小針誠のレビュー一覧

  • アクティブラーニング 学校教育の理想と現実

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    アクティブラーニングが叫ばれ始めたときに読んだ。アクティブラーニングの良さを解説する本かと思いきや、全くの逆で、さまざまな視点からひたすら課題を挙げてくれる良書。
    成城小学校のドルトンプランや、奈良の学習法など、現代のアクティブラーニングに繋がる教育法と、なぜそれが失敗に終わったかが、丁寧に解説されている。

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    2024年01月17日
  • アクティブラーニング 学校教育の理想と現実

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     本書は、教育現場を席巻する「アクティブラーニング」の、これで生徒は主体的・能動的に学ぶようになる「はず」、生きる力が高まる「はず」という前提を、本当にそうなのかどうか検証し、大正時代、戦時下、戦後、平成以降と教育史をたどりながら、「アクティブラーニング」が強力に推進される背景について考察した本である。
     「アクティブラーニング」という言葉は現在、公式には使われておらず、「主体的・対話的で深い学び」と言い換えられているが、考えてみると「主体的」と「深い」は、実は何も言っていないに等しい。「主体的」も「深い」も、目指すべき望ましい学びに決まっているからである。「隷属的で浅い学び」など「学び」ではない。この2語はあらゆる時代の教育に普遍的に通用し、学びの方法について言及しているわけではないので、とりあえず無視するべきだろう。残るは「対話的」であるが、これについて著者は興味深いテータを紹介している。
     2012年の国際学習到達度調査PISAで、数学の授業において、問題解決のためのグループワークをどれくらい行っているかが尋ねられた。実はこの質問に「まったく/めったにない」と答えた生徒の割合が高い国ほど、数学的リテラシーの平均点が高い。例えば、「まったく/めったにない」の割合が71.7%のアクティブラーニング後進国日本が7位であるのに対し、割合が17.7%のアクティブラーニング発祥国アメリカは、36位だった。PISAの高得点で注目されたフィンランドも、「対話的」であるはずのグループワークには積極的ではない。
     なんのことはない、つまり、教える側から見た場合、教える事項、教材、教える環境、対象等、様々な条件によって、最良の指導法が決まる。対話的な方法が有効な場合ももちろんあるし、教える者が説いて聞かせる授業形式が最善な場合もある。至極当然だが、それだけのことだ。そもそも、人の話を真剣に聴くという行動は、極めて「アクティブ」であるはずだ。
     こんなことは教える側にも学ぶ側にも自明であるにもかかわらず、現在この国が「アクティブ」「アクティブ」と呪文のように連呼するのはなぜか。背景には何があるのか、その考察が本書の白眉である。詳しくは是非本書を読んでほしいが、いつの時代も「アクティブラーニング」的な指導法は推奨されていた。「アクティブラーニング」の対極にあるとつい考えがちな、戦前・戦時中においても、である。

     注入主義の教育を排し、「常に自ら進んで学習せんとする強き興味と習慣を養うこと」

     まさに「アクティブラーニング」だが、これは1938年12月の教育審議会の答申「国民学校ニ関スル要綱」の文言である。戦時体制下の教育でも、一方的な知識の注入は非とされ、「アクティブ」な作業や体験を通して、主体的、自発的に学ぶ生徒の育成が目指されていた。ただしそれは、生徒を「皇国ノ道ニ帰一セシメ」るためであり、そのためには生徒に、無理矢理やらされているのではなく、自ら望んで、進んでそうしているという感覚を持たせることが必要だからであった。この図式を現代にあてはめて考えてみると、見えてくることがある。「アクティブラーニング」が教育界ではなく、経済界の要請で始まったことを忘れてはならない。
     本書は、本物の教育関係者必読の本である。教育関係者のみならず、一人でも多くの人に読んでもらいたい。特に、あまりものを考えないように躾けられている若い教員が、本書を「アクティブラーニング」の指南書と勘違いして手に取り、読み通してくれることを願う。

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    2018年06月15日
  • アクティブラーニング 学校教育の理想と現実

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    本書に、仮設実験授業についても触れられているということを耳にしたので、手に取った新書。
    でも、読んでみるとほんの数行でしかなかった。

    へー、そうだったのか、と思ったのは、大正自由教育の流れから戦前の教育へ移行したときの、教育内容と教育方法の変化についての部分だ。
    それまで、なんとなく、教育全体の締め付けがキツくなり、自由度がなくなり、教え込み教育になったのだろうと思っていたのだがー実際の教室ではどうであったのかは知らないがー少なくとも、文部省の考え方は違うようだ。

