瀬尾つかさのレビュー一覧
-
-
購入済み
面白い
MMORPGかつ異世界召喚という激戦ジャンルの中でもここしばらくで一番面白いのがこのスカイワールドだと思います。
パロネタなど安易な受け狙いをせず、レトロゲー、イーガンねたで30代でも読んでいてニヤニヤさせられているところがオススメ。 -
購入済み
よかった(≧∀≦)
MMOと聞くとどうしても某有名MMO小説が浮かびますが、これはこれで独自の展開を行ってて非常に良かったです!(^^)!
まだ1巻しか読んでいませんが、これから読み進めてみます! -
Posted by ブクログ
多世代恒星間航宙船に住む人間とゼリー状生命体。
彼らとの関わり方において、二つに別れる人間の社会にすむ主人公のSFビルドゥイングスロマン。
守りたい物があるから、必死で努力し、それでも満足な力がないから、守りたいという気持ちすら否定する主人公。
12歳、15歳、18歳の3つの場面で描かれる物語。
2度守れなかった彼は、最後に何ができたのか?
そして、そんな主人公を支えるために、自らの気持ちや人生を捨ててまで、自分のできる役割を演じきる友人達。
成長記というには、切なすぎます。
自分の気持ちを認めることができたときには、すでに散りゆく最後のとき、喪失の無力さのなかから這い上がり、再び掴み取る -
Posted by ブクログ
「でもね、きっとそれは嬉しいことなんじゃないかって。」
100年の時を渡る多世代型恒星間移民船。
突然現れた、バガーと呼ばれるゼリー状異星知的生命との戦争と和睦から15年。
戦争で区画の7割が破棄され、人口は6分の1に、宇宙服は数着しかなくなってしまった社会で、
唯一、宇宙服の代わりとなったのが、戦争相手の異星生命バガーだった。
戦争を経験した大人たちはバガーを嫌悪、恐怖するが、
戦争を知らない子供たちは、バガーをかけがえのない友人として、真の共生社会を目指す…という箱庭SF。
恒星間移民船モノは大好きです。
広大な宇宙に乗り出して行く未知への挑戦な感じとか、
それでいて孤立無援で -
Posted by ブクログ
「ああ。きれいだろ、俺たちの新しい地球は」
星間移民船ジュブナイル、後編。
さらに3年経ち、シンゴたちは18歳になり、船は後10日で目的地タカマガハラⅡの周回軌道に乗る予定。
人々と共生しているゼリー状生命ベガーを巡る、子供たちと大人たちとの溝はむしろ深まっていた。
そんな中、スイレンの書き上げたベガーの生態についての論文が新たな火種となり…。
というお話。
とっても良いジュブナイルSFでした。
目的地到着という希望の日が、ベガーに対する社会のあり方が変わる変革の日でもあって、
その日までになんとか力を付けてベガーを護ろうとする子供たちという図式が、読んでいて応援したくなってし -
購入済み
MMOというゲームをやっていた人なら、共感できるエピソード満載で、楽しめる作品と思う。主人公のギルドメンバーは、廃課金者でないけど、かなりの時間をゲームに捧げた人達で、ゲームを楽しんでいる雰囲気が良かったです。
作者さんのへのMMOへの愛が込められてますね。
1冊にまとめるためか、あっさりと読めました。