林トモアキのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
このシリーズの最終巻です。
本当に感慨深かった一冊ですね。
伊織を助ける為に魔王として頑張る鈴蘭たちがかっこよかったです。
預言者側の神殿協会員と聖女(鈴蘭)側に別れての戦闘は悲しいと、皆を説得してみせた律子さん最高にかっこよかったです。
そして復活した沙穂に感動。
しかしあのキャラの違いはギャップが激しくて、きゅんきゅんしました!(笑)
何だあの笑顔満開なキャラは!爽やかな沙穂は!
ナイス、ドクター!
あとは今回ドクターたち魔人の過去に関係ある魔人との戦闘など、色々ありました。
一番印象に残っているのは、ドクターですね。
お兄ちゃんと弟の確執。長かったですね…。
というか、本当魔人たちって常識の外側だなおい!てな突っ込みが多い一冊でもありました。規模が大きいですよね。
そして新キャラ、ブレザー姿の少女マリアクレセル。この子いいキャラだったです。出番少なかったというか、後半少ししか出てきませんでしやが。
リップルラップルとのセットが良かったです。姉妹は可愛いなぁやっぱり(笑)神殿協会の壁画の件も面白かったです。
しかし、この作品では物語の都合上なのか欠席キャラが多かったですね(笑)
風邪引いたから来れないとか、老体にはきついとか…本当、最終決戦なのに緊張感がない(笑)
マリーチも可哀想でしたね。でも最後は戻ってくれて嬉しかったです。
リップルラップルの竜攻撃も凄かった…!
あとは、本当のラスボス・伊織もといアペイロンですね。
展開的には私好みだったです。
鈴蘭も迷わず殺されちゃって…。
でも鈴蘭は神殺しの一族ですしね。しかも魔王ですしね。
ここら辺の鈴蘭らしさや、このシリーズらしさの常識破りな感じが良かったです。
こうじゃなきゃこのシリーズらしくなかったと思います。
しかも最後、ミッペルテルトスライムをゲットするリップルラップル。
そういやこの子好きだったんだよね…なんて思わず遠い目をしてしまいました。
でも、おいしいとこ掻っ攫った筈の伊織よりも、ドクターの方が印象に残ってるのは何故でしょうか…(苦笑)あとは律子とか…。うん。
でまあ、最後の鈴蘭らしかったですね。
自分が楽しくなくちゃ意味がない的なことを言った鈴蘭は、本当にかっこいいと思いました。
そして最後の二千年前の聖人も〜というところ、かっこよかったです。
そしてエピローグ的なものですが、何だか本当に丸く収まって良かったです。
死んだ人が生き返るとか、かなり無理やりだし夢見がちですが、それでもこのハッピーエンドは本当にいいエンドです。
本当に王道な終わり方な筈なのに、本当に良かったと心から思える終わり方でしたね。
で、最後のメイド長鈴蘭。素敵すぎます。
最近はめっきり影が薄かった悪の組織ですが、最後は本当悪の組織っぽかったです。
流石悪役ですね!
本当に綺麗で爽快な完結でした。
温かく見送ることの出来る感じで…。
これから先のことが気にならないと言えば嘘になりますが、本当に良かったです。名作だと思います。
で、続編読んじゃった私です。あはは(笑) -
Posted by ブクログ
シリーズも後半戦です。
これは本当に切ない一冊です。
そして覚悟の一冊でしょうか。
まずリップルラップルの友人登場。
セリアという子狐です。
そしてクーガーさん登場。この人は本当にいい漢です。格好いい。
自分を犠牲にしてまで世界を変えて、セリアを守ろうとした彼に涙。
本当に感動の一冊でした。
おちゃらけた人っぽい印象の強かった彼ですが、本当にいい人です。
セリアとクーガーの絆の一冊ですね。
そして今まで、どっちつかずだった鈴蘭もクーガーさんのお陰?で覚悟を決めます。
敵もはっきりしましたし、後はもう進むだけといった感じです。
やっと鈴蘭が動きます。
今まで動くには動いてたんですけど、他のキャラが濃すぎて辛かったですから…(汗)
裏タイトルは「鈴蘭、始動」でしょうか?
にしても最近は伊織の影が薄い(笑) -
Posted by ブクログ
今回は、みーこさんのお話です。
のんびり萌えっこメイドさんだったみーこさんの覚醒話。
みーこさんの為に頑張る翔希に注目です。
魔人組織ゼピルムというのも出てきて、ここのエスティがね。うん。
あとは、これといった技も何もなかった鈴蘭ですが、魔王らしい技登場です。
魔王候補として影の薄かった?彼女ですが、今回で変わります。
覚悟を見せて伊織家地下に居た魔族を引き連れ、(騙されてゼピルムと)逃げるみーこさんと翔望を追いかけるところなんて爆笑ものです。
終盤は、みーこさんも記憶が戻り、みーこさまとしてご降臨するわけなんですけど、やっぱり前巻までのみーこさんが居なくなってしまったのは寂しかったです。
伊織にどついてどつかれて、みたいな感じでよかったんですけどね…。
そして最後には、預言者マリーチ登場。
この人についての詳しいことは伏せますが、可哀想な人ですね。
とにかくこの話はそれぞれのキャラが格好良くて、そして抜けていて、でも強いです。
ギャグも面白かったです。 -
Posted by ブクログ
やっぱり王国軍記物とか好みなんだなぁと再確認したさせてくれた良作。
主人公が国を動かせる立場にいる作品よりも王に近い立場にいる人間たちがあくせくしている作品のほうが好みのようだ。
この作品では武力の否定をしているわけではないが、それ以上に魅力的なのは武力よりも口先で天下を取ろうとする豪胆さだろうか。ラストにてマヒロが言った台詞が印象的。
ただ、そんな表現をしてしまうと周り全てを騙し頂点を目指す内容だと思えてしまうがそんなことは無くて、基本は阿呆なノリである。阿呆過ぎる。阿呆だ。特に通貨単位が円なところは最高にツボにハマる。普通異世界ファンタジー物なら独特の通貨単位を使うだろうに円である。もう最高。
随所に散りばめられたギャグが読んでいる人の気分を明るくさせ、更にはマヒロ王子の性格を読者にまで勘違いさせる手腕は流石だと思う。