    しかし、だからこそ、形だけのアクティブラーニングを求めようとする現代教育に、警鐘を鳴らしている。

    批判的な考え方をすることはアクティブラーニングの一部どころか学習の本質でもあるだろう。それを抜きにしてのアクティブは、似非でしかない。

    気をつけよう はみ出しを許さない アクティブラーニング

    というところかな。

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    2026年03月15日
  • アクティブラーニング 学校教育の理想と現実

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    2020年コロナ前、センター試験を共通テストに変える変革で世間が騒がしくなってきた2018年の一冊。大学では、やたらと「授業にアクティブ・ラーニングを導入しているか」という調査、問い合わせが、教員に対して始まっていた時期。

    本書は、「学校教育においてアクティブ・ラーニングを実施せよ!」というお達しを受けた困った教員が手に取る「アクティブ・ラーニング」ハウツー本ではありません。政策として導入(強制)されようしているこの「アクティブ・ラーニング」とか「主体的・対話的で深い学び」の問題点を、教育研究者の著者がどちらかというと批判的に論じている内容です。

    「アクティブ・ラーニング」とは何なのか?その歴史は?近年の教育「改革」でこの言葉が叫ばれるのはなぜなのか?近年、いったいどういう経緯でというこの言葉が騒がれているのか、その背景を知ることができます。

    本書では、「アクティブ・ラーニング」は大正デモクラシー時代にも実践され、問題点も明らかとなり、それが戦争に向かう次期の「国民学校」における教育にも利用され、戦後は戦後で、再び「民主主義」を担う子供たちを作り出すために実施されていたことなども示されている。

    そして現代も過去を検証せず、子供たちの多様性も無視し、理想だけを掲げて、現実の運用のことも考えずに現場に政策を押し付けている様子が良く分かります。人間が入れ替わる度に、同じようなことを繰り返していることが分かる。

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    2024年12月20日
  • 〈お受験〉の歴史学 選択される私立小学校 選抜される親と子

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    他の方も指摘されているが、この本で知った意外だった事実は任期付教員が多いという話。これって関西に限った話なのか、首都圏もそうなのだろうか。
    過去、小学受験は女子が相対的に多く、女子大系列校に一定の人気があった。
    現在は女子大は不人気であり、人文系ないし文系だけの大学は人気が低下する方向にある。こうした情勢を受け、個別の小学校の人気も大きく変化していくだろう。

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    2023年09月09日
  • アクティブラーニング 学校教育の理想と現実

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    近年教育界で注目が集まるアクティブラーニングについて、批判的に検討している。
    アクティブラーニングや主体的・対話的で深い学びの実現を前提として教員養成の教育を受けている自分にとって、ハッとさせられるような、裏側を見たような、鋭い視点を得られた一冊だった。

    印象に残ったのは、学ぶのは子どもであるということ。主体的・対話的で深い学びを実現するのは子ども自身であって、教師ではない。主体的・対話的で深い学びを教師が「つくって」満足するのではなく、本当に子どもがそういった学びをできているのか。学習と教えることの本質について考えさせられた。

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    2023年01月08日
  • アクティブラーニング 学校教育の理想と現実

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    昨今話題のアクティブ・ラーニング。
    本書は、その理念に一定の理解を示しつつも、現在の教育改革で無批判に期待されていることに警鐘を鳴らしている。
    大学入試改革まで巻き込む(そして大混乱している)今の状況に照らして、タイムリーな出版だ。

    大正新教育や、戦後新教育での〈前史〉を遡ると、方法論としての難しさがはっきりわかる。
    一つは理想的に学べる学習者と、そうでない学習者の格差が開いていくこと。
    特に初等教育での学びに向かう力は、家庭環境の差でもあるとすれば、社会の格差拡大を促進してしまう。
    もう一つは教師の負担の大きさ。
    教師が一人一人の学習に適切な援助をしていくには、準備と時間が必要。
    なのに、現在、教師の負担は増える一方で、アクティブ・ラーニングを導入しても成果が上がるか。

    こういった構造的な問題を抱えての、現在の教育改革、なにか失敗する気しかしない。
    欲を言えば、ではどうすればいいか、という糸口が見えるといいな、と思うけれど。

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    2018年10月06日
  • アクティブラーニング 学校教育の理想と現実

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    ネタバレ

    <目次>
    はじめに
    第1章  アクティブラーニング/主体的・対話的で深い学びとは何か
    第2章  近代教育史の「アクティブラーニング」~大正新教育・戦時下教育
    第3章  戦後教育史の「アクティブラーニング」~戦後新教育・民間教育研究運動
    第4章  平成教育史の「アクティブラーニング」~新しい学力観・総合的な学習の時間
    第5章  未来のアクティラーニングに向けて

