林トモアキのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
このシリーズの最終巻です。
本当に感慨深かった一冊ですね。
伊織を助ける為に魔王として頑張る鈴蘭たちがかっこよかったです。
預言者側の神殿協会員と聖女(鈴蘭)側に別れての戦闘は悲しいと、皆を説得してみせた律子さん最高にかっこよかったです。
そして復活した沙穂に感動。
しかしあのキャラの違いはギャップが激しくて、きゅんきゅんしました!(笑)
何だあの笑顔満開なキャラは!爽やかな沙穂は!
ナイス、ドクター!
あとは今回ドクターたち魔人の過去に関係ある魔人との戦闘など、色々ありました。
一番印象に残っているのは、ドクターですね。
お兄ちゃんと弟の確執。長かったですね…。
というか、本当魔人たちっ -
Posted by ブクログ
シリーズも後半戦です。
これは本当に切ない一冊です。
そして覚悟の一冊でしょうか。
まずリップルラップルの友人登場。
セリアという子狐です。
そしてクーガーさん登場。この人は本当にいい漢です。格好いい。
自分を犠牲にしてまで世界を変えて、セリアを守ろうとした彼に涙。
本当に感動の一冊でした。
おちゃらけた人っぽい印象の強かった彼ですが、本当にいい人です。
セリアとクーガーの絆の一冊ですね。
そして今まで、どっちつかずだった鈴蘭もクーガーさんのお陰?で覚悟を決めます。
敵もはっきりしましたし、後はもう進むだけといった感じです。
やっと鈴蘭が動きます。
今まで動くには動いてたんですけど、他の -
Posted by ブクログ
今回は、みーこさんのお話です。
のんびり萌えっこメイドさんだったみーこさんの覚醒話。
みーこさんの為に頑張る翔希に注目です。
魔人組織ゼピルムというのも出てきて、ここのエスティがね。うん。
あとは、これといった技も何もなかった鈴蘭ですが、魔王らしい技登場です。
魔王候補として影の薄かった?彼女ですが、今回で変わります。
覚悟を見せて伊織家地下に居た魔族を引き連れ、(騙されてゼピルムと)逃げるみーこさんと翔望を追いかけるところなんて爆笑ものです。
終盤は、みーこさんも記憶が戻り、みーこさまとしてご降臨するわけなんですけど、やっぱり前巻までのみーこさんが居なくなってしまったのは寂しかったで -
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Posted by ブクログ
やっぱり王国軍記物とか好みなんだなぁと再確認したさせてくれた良作。
主人公が国を動かせる立場にいる作品よりも王に近い立場にいる人間たちがあくせくしている作品のほうが好みのようだ。
この作品では武力の否定をしているわけではないが、それ以上に魅力的なのは武力よりも口先で天下を取ろうとする豪胆さだろうか。ラストにてマヒロが言った台詞が印象的。
ただ、そんな表現をしてしまうと周り全てを騙し頂点を目指す内容だと思えてしまうがそんなことは無くて、基本は阿呆なノリである。阿呆過ぎる。阿呆だ。特に通貨単位が円なところは最高にツボにハマる。普通異世界ファンタジー物なら独特の通貨単位を使うだろうに円であ -
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