紙上ユキのレビュー一覧
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不思議なお話が大好きなのと、作画の先生が好きなので読んでみました。
主人公の少年がかわいいし、お話はしっかりしており、ちょっと古い時代でありつつなんとなくイメージもつく時代設定ということもあって、すんなり読めます。
これからの展開が楽しみです。 -
舞台は架空の日本、明治~大正あたりの時代設定。文体だったり、作品全体に漂う雰囲気がすごく好みだった。第一話は確かコバルト本誌で読んだのだけど、そのときから「これは書籍化したら買おう」と決めていたほど。夜見坂少年の年齢不詳な感じもいいなあ、と思う。現在三巻まで刊行されているのだけど、また続き出ないかな...続きを読むPosted by ブクログ
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タイトルから妖怪ものかなと思って購入したのですが、人間の情を色濃く書いたミステリーでした。
大正時代の日本のような国で、金物屋を営む少年が副業のまじない屋を通じて事件に関わっていくという筋書き。ほとんど異能の力は出てこず、陰鬱でどこか懐かしい世界で生きる人たちの秘密が事件の鍵になっています。
切った...続きを読むPosted by ブクログ -
面白かった。妖物と思って購入したけど、普通のミステリーだったーって思ったけど、やっぱり不思議物だった。おもしろ〜い。Posted by ブクログ
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他界した先代から引き継いだ金物屋を営む夜見坂少年。引き継いだのは金物屋だけでなく、副業の「まじない屋」もで・・・。その「まじない屋」に依頼された不可思議なことの裏にある真実を夜見坂少年が解き明かしていく・・・。これがデビュー作だそうですけど、なかなか読みごたえがあって、面白かった。大正から昭和初期あ...続きを読むPosted by ブクログ
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シリーズ3作目。年上の甥になる刑事・静から人身売買事件の噂を聞いた夜見坂少年は、静に悪者をひっくくらさせてあげると噂の屋敷に行くのだが・・・。夜見坂少年にとっては、楽しい冒険旅行なのだろうけど、何も知らされず付き合わされた千尋が災難。千尋さん、もっと怒ってもいいぞ。そこをのぞけば、悪者と思われてた梓...続きを読むPosted by ブクログ
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シリーズ2作目。「神隠し」と「反魂香」の2つのお話。お嬢様と使用人、兄と弟、どちらのお話も、思う気持ちが伝わってきて、よかったです。ただ、特に「反魂香」は、途中からセリフが長く小難しくて、ちょっと読むのが疲れてくる。ここまで、くどくどと語らせなくても・・・と思ったりです。Posted by ブクログ
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副業のまじない屋は嫌いなのに、ときどきおもしろいって言っていたけれど、今回はどういうことが面白いのか次巻が気になります。
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前半、小気味よいお話。好き。後半、葉月の頭のかたさにイライラしながらも、このイライラできる思考回路って大事なんだなーと思ったり。でもさすがに語りが長かったー。Posted by ブクログ
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ハッピーエンドを愛するカミサマのお話。…って言っちゃうとだいぶ語弊があるかな(笑)千尋さん、表紙も設定もすごいイケメンなのに、扱いがとても雑。Posted by ブクログ
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その金物屋の副業は、まじない屋。
よくある事、といえばそうな、1話目。
この頃の女性の地位の低さと身分の上下がすごいです。
そして思い切りの良さも…。
2話目は、それで家族の気が収まって落ち着くなら
やってもいいのでは? と思いますが。
権威の方々は、自分こそが正しい、という判断が
いつ間違ってい...続きを読むPosted by ブクログ -
亡くなった祖父から金物屋+副業のまじない屋を引き継いだ夜見坂少年が遭遇した3つの事件。
ホラー+ミステリーみたいな話。呪いや悪気、殺人事件も出てくるけれど、ホラーとしてもミステリーとしてもすごくあっさりしている。その辺りを期待して読むと、少し物足りないかも。
年齢の割には分別臭くて、洞察力が優れてい...続きを読むPosted by ブクログ