新田一実のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
全ての始まりはここから。なのにシリーズとしては一番最後にこのシリーズを読んでるわけですが。
いつの間にか死んでた悠次。助けてくれたのは幼なじみの飼い猫のタマ。どうやらタマが自分に命を分けてくれたらしい。
その副作用として犬猫の言葉がわかるようになり・・・!!
不思議な聞き耳頭巾の力を利用して、ある女性の飼い猫ロキの訴えることを聞き取ろうとするが、断片的にしかわからず、誰かが彼女の部屋に入り込んでいるようで。
シリーズ最後まで読んでから最初に戻ったわけだけど、なにげに最初の方が面白いかも・・・。将も最後の方に比べたらまだまだ余裕のない雰囲気があるし。とはいえ物語のスタンスは最後まで変わらない感じ -
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Posted by ブクログ
新しく仲間?になったクロが今回はちょっと活躍。
今回は親族に振り回された将がちょっとイライラしてる感じで。
しかも悠次が就職して家を出て行くかも?ってので余計にちょっと神経質か?と思いきや、この問題数行で解決したんだけど~
もっとひっぱろうよ。モメようよ。そうじゃないのアッサリしすぎだよ。
お茶の師匠である将の祖母が、野点の帰りにひったくりに遭い、風呂敷包みを奪われたうえ転倒し、右腕を骨折!手術と短期入院を要するという。祖母から“思い出の品”である袱紗を取り戻してくれと頼まれた将は悠次と共に、カイザーの嗅覚やタマの情報収集能力に期待したが...。二人は祖母に懐いたカラスの存在をすっかり失念して -
Posted by ブクログ
内容は深くはないが、非常に読みやすくサクサク進む。
ときどき主語や視点がわからないことがあって、状況が読めないことが部分的にあるが、そもそも内容がアッサリなので問題なし。
将と悠次とカイザーは、神奈川の山間にある温泉宿に出かけた。祖母が一昨年の福引きで当てた宿泊券を今になって将に押し付けたのだ。悠次とカイザーが散歩中、なんとカラスに「助けて!」と呼ばれ、独り暮らしの老婆の他殺死体を発見、警察で事情聴取を!あのカラスの助けてが何を意味するのか、真相を知りたい将と悠次。帰宅後、将は置いてけぼりをくらって大不機嫌のタマを懐柔し、闘魂に火をつけた。 -
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