【感想・ネタバレ】放課後限定勇者さま。のレビュー

あらすじ

『将来の夢はニート、もしくは引きこもり』である人生マイペース主人公・格里終夜は、なぜか突然異世界に召喚された。そして、いかにもファンタジー世界な宮殿の中で、露出が激しい装備品を着けた美少女から、「ともに魔王を倒してくれ」と誘われた。よくよく話を聞いてみると、どうやらぼくは勇者らしい……って、なんだ、このベタな展開は!?今日びゲームでもそんな展開は飽きられてるってのに……。てか、ぼくはただのニート志望の高校生なんだけど。──そんなニート“勇者”が世界を救う!?露出豊富な王道ストーリー登場!

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Posted by ブクログ

 少し惜しい作品だ。彼の厭世的な思考が、いまひとつまとまりに欠いている。ここが整理されていれば、よくまとまった作品として評価できるのだが。
 王道の物語を丁寧に設定していて、通訳猫や緑髪の植物人間など、その辺の詰め方は好感が持てる。
 終盤の展開はやや駆け足だが、これもこれで悪くない。彼の勘違い(魔王についての)は意外性に欠いているが、これは伏線の張り方に問題があったかな。
 猫の罵りには、時折キラリと光るものを感じる。古き良き(良き?)時代のライトノベルらしい台詞遊びである。

 総じて、やや描写が荒いがなかなかの作品だと思う。このシリーズは買いだな……と思ったら、2巻までしか出ていないらしい。これは打ち切りなのか?

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2013年10月18日

Posted by ブクログ

一巻に詰め込みすぎていた印象を受けた。
せっかく主人公のいる地球とヒロインがいた世界があったのにヒロインの世界があまり語られず三つ目の世界が出てきてしまってごちゃごちゃした感じになってしまっていた。
物語自体は王道で面白かった。主人公の特殊能力に驚かされたが。

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2014年04月20日

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