    <内容>
    やや前半は重い。ただ読み終わると、大正期から戦前にも似たような動きがあったことがわかる。そして、辛辣な第5章。「アクティブラーニング」の問題点をきちんと指摘する。自分でも思っていた、基礎学力のないところで「アクティブラーニング」をやることの功罪。もっと怖いのは、「アクティブラーニング」は時の権力者に利用されやすいということ。確かに現在の「アクティブラーニング」の本で、批判的思考(クリティカルシンキング)についてはほとんど書かれていない。それからうれしかったのは、「アクティブラーニング」は上手くいかなくても、教師の力量ではない可能性を指摘してくれていること。生徒の向きが前向きでないと、「アクティブラーニング」は上手くいかないのだ。

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    2018年05月17日
  • 〈お受験〉の歴史学 選択される私立小学校 選抜される親と子

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    膨大なデータに圧倒される.定員割れの話は大学だけと思っていたが,地方の私立小学校でも頻発している由.文科省の場当たり的は政策が良くないのは感じていたが,いっそのこと文科省を廃止したらどうでしょう.最後の(p255)3行が素晴らしい.

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    2016年05月06日
  • 〈お受験〉の歴史学 選択される私立小学校 選抜される親と子

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    電車に乗っていると、一目でわかる小学生がいる。
    何が一目でわかるかというと、彼らは「お受験」をした子供達なのだ。
    暁星、雙葉、白百合......
    よく、そんな彼らを見て、かわいそう、という人がいるが、私はそれよりも金持ちの家の子なんだろうな、と思っていた。
    私自身私立の中高を出ており、塾通い、入学金、授業料にいくらかかるか、大まかではあるが、知っていたからだ。
    本書では私立小学校を通して初等教育を考える。
    金持ちか否か、そういった感覚的なもので論じるのではなく、史料を通じて公教育について問うている。

    そもそもどうして私立小学校が設立されたのか、このことについては第2章で触れられている。
    もともとは私立小学校の方が数が多く、公立小の代用とされてきた。
    つまり、一ランク下とみなされていたのだ。
    現在私立小学校では、「初等学校」「初等部」という名称のものが多い。
    これは戦争によって国民学校ではない、と位置付けられ名称を変更させられた経緯があるのだそうだ。
    そして戦後の改革によって再び小学校に改めよという文部省(当時)の一方的通達に対する反旗だった(成城学園)ことを考えると、今の多くの人が感じているであろう「お高くとまった」学校であるというのは大きな勘違いであると言わざるをえない。

    第4章では「お受験」「お入学」というイメージについて取り上げられている。
    バブル期は、自分より高い階層に行こうと皆が躍起になっていた。
    その中で、小学校から私立、つまりブランドを身につけさせるのは、身の程知らずと捉えられていたのではないだろうか。
    それは、私立小学校受験の実態をマスコミも含め理解不足だったからだと筆者は指摘する。

    父親の稼ぎ、母親の学歴、両親の年齢、兄弟の有無、そういったものもきちんと出しながら私立小学校を論じているのは傾聴に値する。
    確かに「金持ち」家庭が多いのは事実である。
    しかし、それを事実としながら、では、公立教育はどうしていけば良いのかというところにまで問題を提起している点は教育に関わる全ての人にとって大切な問題である。
    当事者(保護者、子)、教育者、為政者にとって、大事なことは、私立公立の比較だけではない。
    最終的には、教育を受ける子供にとって最適なものを与えられるかということだ。
    本書に挙げられた歴史を、俯瞰しながら考え、知ることで得るものはそれらすべての人々にとって貴重なものとなるだろう。

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    2016年02月16日
  • 〈お受験〉の歴史学 選択される私立小学校 選抜される親と子

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    初等部、初等学校という名称を持つ私立学校は、戦時下の国民学校令で私立の国民学校が認められず廃校は免れるものの国民学校と名乗れないため国民学校に準ずる学校として教育活動をした名残であることを知りました。公立と一線を画して独自の教育理念を掲げていくとは私立学校の歴史として見るととても重要なことに思えました。

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    2016年01月29日
  • アクティブラーニング 学校教育の理想と現実

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    (教育史についてはあまり惹かれなかったので1、5章のみ読みました)

    アクティブラーニングが教育現場で注目される背景として、一方向的な講義形式が見直され、教員と学生の相互的な関わりを重視する流れが生まれてきたことが指摘されている。一方で、アクティブラーニングへの期待は十分な理論的根拠を欠いたまま提示され、形式的な活動主義に陥っている現状がある。

