北林一光のレビュー一覧

  • シャッター・マウンテン

    Posted by ブクログ

    ジャンルわからないままに読み始めました。
    熊系?災害系?人的系?と思ったら〇〇ホラーでした。これから活躍してくるかと思う人がどんどん死んでいきますし、真相もラストで突っ走って判明します。軽く読むのに良い感じでした。

    0
    2025年01月21日
  • ファントム・ピークス

    Posted by ブクログ

    ☆☆☆.5
    一気読み!ノンストップサスペンス。
    自然豊かな長野県の山中。
    美しい景色と空気に私たちは癒される。だけど、次の瞬間には全てを恐怖へと変貌させてしまう。抗うことも諦める猶予も与えず、なすすべもなく〝それ〟はいとも簡単に命を奪う。

    正体不明の〝なにか〟と闘うモンスターホラーかと思っていたけど、本物のモンスターだった。

    行方不明となった妻が山中から無惨な姿で発見された。男の心の傷も癒えぬ中、今度は女子大生が消えた。2人の疾走に関連性はあるのか。
    ここから恐怖の輪がどんどんと広がり、一転二転とするたび心拍数が上がってゆく。

    ひと言にモンスターが悪い!と言えないもどかしさがある。犯人探

    0
    2024年06月15日
  • ファントム・ピークス

    Posted by ブクログ

    馴染の深い安曇野が舞台の小説。登山、キャンプやる人には読んでもらいたいような、そうでないような。でも、正しい知識と対策は必要です。

    0
    2024年06月11日
  • シャッター・マウンテン

    Posted by ブクログ

    シャッターマウンテン…山から出られなくなり怪異や自然の猛威が襲って来るホラーサスペンス?な1冊でした

    0
    2024年01月02日
  • シャッター・マウンテン

    Posted by ブクログ

    山岳写真のような美しい描写と、圧倒的な自然の脅威。小石のように翻弄され、命を落とす人間。
    エネルギー量がすごい。息が止まるようなシーンが次々展開されます。
    幽霊出てくるんですが、最初幻覚を見せるようなガスが山に発生したんだと思ってました。オカルト要素は入ってほしくなかったかな。人間の情なんか一顧だにしない自然の力で十分震え上がってるのに。

    0
    2021年12月19日
  • シャッター・マウンテン

    Posted by ブクログ


    舞台が山だからあり得なくもない気がして怖かった。
    実際にあったと言われてもおかしくないような…
    怖面白かったです。

    0
    2021年11月21日
  • ファントム・ピークス

    Posted by ブクログ

    ダブルカバー。内側の方が好きだなあ。

    山で起きる、不思議で恐ろしい事件。何の仕業でこんなことに?、と気になってどんどん読める。ホラーっぽいのかなと思っていたけれど、霊的な怖さではなかった。

    でも怖い! 惨殺され具合がエグイんだもん。淡々としているようで描写はこまかいので、割と冷静に想像して『うえー』と思ってしまった。

    人間のやることが後手後手になってしまう感じ、リアルだなと思った。最後の種明かし、面白かった。ちょっと不安要素残るところも好き。映像で見たら楽しそうだなと思った。

    周平のセリフで、「おれの家に泊まりたまえ」というのはちょっと古くさく感じたな。48歳くらいだと思うけど、「〜〜

    0
    2021年11月07日
  • ファントム・ピークス

    Posted by ブクログ

    だんだん行方不明になったり、死者が出た理由や、犯人がわかってきて、面白かった。
    特に、その犯人を捕まえるための罠を仕掛けるところが面白かった。

    0
    2021年05月05日
  • ファントム・ピークス

    Posted by ブクログ

    このカバーの上にさらに、文字だらけの手書きポップのようなカバーが被せてあって、そこには
    「先が読めないから、最終ページまでぐいぐい引っ張られる。私は、こういう小説が大好きです!」宮部みゆき氏 絶賛!!
    と、あったが、はっきり言ってそれほどでもない。
    かなり早い段階で先は読めていた。
    が、つまらないわけではなく、それなりに楽しめました。
    中学生の頃に読んだ西村寿行氏の「魔の牙」をおもいだしました。
    それにしても、最近はこういう”ダブルカバー”っていうのかな? 流行り?

