澤口俊之のレビュー一覧

  • 「学力」と「社会力」を伸ばす脳教育

    Posted by ブクログ

    初めは、早期英才教育必要!なるべく早い時期に読み書き+音楽が必要であるという主張に見えたが、読み進めるうちにどうやら違うということがわかり、ホッとした。
    早期英才教育は不要とはっきり書いてある。もっというと、人間性知能の発達のマイナスになる可能性がある。

    「幼児脳育成ポイント」
    2歳までの乳児期で伸ばすべき最重要な脳領域は脳幹。脳幹の発達にはカンガルー育児と母乳が大切。
    3歳頃から「幼児脳」に移行し、それが8歳頃まで続く。この時期最も発達させるべき脳領域は前頭連合野。そして、この前頭連合野の発達に寄与するのが、下記の項目。5歳児を対象とした調査結果である。
     母親との接触時間が長いこと
     テ

    0
    2024年10月06日
  • 「学力」と「社会力」を伸ばす脳教育

    Posted by ブクログ

    うちと同じで子が8歳以降なのに読んでしまった人へ
    ・言語能力は8歳を超えてもかなり習得可能
    ・概ね普通の環境で育てていれば伸ばすとか伸ばさないとか言うほど差が出るものでもないだろう(個人訳)
    辺りはほっと胸を撫で下ろすだろう


    全体として8歳以降は何しても無駄!といった内容ではあってそこはどうなんだろう?体感的にそんなこともないのでは?と話半分に読みつつも
    ・一般的な知能と社会力との脳における関係
    ・反社会的人格障害の説明
    ・よく小説などでも主題に上がりがちな「人はなぜ人を殺してはいけないのか」に対する答え
    はなるほどと思った

    突出した能力のある子の他の部分を伸ばそうとすると、突出した能力

    0
    2024年05月28日
  • 「やる気脳」を育てる 子どもの脳がぐんぐん育つ

    Posted by ブクログ

    科学的な意見で今の教育に関して物を申している書である。中でも興味深いのは日本人、朝鮮民族、中国人の箸を使い魚を食べる人種が世界の中でIQがトップだという事が科学的な根拠で説明されていた。
    少し強引な内容もあったが、テレビで拝見している通りの著者であると思う。

    0
    2023年06月25日
  • 仕事力が劇的に上がる「脳の習慣」

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    適応する能力を知能と定義している。
    低知能のほうが退職しやすく、高知能のほうが年収も多い。知能とは、前頭前野の能力=HQ。
    知能が高いほど、健康で長寿。
    70歳を過ぎても神経細胞は増えて脳も大きくなる。
    有酸素運動で前頭前野が若返る。
    頻繁なボランティアも運動並みの効果がある。
    モノを買うより経験を買ったほうが幸福度は高くなる。
    自然修正旅行=前頭前野をもとの状態にする。電子機器は使用不可。バックパッキング。


    再読記録
    脳トレは非科学的なものが多い。
    70歳を過ぎても神経細胞は増える・
    自重運動でがんの死亡率が下がる。
    ボランティアは有酸素運動並の効果。
    自然修正旅行=3日間自然の中にいる

    0
    2024年05月27日
  • 「やる気脳」を育てる 子どもの脳がぐんぐん育つ

    Posted by ブクログ

    幼いころの環境や遊び等の教育がいかに重要であるか、よく分かった。

    小一プロブレムといったキーワードが聞かれることもあるが、小学校が未就学児の教育に力を入れている様子はあまり見られないので、起こるべくして起きる事象なんだろうな、と思った。

    0
    2014年11月29日
  • 「やる気脳」を育てる 子どもの脳がぐんぐん育つ

    Posted by ブクログ

    怒りすぎは良くないけど、全く怒らないのもいけないんだな。
    ダメなことはダメって言わないと。

    先生とのエピソードはびっくり。
    人間、いい面を見て、そのことを褒めないとね。

    0
    2014年05月04日
  • 「学力」と「社会力」を伸ばす脳教育

    Posted by ブクログ

    脳のそれぞれの能力はだいたい8歳頃までに成長の臨界期を迎える。
    HQ(人間性知能)を伸ばすこと、育成することが子どもの将来のためには重要。そのためにはどうするか?

    ○乳児期(生後~2歳頃)
    ・生後6ヶ月までは母乳のみで育てる
    ・神経回路が発達する時期。豊かな環境、特にクラシック音楽を含めた多様な環境に触れること

    ○幼児期(3歳頃~8歳頃)
    ・前頭連合野が発達する時期。
    ・HQ育成サイクル「目的の設定→努力→目的の達成→より高いレベルの目的の設定→努力・・・」で未来志向的行動力を総合的に育成
    ・目的=子どもの好奇心・探究心から発生
    ・仲間同士での集団遊び(けんかも大事)
    ・母親、祖母と過ごす

    0
    2011年05月28日
  • あぶない脳

    Posted by ブクログ

    人間と社会にまつわる身近な話題を脳科学と社会生物学の視点から解いた本として読んだ。メカニズムを脳科学で、適応意義を社会生物学で説明している。記述が平易でユーモアもあるので気楽に読める。ただ、TVなどを通じてよく聞く話も多い。もっと突っ込んだ脳科学の解説あったほうが良かったと私は思う。タイトルから脳科学がメインの本だと予想していたので、物足りなく感じた。それでも知的好奇心を刺激される本であることには変わりはない。

    0
    2009年10月04日