守屋智敬のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
メンバーが多様化している昨今では、リーダーの強さで引っ張るだけでは成り立たない。アドラーや先日読んだアサーションにも通じるものがあるのかも。完璧でなくてはいけない、失敗したくないとばかり思っていると物事がうまくいかない。柔軟性が大事。それはリーダーであればなおさらのこと。私もそういう時期があったけれど、オケ活動のおかげでずいぶん変われたのではないかと思う。ただ、自分の信じるところをどのくらい出すかは今でも悩むところ。職場で年齢や年次が下だと横柄な態度を取る人は結構見かける。敬語やら名前の呼び捨てやらに現れる。そういう職場だと働きづらい。
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Posted by ブクログ
無意識の思い込みの事例が並んでおり、自分にあてはまるものもあるかも、と意識に持ち上げられる点は良かった
アンコンシャスバイアスとは少しずれるが、
問題解決を建設的に進めていくための「問い」について、
「なぜ?」をあえて使わない方法は良いと思った
具体的には、「なぜこの問題が起きているのか」ではなく、
★「何が大切か」「どうしていこうか」と、未来に意識を向けると、出る答えも変わる
意識の置き所を、理想ではなく、
★「今」に目を向ける
百聞は”一験(ひとつの経験)”にしかず
┗新たな経験への挑戦にあたって、邪魔するバイアスは「失敗するかもしれない」という思い込み
┗★まずは、やってみよう
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Posted by ブクログ
ネタバレアンコンシャス・バイアス=無意識の思い込み
確証バイアス=都合のいい情報に引きずられる。
ステレオタイプ=一部の特性だけで固定観念を持つ。
ハロー効果=一部の長所だけですべてが良く見える。
正常化バイアス=自分だけは大丈夫、と思いやすい。
権威バイアス=権威のある人の言葉を信じやすい
コミットメントのエスカレーション=過去の意思決定を正当化しやすい
アインシュテルング効果=慣れ親しんだ考えに固執する
集団同調性バイアス=廻りと同じように行動する
ステレオバイアス脅威=自分の属性に縛られる
自己奉仕バイアス=成功は自分の手柄、失敗は相手の責任
専門偏向=自分の専門領域で考えてしまう
サンクコスト -
Posted by ブクログ
コンサルティング会社経営の著者によるリーダー論。
書かれている内容については、いわゆるリーダー論の本と大きく内容が変わるものではなかったが、それでも多くの気づきが得られた一冊。
頭では分かっている(つもり含む)ことでも、改めて活字として、一冊の本の中で読むことで、
気づきが得られ、自分なりに考え直す機会を得られるという意味でも、読んだ意義は大きかった。
・「〇〇すべき」は本人の本音ではない可能性が大きい
・あえて目的は抽象度を高め、幅を広くもつ方が良い
・自分が大事にしている価値基準を周りにも共有する
・「なんとかなるであろう」の危険性
などなど、他にもあるが、今後の自分の仕事を進める上で -
Posted by ブクログ
組織の中で働いていると、
上からの命令で、なにかのリーダーという役割の
仕事をさせられる時があります。
しかし、本当の意味でのリーダーは
なにかをやり遂げたいと思ったとき
より、その思いの強い人が結果的に
本当のリーダーになるものです。
本日ご紹介する本は、
本当の意味でリーダーとしての
重要なポイントを解説した1冊。
ポイントは
「行動の積み重ね 」
リーダーだからと言って、
メンバーにいくら説明や説得をしても
うまくいくものではありません。
言葉よりも、日々のひとつひとつの行動の積み重ねが重要です。
「最初の試練」
メンバーの役割は最後までやり遂げること。
リーダーの役