文化祭当日、アメジスティアや真冬たちまでもが姿を見せ、混乱するなか秋人の命をねらう「審判」「女帝」「力」の三人のタロットたちが接近します。

    あいかわらず、前半ではドタバタコメディ、後半でようやく本筋に入るというパターンで、ひねりがないといえばその通りですが、ブレることがないので安心して読むことができます。とはいっても、そろそろ物語も終盤にさしかかってくるころなので、これまで小出しにしてきた

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    2019年12月28日
  • タロットの御主人様。(6)

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    祖母の四季の式神であるジブリールの寿命が近づき、秋人たちは彼女を救うため、四季の守り手だった志摩桜(しま・さくら)のもとへと旅立ちます。そこで彼らは、フェレンバーグ・ノワゼットというおかしな日本語を使う外国人美少女と知り合いになり、彼女と行動をともにすることになります。

    こうして無事に桜のもとにたどり着いた秋人は、ジブリールを助けるための「儀式」がおこなわれる時を待ちます。そんななか、香澄たちはモイラという名前のシスターに出会い、彼女と心を通わせあうことになります。

    今回はストーリー上の大きな動きはありませんが、ノワゼットことグレイローズという攪乱要因が投げ込まれることになり、今後どのよう

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    2019年12月27日