北林一光のレビュー一覧
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ネタバレ長野県安曇野で半年前に失踪した妻の頭蓋骨が見つかり遭難死とされたが、主人公は用心深かった妻が山で遭難したことに納得できなかった。
そしてその後、同じような女性の失踪事件が次々と発生し、主人公は妻の死の真相を追い求める、というお話。
この時期に読むからこそ改めて恐怖を感じる内容で、ハラハラさせる描写も度々あり面白かったものの、正直もう少しクライマックスを長く楽しみたかった節もありました。そう感じる理由がまさに解説に書かれており、とても納得しました。どうやら著者は以前映画の宣伝会社に勤めており、映画を作るとしたらという視点を小説に持ち込んだ故の起承転結だったというのです。その視点だとあれがこうなっ -
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長野県安曇野。三井周平の妻は山で行方不明になり、半年後に頭蓋骨が見つかった。三井は悲観に暮れながらも、遭難したとみられる場所から遠く離れた所で骨が発見されたことに疑問を抱く。
数週間後、沢で写真を撮っていた女子大生が行方不明に。捜索を行う三井たちをあざ笑うかのように、第三の事件が起こる。
山には一体、何が潜んでいるのか?
作者さんの亡きあと、ご友人たちの手によって単行本化したパニック小説です。
大学時代の美術史の先生が、「人間が無手で勝てる動物なんてチワワくらい」とか言ってたのが今も思い出に残っているのですが(何故美術史教師がそんな話をしていたのか)、個人的にはどんな動物にもあまり勝てる -
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☆☆☆.5
一気読み!ノンストップサスペンス。
自然豊かな長野県の山中。
美しい景色と空気に私たちは癒される。だけど、次の瞬間には全てを恐怖へと変貌させてしまう。抗うことも諦める猶予も与えず、なすすべもなく〝それ〟はいとも簡単に命を奪う。
正体不明の〝なにか〟と闘うモンスターホラーかと思っていたけど、本物のモンスターだった。
行方不明となった妻が山中から無惨な姿で発見された。男の心の傷も癒えぬ中、今度は女子大生が消えた。2人の疾走に関連性はあるのか。
ここから恐怖の輪がどんどんと広がり、一転二転とするたび心拍数が上がってゆく。
ひと言にモンスターが悪い!と言えないもどかしさがある。犯人探 -
Posted by ブクログ
ダブルカバー。内側の方が好きだなあ。
山で起きる、不思議で恐ろしい事件。何の仕業でこんなことに?、と気になってどんどん読める。ホラーっぽいのかなと思っていたけれど、霊的な怖さではなかった。
でも怖い! 惨殺され具合がエグイんだもん。淡々としているようで描写はこまかいので、割と冷静に想像して『うえー』と思ってしまった。
人間のやることが後手後手になってしまう感じ、リアルだなと思った。最後の種明かし、面白かった。ちょっと不安要素残るところも好き。映像で見たら楽しそうだなと思った。
周平のセリフで、「おれの家に泊まりたまえ」というのはちょっと古くさく感じたな。48歳くらいだと思うけど、「〜〜 -
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