「アンコンシャス・バイアス」マネジメント 最高のリーダーは自分を信じない

「アンコンシャス・バイアス」マネジメント 最高のリーダーは自分を信じない

1,540円 (税込)

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アンコンシャス・バイアス
=「無意識の偏見」「無意識の思い込み」「無意識の偏ったものの見方」
日本では2013年ごろから、ビジネス雑誌や新聞・テレビでも取り上げられるようになってきた。グーグルが、「アンコンシャス・バイアス」と名づけた社員教育活動を始めたことで一躍、有名になった言葉でもある。
なぜ、今、注目されているのか?
最大の理由は、組織の発展において、多様性が重要になってきているからだ。

たとえば、リーダーがメンバーに対して、
「彼女は2歳の子どもがいるから」→泊まりがけの出張は無理だな。
「彼は売れていないから」→何をやらせても、ダメに決まっている。
「プライベートを優先するタイプだから」→昇格が数年遅れても、問題ないだろう。
といったことを、勝手に決めつけている。
日常、職場でよく見聞きする光景ではないだろうか。

リーダーがメンバーの社歴や性別などで能力を決めつけてしまうことで、
同じようなレベルの仕事しか任せることができず、メンバーの成長機会が失われていく。結果として、組織としての成長がストップし、業績が上がらない。

リーダーの思い込みによる評価で、
メンバーのモチベーションが下がっていく。適正な評価が行われないことで、前向きになれず、やりがいを失い、新たな仕事に挑戦しようと思わなくなってしまう。

リーダーの自己防衛心で、
メンバーとの信頼関係が失われ、チーム内の心理的安全性が保たれない。互いに言いたいことが言えず、チームとしての一体感が失われ、組織が一丸となって取り組むことができなくなってしまう。

本書は、リーダーが身につけておきたい“必須知識”となった「アンコンシャス・バイアス」について、まずはどういうものかを知る、そして自分自身のバイアスに気づく方法、さらにはどのように対処していくか、メンバーみんなでバイアスに振り回されないチームになる方法を、事例をふんだんに交えながら解説する。

ダイバーシティ&インクルージョンの時代、まずは経営者や管理職をはじめとするリーダーから、自分自身の無意識の思い込みや、無意識の偏ったものの見方に気づき、意識して対処する--たったそれだけで、組織の未来は劇的に変わるのだ。

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「アンコンシャス・バイアス」マネジメント 最高のリーダーは自分を信じない のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    アンコンシャス・バイアスという言葉を知らなかったのだが、アンガーマネージメントで言うところの「べき論」に近い概念かなと思えた。
    生きてきた中で形成されている無意識のバイアスは山ほどあり、確かにそれが正解と思い込んで生きてきた節はある。
    「これって自分のアンコンシャス・バイアスかも」という自身への問い

    0
    2022年10月10日

    Posted by ブクログ

    誰が読んでもはっとする部分が必ずある。そんな無意識の偏見「アンコンシャスバイアス」をわかりやすく解説。身近な事例が満載です。「知る→気づく→対処する」のステップを習得し、自分も組織も大きく成長させましょう。

    0
    2020年05月08日

    Posted by ブクログ

    自分はあまり無意識の偏見はないと思っていたが、この本を読み、日常の自分の無意識の偏見に気づいた。
    この本を読んで、相手の意見を聞くとき、納得できないとき、腹ただしくなるとき、それってアンコンシャスバイアス?っていうことを問いかけて考えるようになった。
    時間が開くと忘れてしまうが、また数ヶ月後再度読み

    0
    2021年08月09日

    Posted by ブクログ

    バイアスは誰でもあると思うが、無意識というのが怖い。無意識のものを、意識レベルに上げるには、もしかしたら、これ、アンコン?と疑う心が重要。

    0
    2021年03月16日

    Posted by ブクログ

    アンコンシャス・バイアスは無意識の内に持ってしまう偏見のことで、知らない情報に出会ったときに即座に判断する機能を有する。アンコンシャス・バイアスは必ずしも悪いことではなく、未知の体験や情報に対して、即座の判断をするショートカットキーのような役割を果たしている。
    一方で、そのショートカットキーに対して

    0
    2020年06月28日

    Posted by ブクログ

    てん意識下における心のもちよう
    何が相手を不快にするのか?一人ひとりとらえ方が違うということに意識を置くことは最低限の配慮

    0
    2020年01月24日

    Posted by ブクログ

    メンバーが多様化している昨今では、リーダーの強さで引っ張るだけでは成り立たない。アドラーや先日読んだアサーションにも通じるものがあるのかも。完璧でなくてはいけない、失敗したくないとばかり思っていると物事がうまくいかない。柔軟性が大事。それはリーダーであればなおさらのこと。私もそういう時期があったけれ

    0
    2019年09月19日

    Posted by ブクログ

    「無意識の根拠のない思い込み・偏見」決めつけと押し付けの、二つの言動に現れる。普通は〜、できっこない、これくらいできて当然…など。

    無意識の思い込み→ストレスを回避するために、脳が無意識のうちに自分にとって都合のよい解釈をすることによっておきる。

    0
    2019年08月06日

    Posted by ブクログ

    無意識の思い込みの事例が並んでおり、自分にあてはまるものもあるかも、と意識に持ち上げられる点は良かった
    アンコンシャスバイアスとは少しずれるが、
    問題解決を建設的に進めていくための「問い」について、
    「なぜ?」をあえて使わない方法は良いと思った
    具体的には、「なぜこの問題が起きているのか」ではなく、

    0
    2023年08月07日

    Posted by ブクログ

    アンコンシャスバイアスについて具体例含めわかりやすく載っている。
    ただ対策などについては似通ったものも多い。
    アンコンシャスバイアスについてあまり知識がない人がサラッと読むのにちょうど良い本。

    0
    2021年01月30日

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