守屋智敬のレビュー一覧
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ナンセンスなことや理不尽なことを要求してくる顧客のメール、こちらの事情をまるで理解する気がない同僚のメールなど、仕事にはイライラメールがつきものだ。時として、この手のイライラメールにイライラした返信をしてしまう。
「わかっちゃいるけど、なんなんだろう、これ?」と思っていたところで、この本を読んだ。
著者は、本書の書き出し早々の20ページでぐうの音も出ないほどの完璧な答えを示してきた。
→アンコンシャス・バイアスの正体は「自己防衛心」です。「脳がストレスを回避するため」に、脳が無意識のうちに、自分にとって都合のよい解釈をすることによって起きています。
自己防衛心!?
なるほど、結局のと -
Posted by ブクログ
根拠の無い自信を妄信してリーダーシップを発揮するのは危険。自己防衛心から無意識の思い込みは生じる。経験が思い込みを形作ってしまう。思い込みの種類は多々あるが、それは認識すれば十分で覚えることに意味はなさそう。無意識であるからこそ気づきづらいので、思い込みと思われることもチームで伝え合い、心理的安全性を確保する。Chapter3では思い込みに縛られないための自身の意識の持ち方、Chapter4ではバイアスに振り回されない良いチームを形成するためにどう行動すべきかがまとめられている。思い込みを伝え合う/リーダー自ら自己開示して心理的安全性担保/自ら率先して変わる/言葉の解釈を確認し合う/余裕をつく
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Posted by ブクログ
読もうと思った理由
リーダーシップについて深く知りたいと思っていたところ澤穂希氏推薦とあったから
気づき
・1対1で面談する
・ありがとうをコミュニケーションのベースにする
・弱い自分をドンドンさらけ出す
・「されたくないこと」は相手にもしない
・「意見は違って当然」という空気を作る。メンバーひ
とりひとりの意見を同等にしっかりと聞く。異なった
意見は最後にリーダーが自分の責任で決める。
・見られている背中を意識する
・自分のやり方を否定してみる
・誰もが自分事として取り組む習慣をつける
・「楽しい」ことは何でもやってみる
・メンバーの問題行動を見逃さない
・途中で仕事を引き取らない。リ -
Posted by ブクログ
アンコンシャス・バイアスは無意識の内に持ってしまう偏見のことで、知らない情報に出会ったときに即座に判断する機能を有する。アンコンシャス・バイアスは必ずしも悪いことではなく、未知の体験や情報に対して、即座の判断をするショートカットキーのような役割を果たしている。
一方で、そのショートカットキーに対して注意を向けなければ、時には相手を傷つけるきっかけとなってしまう。
例えば、相手の発言にイラッとするときは自分が期待した答えが返ってこないことへの不満が現れており、その背後には相手を支配しようとするマインドがある。
アンコンシャス・バイアスを乗り越えるためには、自他の価値観を語り合う場を設けるだけでな