清原なつののレビュー一覧

  • お伽ファンタジーシリーズ 2雨降り姫と砂漠王子 1

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    お伽ファンタジーシリーズ2。

    バブル姫とロスジェネ王子
    夜永姫と太陽王子
    雨降り姫と砂漠王子
    山姫様と旅する王子
    文通姫と眠り王子
    魔女見習姫と毒りんご王子
    亀姫様と浦島太郎
    浮島姫とムーンベース王子

    という短編集。
    一見して、男女が対立項として立てられて、その関係性が問題になっていることがわかる。全てに出典がある大人の童話。
    エファンゲリオン後の漫画だよなあと思ったのは、「山姫様と旅する王子」と「亀姫様と浦島太郎」。複製される身体と、複製されても生き続ける心。その表現が綾波レイを思わせる表現。

    かわいい絵柄なのに、辛辣な表現。書き続けてほしいなぁ。。。

    0
    2012年03月26日
  • お伽ファンタジーシリーズ 2雨降り姫と砂漠王子 1

    Posted by ブクログ

    久しぶりにこの作者のものを読みました。
    昔と変わらない細く、柔らかな線、そして自在で透明感のある絵柄で、とても安心感に包まれました。
    ストーリーも不思議で毒(棘?)があり、健在な感じを受けました。
    懐かしいお菓子を食べたみたいで、とても美味しい味でした。

    0
    2012年01月18日
  • ワンダフルライフ

    Posted by ブクログ

    宇宙超人のお父さんと、漫画家のお母さんと、娘のみずほちゃんのほのぼの物語。素敵なエブリディ・マジックもの。

    0
    2010年02月16日
  • 家族八景 下巻

    Posted by ブクログ

    最後の話は、小説で読んだときもこわかったなぁというのを覚えています。
    中学生ぐらいだったでしょうか。

    0
    2009年10月07日
  • 飛鳥昔語り

    Posted by ブクログ

    何故画像がないの?清原なつのの“飛鳥昔語り”には特別の思い出がある。だから好きなのではなく、この話が好きだったから生まれた思い出があるのだ。そんなわけで飛鳥昔語りは特別に好きな話である。時間ものSFはどれも切ないな〜。そういえばコレを読んでからしばらくの間は、苦手な日本史もチョッピリ好きになった(といっても大和朝廷の辺りだけ)。

    0
    2011年07月21日
  • ワンダフルライフ

    Posted by ブクログ

    おとうさんは宇宙人、そして正義のヒーロー!助けを求める声があれば、いつ何時でもパンツを脱ぎ捨てて(笑)駆けつけます!そんな素敵で優しいおとうさんとその家族の物語。時々ほろ苦いのが清原節。

    0
    2009年10月04日
  • ヤマトナデシコ日和

    購入済み

    おけいこ事

    大人のおけいこエッセイ。
    ケイコとマナブのレポ漫画っぽいw
    30過ぎるとちょっと興味が出だす和のお稽古事なのでなかなか参考になりました。

    0
    2022年06月01日
  • お伽ファンタジーシリーズ 2雨降り姫と砂漠王子 1

    購入済み

    清原さんらしい

    お伽ファンタジーといっても清原さんらしさいっぱいの作品です。
    かわいらしい絵柄にほんの少しの毒が効いていて大人向けのおとぎ話って感じなんですよね。

    0
    2022年06月01日
  • 花図鑑 1

    Posted by ブクログ

    花の名前を付けた様々な女性を主役にした短編集。
    清原なつのらしい少し毒のある物語。
    ファンタジーや学園もの、性に関することなどバリエーションに富んでいる。

    0
    2016年05月14日
  • 家族八景 下巻

    Posted by ブクログ

    「紅蓮菩薩」「芝生は緑」「日曜画家」「亡母渇仰」

    「紅蓮菩薩」と「亡母渇仰」は畳み掛けてくる。
    文字での表現はある程度理屈だが、人の心理は理屈だけではない。
    絵と文字の両輪の漫画(not 絵本)は、言語化できないものを表現することに強い。
    小説の「紅蓮菩薩」で妻は冷静になる為に必死で般若心経を心裡で唱えるが、漫画での般若心経はもっと根源的なところから響いてくる。

    0
    2010年05月07日
  • 家族八景 上巻

    Posted by ブクログ

    「無風地帯」「澱の呪縛」「青春賛歌」「水蜜桃」

    簡潔で清潔な絵柄自体は原作のイメージからはほど遠い。今作の七瀬からは、小説の七瀬の自我を感じない。
    だからダメなのではなく、だから良い。
    原作を驚くほど忠実に再現していながら、一つの作品として見事に成り立っている。
    「水蜜桃」の表現は、小説にはない漫画の優位性を感じた。

    0
    2010年05月07日
  • 家族八景 上巻

    Posted by ブクログ

    清原 なつの版の「家族八景」です。
    かなり原作に忠実で、雰囲気も、原作そのままという感じですねぇ。

    けっこう、時代を感じさせられない物語です。
    まあ、お手伝いさんという存在自体は、あんまり、その時代から少なかった気はしますが……。

    で、原作に忠実なので、けっこう地味です。名作ですが。

    これは、読む人の年代によって、受け取り方はものすごく多重的になるのかも。

    0
    2009年10月07日