    学ぶという行為そのものの性質上、アクティブラーニングや深い学びを実現するには多くの実践的課題が存在する。特に、十分な知識や基礎学力の蓄積がないままでは、活動中心の学びは形骸化する危険がある。さらに、学習者の内発的な意欲が常に前提として存在するかのような期待も、現実的ではない。

    最終的には「誰にとっての主体的・対話的で深い学びなのか」という問いを再考することの重要性を強調している。アクティブラーニングをめぐる議論は、単なる授業手法の問題ではなく、教育の目的や学習者観そのものを問うものであることを明確にしている。

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    2025年10月15日
  • アクティブラーニング 学校教育の理想と現実

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    溝上定義のアクティブラーニング(教師主導の一斉授業での学び以外の学び)の日本における歴史的変遷とそれを踏まえた現在の「主体的・対話的で深い学び」の考察。
    奈良女子師範の実践は気になっていたので勉強になった。
    戦後の改革とそれ以後の流れも何となくの知識が保管された。
    平成期の展開は内容の確認だった。
    いろいろな学習法や教授法があるのが当然で,これを全国的に統一してやっていこうとすると無理が出てくる。それもできるだけ高いレベルで同一性を保持するとなると。加えて,思いつきかのように方針が劇的に転換する(フットワークが軽い?)。
    学校なんて当たり前にあるような気もするが,子供達をいかに育てるかはその育てる側の価値観や展望を反映するものだから。教育をみれば,その親や国家のあり様が見えるだろう。国家が関与する学校教育はかなり政治的な営みだな。

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    2023年07月22日
  • アクティブラーニング 学校教育の理想と現実

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    本書はアクティブラーニングの理想と現実を評している。

    まず、本書はアクティブラーニングに対して五つの幻想があると指摘している。

    1.先行き不透明な未来社会を生きる子どもには、アクティブラーニングが必要で、これまでの教育では目標を達成できないだろう。

    2.アクティブラーニングを行えば、子どもたちは主体的・能動的に学ぶことができるだろう

    3.学校でアクティブラーニングを経験すれば、知識や技能を活用できる新しい学力(思考力・判断力・表現力)、学ぶ意欲や「生きる力」が高まるだろう

    4.研修や指導を通じて教師自らが主体的に学ぶ機会を提供すれば、どの学校や学級でもアクティブラーニングが達成可能になるだろう

    5.以上の4点より、アクティブラーニングは好ましく、国の教育政策として導入されるべき


    筆者の見解
    1.そのような視点で授業改善がおこなわれると、かえって授業のあり方が画一化してしまうのでは?

    2.可能性はあるが、本人自身の動機づけが伴わなければ、受動的な学びになってしまうのではないか?

    3.学力や意欲の格差を格段してしまうのではないか?

    4.そこまで単純な話ではない。1.同様授業が画一化されてしまう恐れがある。

    ⭐︎今回の学習指導要領の改訂は、主体性を喪失させ、十分な対話のない学びになる可能性がある
    why? 主体性を国が押し付けているから。


    日本教育史を省みても、アクティブラーニング導入は何度か試みられたが、失敗に終わっている。
    その歴史からどう学び、導入するかによって今回の学習指導要領改訂が成功するか否かが決まるであろう。

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    2022年09月05日
  • アクティブラーニング 学校教育の理想と現実

    購入済み

    政治の話題が多いように感じます

    アクティブラーニングが、全体主義、ファシズムにつながるという著者の危惧を強く感じました。日本のアクティブラーニングで扱うのは、政治と道徳だけなのでしょうか?
    主体的対話的な学習については、何をもって主体的対話的とするのかを、幅を広げればいいのではないでしょうか。自分との対話も対話ですし。アクティブラーニングの定義を狭くして、わざわざ極端な実践例を並べて持論を展開しているという印象を受けました。
    アクティブラーニングを絶賛するのも単純ですし、負の面を並べて政治的な意見を潜り混ませるのも、あまりいいやり方ではないように思います。

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    2020年06月25日
  • アクティブラーニング 学校教育の理想と現実

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    2020年教育改革の先はバラ色の未来なのか?学力は向上するのか?学力格差はどうなるのか?学校や教師の負担は?新しい大学入試は?“学び”の近現代史を辿り、教育改革を疑う。

    新しい動きが取り入れるたびに、現場はてんてこ舞いになる。「主体的、対話的で深い学び」は、最終的に授業改善の視点として位置づけられた。それならそれで、粛々と進めていくしかないのだが。

    近現代史の部分は、もう少し丁寧に学んでみたい。

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    2019年09月23日