守屋智敬のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ナンセンスなことや理不尽なことを要求してくる顧客のメール、こちらの事情をまるで理解する気がない同僚のメールなど、仕事にはイライラメールがつきものだ。時として、この手のイライラメールにイライラした返信をしてしまう。
「わかっちゃいるけど、なんなんだろう、これ?」と思っていたところで、この本を読んだ。
著者は、本書の書き出し早々の20ページでぐうの音も出ないほどの完璧な答えを示してきた。
→アンコンシャス・バイアスの正体は「自己防衛心」です。「脳がストレスを回避するため」に、脳が無意識のうちに、自分にとって都合のよい解釈をすることによって起きています。
自己防衛心!?
なるほど、結局のところ、自分の努力や誠意を踏みにじられたと無意識に感じてアレルギー反応しているようなものか!?
著者は、無意識的な反応だからこそ、意識化が重要と説き、8つの意識化の処方箋を書いている。
僕にとっての処方箋は、「意識化④バイアスを意識的に上書きする」だ。僕の解釈では、これは、「過去の失敗体験の逆張り」だ。例えば、前述のイライラメールについて言えば、返信につい相手を論破するようなトーンが出てしまっていた。その逆張りは、論破ではなく受容、バットを振らずに見逃すのだ。これを心がけてみたら、自分がいかに今までボール球に手を出して空振りしていたかに、少しずつ気づくようになった。
アンコンシャス・バイアスの難しいところは、人によって、そのタイプが違うことと、それゆえ意識化の処方箋も違うことだ。本書によれば、アンコンシャス・バイアスには、15のタイプがある。
この本の内容は、それらを網羅するように書かれている。そのため、正直、自分にあまり当てはまらないか当てはまってもそんなに気にならないバイアスにも紙面が割かれている。なので、途中まで読んで自分には関係ない本だと勘違いしそうになる。それもバイアスだ。
おそらく本書の正しい使い方は、ものすごく広いアンコンシャス・バイアスの中から、自分のそれを探し当てることなのだろう。それには、1〜2時間しかかからない。それでも僕には、大きな価値があった。 -
Posted by ブクログ
根拠の無い自信を妄信してリーダーシップを発揮するのは危険。自己防衛心から無意識の思い込みは生じる。経験が思い込みを形作ってしまう。思い込みの種類は多々あるが、それは認識すれば十分で覚えることに意味はなさそう。無意識であるからこそ気づきづらいので、思い込みと思われることもチームで伝え合い、心理的安全性を確保する。Chapter3では思い込みに縛られないための自身の意識の持ち方、Chapter4ではバイアスに振り回されない良いチームを形成するためにどう行動すべきかがまとめられている。思い込みを伝え合う/リーダー自ら自己開示して心理的安全性担保/自ら率先して変わる/言葉の解釈を確認し合う/余裕をつくる
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Posted by ブクログ
読もうと思った理由
リーダーシップについて深く知りたいと思っていたところ澤穂希氏推薦とあったから
気づき
・1対1で面談する
・ありがとうをコミュニケーションのベースにする
・弱い自分をドンドンさらけ出す
・「されたくないこと」は相手にもしない
・「意見は違って当然」という空気を作る。メンバーひ
とりひとりの意見を同等にしっかりと聞く。異なった
意見は最後にリーダーが自分の責任で決める。
・見られている背中を意識する
・自分のやり方を否定してみる
・誰もが自分事として取り組む習慣をつける
・「楽しい」ことは何でもやってみる
・メンバーの問題行動を見逃さない
・途中で仕事を引き取らない。リーダーの役割はメンバ
ーが遂行責任を果たせるまで支援すること
・立場の一番弱い人を大切にする
・「どうすればできるか?」を問い続ける
・とにかく経験を積ませる
・「教える」ではなく「ひき出す」
・積極的に「教えてもらう」
教えることは大きな自信につながる
・人に関する問題は原因を追究しても意味がない
・責任の所在を明確にしておく
・能力よりも方法よりも意思の硬さが上司に安心感を与
える
・上司の「人から認められたい」という思いを満たす
・権威にすがる人ほど、権威が脅かされると大きな声を
出し始める
漠然と思っていたことがきちんと書かれていたことや、あらためてハッとさせられたことなど多数ありました。
誰もが自分事として取り組むというのはなかなか難しいときがありますが、その通りだと思います。書かれていることはまず意識してできることはやっていきたいです。 -
Posted by ブクログ
アンコンシャス・バイアスは無意識の内に持ってしまう偏見のことで、知らない情報に出会ったときに即座に判断する機能を有する。アンコンシャス・バイアスは必ずしも悪いことではなく、未知の体験や情報に対して、即座の判断をするショートカットキーのような役割を果たしている。
一方で、そのショートカットキーに対して注意を向けなければ、時には相手を傷つけるきっかけとなってしまう。
例えば、相手の発言にイラッとするときは自分が期待した答えが返ってこないことへの不満が現れており、その背後には相手を支配しようとするマインドがある。
アンコンシャス・バイアスを乗り越えるためには、自他の価値観を語り合う場を設けるだけでなく、相手の非言語コミュニケーションにも注目する。そうした経験を積み重ねることで、自分が抱いた考えが無意識の偏見に基づいていることを知り、自分用の価値観を上書きできる