藤谷燈子のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
今回の千春はちょっと…もやもやしたなー。
瑛汰は「お互いを大切にしたいって気持ちが強くて」と解釈しているけれど、今回の千春の不満はどうみても千春自身が罪悪感を感じたくないだけじゃないの?と感じてしまう。
千春、もう少しバランスの良い素敵な女性だと思ってたんだけど…最後の最後でちょっと残念だったな。
京ちゃんと沙織はめでたくゴールイン
こっちはこっちで、入社してすぐ結婚かー…んー…
「ほうき星」の湊くんの告白は思わずニヤけてしまうシンプルさで良かったな。
「秋梅雨」は友情とか幼なじみとか初カレとか、なんか要素多すぎてピンとこない感じ。
史歩×航平で莉子がキューピッドみたいなベタな展開が読みたかったな。
このシリーズはこれで完結か。
最終巻、ちょっとビミョーだったなぁ。 -
Posted by ブクログ
この本はボーカロイドのキャラを二次創作のような形でニコニコ動画にUPされている楽曲とリンクさせて紡がれた物語である。
とはいえ、ボカロのキャラを知らなくても問題なく読むことができる。
リンレンは兄妹ではなく同級生、ミクが先輩など、小説内ではボカロの関係性は元々のものとは大きくことなるので、ルカが歌手じゃないなんて! と思ってしまう方にはおすすめできない。
文体は中高生に向けたと思われる、ポップで読みやすいものだった。
普段、ミステリー小説や分厚い文芸書を読むことに慣れた人には、これはケータイ小説なんじゃ…というくらい、1行ずつは短いし、主軸になっているキャラの独白がとても多い。
そのため、この本のタイトルではないが、好き嫌いはわかれる作品だと思う。
逆にコバルト系やケータイ小説のぽんぽん進む文体が好きな人にはとてもおすすめ。
たまに語り手の感情がポンと飛んでしまっている印象があったけれど、たぶんこれもテンポの良さを重視した結果なのかなぁ、と。
青春時代特有の甘酸っぱい、ちょっともどかしい恋愛を楽しめる作品である。(青春を通り越した人には悶えるくらいこそばゆさがある)