    0
    2021年03月10日
  • ファントム・ピークス

    Posted by ブクログ

    とある山で行方不明になった主人公の妻が、半年後に白骨死体で発見されるところから物語が動き出し、その後数人の行方不明者が・・・。
    面白く読めました。ハリウッド映画の様な情景が頭に浮かんでくるような小説です。
    あまり、やられたーとかそういうことかー見たいな感覚はありませんでしたが、飽きずに最後まで楽しく読むことは出来ました。

    0
    2020年12月12日
  • ファントム・ピークス

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    以前に読んだのだが、最近『羆嵐』を読んで思い出し再読。
    羆嵐の時代と比べると、人間は自然や野生生物に対して、ずいぶん傲慢に生きているのかもしれないと改めて考えさせられる。

    信州の山中で神隠しのように女性が姿を消す。
    主人公が妻の失踪と死の真実を追い、やがて羆が人を次々に襲うのだが、結末に向けてハラハラしながらも、羆の怒りと悲しみが胸にくる。

    0
    2020年09月12日
  • ファントム・ピークス

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    妻が突然山で消息をたった。同様の事件が続き、神隠しと例えられたが、それは恐るべき惨劇の始まりだった。

    0
    2020年09月04日
  • ファントム・ピークス

    Posted by ブクログ

    帯…というか、表紙買い。装丁の上に『「ファン・ピー」を知っていますか?』という表紙がもう1枚重ねられており、「宮部みゆき氏絶賛!!」に踊らされ手に取った。
    パニックスリラーというのはこういう感じかな?
    洋画によくある、正体は分からないけど、人々が見えない何かに追い詰められていき、恐怖の和が広がっていくヤツ←語彙力ww
    映画ではこういうパターンのは、ハラハラしすぎて苦手だけど、小説ならいける。
    けど、血なまぐさい描写がリアルでつい、想像しすぎると、読んでいて顔が歪む。
    読みやすかった。

    0
    2020年06月08日
  • ファントム・ピークス

    Posted by ブクログ

    前半まではホラーのようで、怖いながらも引き込まれて読み続けました。
    後半はなんとなくパワー不足に感じましたが、
    最後まで飽きずに読めました。
    動物の描写が物足りなかったように思います。
    行方不明の恋人を探す青年に感情移入。
    父親に殴られるあたりと、恋人の最後を推理して探すあたりがとてもリアルです。

    0
    2020年04月05日
  • ファントム・ピークス

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    “自然(動物)との共存”について考えさせられる、パニック小説でした。

    獣害については、実際に被害にあっている方々もいますし、偉そうなこといえる立場にないのですが、個人的な思いとして、やはり“人間がいらんことするから・・。”と感じてしまいます。
    本書に登場する、狂気のヒグマをここまで追い詰めてしまったのは、やはり人間ですし。
    小説内に出てきた荒廃したクマ牧場のクマ達への非道な処置の場面は本当に心が痛みました。
    小説の属性として、もちろん恐怖もありましたが、私は悲しい話だと思いました。

    0
    2019年09月28日
  • シャッター・マウンテン

    Posted by ブクログ

    前作2作品を読み、この作品を読み始めてから、作者がお亡くなりになったと知りました。

    内容については、好き嫌いが分かれる作品だ思います。かくいう私も、SFホラーっぽい内容に途中からお腹いっぱいになりました。

    作者の山の描写が素晴らしい分、佳代子や少女の現実離れした存在感が、時にやりすぎというか鬱陶しく感じてしまいます。

    ただ、作者の表現力の豊かさにより、どのシーンも情景が浮かんできます。これがこの作品のすばらしさではないかと感じました。

    もっと多くの作品を読んでみたかったです。

    0
    2019年01月13日
  • サイレント・ブラッド

    Posted by ブクログ

    今回はカクネ里住人の末裔が、特殊な能力で、下界の人を誘ったり事件を起こしたりするかと勝手に読み進めたが。
    前回同様山や森の描写は、目に浮かぶよう。 只、自然の山が厳しすぎて疲れる。

    0
    2016年02月11日
  • サイレント・ブラッド

    Posted by ブクログ

    前作のイメージで手に取りましたが、ソレよりかはずっと読みやすい内容だったナリ。
    いわゆる「ミステリー」作品だと言って良いと思う。
    この方は文章が上手い、だから余計この方の作品がもう発表されない事が残念ですね。

    0
    2015年07月20日
  • サイレント・ブラッド

    Posted by ブクログ

    1月-7。3.0点。
    行方不明の父親を探す、主人公。
    父親の出自の謎、自分のルーツに次々と疑問が発生。
    行方不明先近くの女性と、協力しながら捜索していく。
    精神世界系、オカルトの記述多し。さらっと読めた。

    0
    2013年01月24日
  • サイレント・ブラッド

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    前半はとても良かったのだが、だんだんとオカルトチックになってきて、あまり物語りにのめりこむことができなかった。
    さらに、登場人物の話し方が口語的ではなく、今時使わない言葉もちらほら出てくるので、少し読みにくかった。

    0
    2012年09月14日