大村友貴美のレビュー一覧

  • 犯罪に向かない男 警視庁捜査一課田楽心太の事件簿

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    面白かった!色んなテーマが盛り込まれていてたが、上手くまとまっていたように思う。田楽心太シリーズもこの先気になる。

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    2016年02月14日
  • 犯罪に向かない男 警視庁捜査一課田楽心太の事件簿

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    命の値段について考えさせられる一方で、最初の事件の真相がなかなか明らかにならないなど、読んでいてもどかしく思った。

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    2014年06月21日
  • 死墓島の殺人

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    離れ小島で起きた3件の殺人事件。その土台になっているのがこの島の隠された秘密。戦国時代の血塗られた、罪人の処刑場としての歴史。小生の好きなジャンル。犯人の一人が最後には犠牲になるという面白い展開。

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    2014年03月13日
  • 存在しなかった男 警視庁捜査一課田楽心太の事件簿

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    あらすじに引かれて読みました。思った以上に面白かったです。犯人も含め、登場人物の心情がよく表れていたので読みやすい内容でした。

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    2014年01月04日
  • 首挽村の殺人

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    ネタバレ

    第27回横溝正史大賞受賞作品。

    そのタイトルの中に相応しい「いかにも」な作品で読みやすかった。
    「見立て殺人」はとても作品が華やかになるし、大好きです!
    しかし、探偵役は素人さんが好みなので刑事さんか~と少し残念でした。

    そしたらまた話は変わるんでしょうね。

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    2013年12月01日
  • 首挽村の殺人

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    ミステリーと熊を追うマタギのサバイバル小説を交互に読んでいた感じ。 赤熊とマタギの雄鶴さんたちとの対決パートの方がインパクト強くて、事件の解決より赤熊との決着が知りたくなってしまった。
    不気味な昔話やしきたりが伝わる村という設定はおもしろいし、雰囲気はなかなか。

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    2022年08月20日
  • 霧の塔の殺人

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    ネタバレ

    前作に続き、地方が抱える問題に追いつめられてゆく人の姿に苦しくなる。一方井さんの軽さが救い。
    今作は怪談弱めで、藤田警部補の暴走上司や成一の神出鬼没ぶりなど現実に生きてる人間の方が恐ろしかった。

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    2013年08月03日
  • 首挽村の殺人

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    岩手県出身の作家のデビュー作。舞台は岩手県西部の西和賀か沢内村がモデルなのだろう。小さな村で起こった赤熊という巨大熊による殺戮と殺人事件。モデルになった所の風景が目に浮かび、臨場感はあるのだが、今ひとつ登場人物の個性が見えて来ない。


    そういえば、昔、奥羽山脈の辺りで、赤首のような巨大熊の目撃が相次ぎ、本州にもヒグマがと地元紙で騒いでいた記憶がある。舞台のモデルと思しき沢内村には民俗資料館があり、マタギの道具なども展示されていた記憶がある。

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    2012年10月28日
  • 首挽村の殺人

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    高校生の頃、映画化をきっかけとした第一次横溝正史リバイバルがあった。猟奇的な表紙絵付きの黒本が田舎書店の棚を席巻する姿は壮観であり異様でもあった。級友には全作読み切った猛者も居た。21世紀の横溝正史と呼ばれる著者。状況設定は確かに似ているし、東京者の若い医者が異界とも言える岩手の山間僻村に感じる得体の知れない違和感がよく表現されている。硝子窓を通して覗き見る様な不安定な距離感。書評では厳しい評価も見られるが、一種の様式美、書割の前で演じられる舞台劇と看做せば楽しめる。ところで赤熊は何の為に出て来たのやら。


    『なにかが斜面から飛び出ている。雪の中から生えている。足だ。人の足が二本、雪の中から

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    2012年09月15日
  • 死墓島の殺人

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    前作『首挽村の殺人』で横溝正史大賞を取った作者の2作目。
    前作にも登場した藤田警部補が今度は明確な探偵役として登場するが、別に前作を読んでいなくても問題なく入り込める。

    タイトルの「死墓島」は、本来「偲母島」という名の島を指すのだが、おびただしい数の墓が島内にあることと、島にまつわる裏の歴史から「死墓島」という俗称で呼ばれている。この死墓島で猟奇的な殺人が起こり、そこが発端となって連続殺人事件に発展していく…という流れ。

    閉ざされた島、満潮になると海水で満たされる洞穴、暗黒の歴史、入り組んだ町の作り、口を閉ざす住民たち…と、アイテムとしてはゾクゾクわくわくする要素が盛りだくさん。これは前作

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    2012年03月14日
  • 死墓島の殺人

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    ネタバレ

    うーん。面白い、横溝正史風の作風といい面白いんだけど、構築された設定を生かし切れていない気がする。もちろん、今後作品を重ねるごとに変わっていくんだと信じてやみませんが。

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    2012年02月24日
  • 死墓島の殺人

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    2月-3。3.0点。
    岩手の島で発生した連続殺人。島の伝説をなぞるような。
    前作よりは、読み易いかな。暗いけど。

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    2012年02月07日
  • 首挽村の殺人

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    横溝正史ミステリ大賞受賞作。
    雪深い山村で起こる連続殺人事件。

    密室などのトリックは出てきませんが
    昔話に擬えての殺され方が横溝正史っぽさを
    醸し出してました。

    それに加えての人喰い熊が怖い・・・

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    2011年05月05日
  • 首挽村の殺人

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    惜しい!惜しいよこれ。
    面白くなる要素いっぱいあるのにもったいない。

    というわけで、どの辺が惜しいと感じたのか挙げてみます。
    解説でも書かれているけど、人物描写が弱いので感情移入しづらい。特に女性キャラ。最終的には が探偵役になるわけだが、それまでの印象が薄いので、えっ、あんたが謎解いちゃうの?って感じになる。
    そして謎解きのプロセスがほとんど無いままいきなり犯人と対決。さっそうとトリックを暴いてくれるけど、展開の早さについていけない。

    そして赤熊の出現。リアリティのある描写で引き込まれる内容。これだけで本1冊書けるんじゃないのっていうくらいのクオリティなのに、本筋の事件とはほとんど絡

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    2010年10月17日
  • 首挽村の殺人

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    単行本発売当初から気になっていた。
    熊関連の描写がちょっと長いけど、おもしろかった。
    でも想像とちょっと違った。

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    2010年01月14日