Re°のレビュー一覧

  • ヨンケイ!!

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    視点を1人ずつずらしながら少しずつ時系列を進めていく形式。この4人がチームとして信頼・友情関係を形作っていくと共に自分も熱を持って読み進めていった。特に最終盤のレースは読んでいるこちらにも緊張が走って面白かった。

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    2023年09月26日
  • ヨンケイ!

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    王道青春スポーツ小説!陸上の4継を選手4人、1人1人の目線で描かれている。
    一人称の書き方で読みやすい文体なので、小中学生にもおすすめできる。
    さて、陸上小説が好きで色々読んでいるが今回は4人ともバラバラなチームで全くまとまりがない。しかも、それが大会当日までまとまらず試合をしてバトンを受け渡すことでまとまっていく。
    だいたい部長というと、しっかりしているものだが今回の部長は頼れる所もあるが、挑戦ができない。高校最後の大会で負ける事に臆病になっていて、自分一人での練習はやるが、チームメイトのことまでみる余裕がなくなっている。頼れるはずの部長にも、悩みがあってチームのお陰で成長していく姿が良かっ

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    2022年10月22日
  • ヨンケイ!

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    ここまでバラバラな4人が、どうやってまとまるのか?さすがに熱血青春部活小説だったので、バッドエンドではないと期待しつつ、でも壊滅的に違った方向を見ている主人公たちで、どんな展開になるのか最後までわくわくさせられました。物語もバトンを受け継ぐように、次の走者へと手渡されていき、アンカーの次の物語も読みたくなりました。

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    2022年08月27日
  • ヨンケイ!

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    「陸上×青春小説」を見るとついつい読みたくなる。
    リレーのバトンを繋ぐ四人それぞれの視点で描かれ展開していきます。
    視点が変わることで登場人物の内面を知り、見える景色が変わるのがおもしろかった。

    実力はあるけど一人一人がコンプレックスや苦悩を抱え、チームワークなんてあったもんじゃない。
    それが少しずつだけど関係性が変化して、結果にも好影響を及ぼしていく。

    読みながらリレーのおもしろさというか醍醐味のようなものを感じた。わたしは陸上に詳しくないので、初めて知ったことが新鮮で興味深かったです。
    「手応えを感じた時の高揚感」なんていつ以来だろう…って、ちょっと羨ましくなった。
    今までに読んだ陸上

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    2022年06月19日
  • ヨンケイ!

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    ネタバレ

    やっぱりスポーツっていいなぁ。
    それぞれが悩みつつも最後は一つにまとまっていく感じが好き。
    先の結果が気になってしまったけれど、最後まで楽しんで!って気持ちで追われた。

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    2021年07月14日
  • ヨンケイ!

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    4×100mリレーを走る4人の離島の高校生。

    それぞれが抱える走ることへの屈託が、バトンを繋ぐように順繰りに解けていき、チームとなっていく構成は成功している。

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    2021年03月07日
  • ヨンケイ!

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    東京の離島・大島の高校陸上部を舞台に4人の高校生を中心とした4✖️100mリレー(四継)にかける戦いを描いています。初めはバラバラだった関係が、次第に団結力をもっていく様子は爽やかな青春さを感じさせてくれました。

    物語の構成としては、各章ごとに4人それぞれが主人公となって、進行します。バトンを渡すかのように次の章へ気持ち良く受け渡している工夫がされていて、その構成が面白かったです。同じ場面でも登場人物の視点によって、解釈が異なっていくので、奥行き感がありましたし、異なった楽しみ方を味わえました。

    4人それぞれには、何かしらの悩みを持っていますが、リレーを通して、最後には迷いを断ち切るかのよ

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    2021年01月20日
  • Perfect Crime 1

    購入済み

    誰が糸を引いてるか気になる

    香織と遥斗それぞれの視点から読めるようになっているので、時に時間を遡ったりする分、話の進行が少し遅い印象ですが、よりお互いの思惑を理解しながら読めます。
    最終的に、一番後ろで仕掛けているのが誰か、読んで行くうちに怖さが募ります。

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    2020年12月06日
  • ヨンケイ!!

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    4継は1走はスタートブロックの能力と3走と共にカーブに優れる200と400mなどの選手が適正で2走と4走は直線。スプリント能力に優れる選手を配置したい、更に1走は渡すだけ4走は受けるだけ、そのバトンはテクイオーバーゾーンのスピードに乗った阿吽の呼吸のような受け渡しが重要。しかし離島大島での港台高校には問題を抱える4人が兄の影を追う、辞めたいと思う、走る目的を見出せない、その中で空回りする。そんな不揃いの4人のヨンケイ。納得行くバトンを繋げるのか?

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    2025年11月16日
  • 渇き、海鳴り、僕の楽園

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    最近気になっている深沢仁さんの四作目。
    今回は舞台をアメリカに 登場人物たちもどこか海外文学風の装いです。異国の非日常に「墓守」という職業を置き、幻想文学の趣です。

    これまでの三作では、機敏で個性的な精神描写が際立っていましたが、本作はそれに比べると雰囲気重視で、幻想世界を目指した印象を受けました。翻訳物が苦手な自分にとっては、YA色の強さもあり、共感や共鳴までは至らず。

    ただし、ポプラ文庫ピュアフルのラインを思えば、その読者層に寄り添った一作なのではと思うのでした。

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    2025年09月30日
  • 荒野は群青に染まりて 暁闇編

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    NHKの朝のドラマと昼の過去のドラマ再放送でちょうど終戦後の混乱期を描いてたので色々情景が重なって映像が思い浮かべやすい。
    3部作というのか、2.5部作なのか…とりあえず来月も出るらしいので、どう続くのか楽しみ。

    りょうはちょっとわかりやすすぎだけど、今後どう絡むのか気になる。

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    2025年08月31日
  • ヨンケイ!!

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    ネタバレ

    受川星哉
    東京都島嶼部の大島にある渚台高校二年生。400メートルリレーの第一走者。

    雨夜莉推
    高校二年生。400メートルリレーの第二走者。利島から100メートル走で全中陸上に出場。利島には中学校までしかなく、大島の高校に進学。

    脊尾照
    高校三年生。陸上の名門の秀川高校から大島の祖父の家に来て渚台高校に転入してきた。400メートルリレーの第三走者。

    朝月渡
    高校三年生。400メートルリレーの第四走者。

    酒井春
    高校一年生。同学年の男子の間では某モデルに似てるとかでちょっと有名。100メートルハードルの選手。女子。島では有名な食堂をやっている。

    受川空斗
    星哉の六歳年上の兄。本州の大学で

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    2024年11月25日
  • ヨンケイ!

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    慢性的な人数不足に悩む離島の高校に奇跡的に男子4人のスプリンターが揃った。100×4リレー(四継)に挑むことに。メンバーの人間関係はマイナスからのスタート。リレーの順番順の登場人物視点で語られるので、色々、興味深かったです❗欲を言えばもうちょっと語らいが欲しかった(笑)
    あー、もうすぐオリンピック楽しみ~リレーを見る目が少しだけど養われたかも⁉️

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    2024年06月04日
  • 渇き、海鳴り、僕の楽園

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    表紙の絵の雰囲気と作品名に惹かれて手に取りましたが、期待をしすぎたのか内容がいまいちに感じてしまいました。
    個人的に島の設定になかなか入り込めなかったです。

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    2023年12月13日
  • 渇き、海鳴り、僕の楽園

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    「この夏のこともどうせ忘れる」が人生で幾度となく読み返した青春小説なので、この話もそういった刹那的な夏が味わえるかと思って読んだ。
    結論からいうと、雰囲気は好きだけど内容はあまり合わなかった。というのも、すべてが唐突でよくわからないまま話が進んで行くので、盛り上がりというものを感じられなかった。そして主人公ウィルが致命的に私と合わなかった。
    雰囲気は大好きなんだけどなー。

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    2023年07月12日
  • ヨンケイ!

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    ヨンケイ=四継。陸上用語で4×100mリレーのこと。リレメン四人の心が1走~4走バトンをつなぐように書かれている。結果の部分もあれば良かったのにと少し消化不良。

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    2022年07月22日