宮山香里のレビュー一覧

  • 童話物語(下) 大きなお話の終わり

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    面白かった!!
    新刊ラジオで紹介されてて「どんなだろう?」って思って読んでみたのですが、予想以上でした(^^)
    主人公のキャラが良かったのかな?

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    2012年04月08日
  • 童話物語(上) 大きなお話の始まり

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    極めて性格の悪い主人公って紹介されていたのですが、それはちょっと違うなって思いながら読みました。
    本の厚さに圧倒されていたのですが、読みやすくて、もう終わり?って感じでした。
    主人公の心の変化が読んでて嬉しかったです。

    只今下巻を読破中です

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    2012年04月01日
  • 童話物語(下) 大きなお話の終わり

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    今まで読んで来た物語の中で1番になった。ジャンルを越えて。
    どうしようもない人間ばかりで、主人公すらも捻くれている。
    暗い暗い話の中で、徐々に成長を遂げて行き、暗闇の中から光を掴む。

    文章にズイズイ引き込まれて、頁を捲る手が止まらない。

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    2012年03月19日
  • 童話物語(下) 大きなお話の終わり

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    小学校3年生の時に初めて読んで、私がファンタジーにはまるーひいては本の世界にはまるようになったきっかけの本。

    何度も何度も読んで、表紙がボロボロになり大学生になってから買い直したくらい大好きです。

    物語自体は作者の初めての作品で、深く考えたらどうなの?っていうところ(たとえば下巻に入ってルージャンとフィツが話せている理由とか)はあるけど、そういうところを考慮したうえでもすばらしいです。
    現代の私たちに貧しさなんてわからないはずなのに、この本を読むとリアルに貧困とはどういうものなのか感じます。

    もっと多くの人に読まれるべき小説だと思います!

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    2012年01月18日
  • 童話物語(上) 大きなお話の始まり

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    世界で一番好きな物語小説。
    この本を抱いて死にたいです。

    ひとりの孤独な女の子が
    愛の意味を知る旅に出るものがたり。

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    2011年12月13日
  • 童話物語(上) 大きなお話の始まり

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    とある小さな村に少女、ペチカはいた。
    彼女は常に飢え、人々には蔑まれ、世の中すべてを憎みきっていた。
    ある日、いじめっ子ルージャンの策略により釣り鐘を掃除することになったペチカは、その塔のてっぺんで妖精のフィツと出会う。
    二人の友情や冒険の話。


    これ、大好きです!!
    ペチカのひねくれたところに初めはちょっとイライラしますが、次第に彼女が心を開いていくさまはちょっと微笑んでしまいます。
    ルージャンも一途でかっこいいし。
    できれば二人のその後も見たかったなあ・・・

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    2013年11月19日
  • 童話物語(下) 大きなお話の終わり

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    最後はずーっと号泣
    終わるのが嫌でした。

    こうゆう主人公好き
    こうゆう世界観も好き
    しかも細部まで徹底していて嬉しい。

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    2013年09月18日
  • 童話物語(上) 大きなお話の始まり

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    主人公が辛い思いをして人を信じられなくなっていく中で優しい人々と出会えてふれあっていくのに、ひどい人がいる中で優しい人もいるのが泣けました。
    またこの本を読めてよかった。もう失くしません。

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    2012年09月08日
  • 童話物語(上) 大きなお話の始まり

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    この痛さは・・・月の影影の海上巻を読んでいた時の痛さだ・・・。子供時代に誰かを傷つけた思い出に主人公ペチカやルージャンがざくざく食い込んでくる。どっと読まされた。

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    2011年07月28日
  • 童話物語(上) 大きなお話の始まり

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    たくさんの大切なものが詰まった素敵な本です。
    読み終わった後、生きることの苦しみや素晴らしさが胸に広がって、ありきたりな感想だけど、読んで良かった!と思いました。
    この本の良い所はお話だけじゃなくて、世界観がとてもしっかりしているところ。
    物語の世界・クローシャの地図はもちろん、通貨や時間、他にも気候、文化などが絵と共に紹介されています。
    クローシャ大百科事典なんてのもあって、それだけで62ページもあります!
    各章ごとにそこで登場する町や人の説明の絵が載っているのもすごく細かいし可愛いんです。
    児童向けにしては、シビアでエグイシーンが多くてファンタジーにしてはリアル。
    でもそれを乗り越えていく

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    2011年08月03日
  • 童話物語(下) 大きなお話の終わり

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    ネタバレ

    下巻はペチカとともに教会で過ごしたルージャンの物語から始まる。ルージャンは教会にいたころいじめっ子のリーダに逆らうことができず、一緒になってペチカをいじめていた少年。それを一言謝りたくて、教会からいなくなったペチカを探して旅をしている。食べ物の大切さを知らずペチカに配給されたパンをわざと落とし汚れたパンを食べるペチカを笑ったこと。だがすでに1年が経過しクローシャ大陸の南から北まで縦断してしまった。
    アルバイトで釣り鐘の清掃をするために高い塔に登ったときなんと妖精フィツと出会った。フィツは羽を無くし妖精の国に戻れないでいた。妖精であっても人間世界では食べなくては死んでしまう。小さな体で毎日を必死

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    2025年02月23日
  • 童話物語(上) 大きなお話の始まり

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    ネタバレ

    国産ファンタジー。貧しい少女、彼女を痛めつける悪いおばさん、悪巧みをするおじさん、良い妖精と悪い妖精、など人物設定はかなり王道だが、翻訳版があれば世界でもヒットすると思うほど、ワクワク、ハラハラ、ときに腹立ち、そして泣けてくる物語。そしてびっくりしたのが巻末の付記が細かく書かれていてるところ。とても上下巻で完結する物語とは思えないほど細かいプロットだ。

    ペチカは暖かい家、温かい食事、優しいお母さんの元で幸せに育った。母を亡くし、家を失うまでは。教会に預けられてからのペチカは守頭をはじめ、少年たち、パン屋さん、だれもが彼女を虐げ、12歳になる頃にはもう誰も信じられなくなっていた。動物を蹴り飛ば

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    2025年02月13日
  • 童話物語(下) 大きなお話の終わり

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    ルージャンが良い〜!
    胸糞悪いシーンや暗いシーンが多かった上と比べて、下は心温まる(救われる)&感動するシーンが多い。
    王道展開のように見えるかもしれないけど、下があってこその上だなと感じた。
    ペチカには勇気をもらった。

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    2024年04月20日
  • 童話物語(上) 大きなお話の始まり

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    妖精ファンタジーものは初めてかも

    結構古いお話だと思うけど、ずっと気になってた

    もうペチカが痛々しすぎて...なんども苦痛になって結構しんどかったけど、フィツがいてくれていい意味でもまあ悪い意味でも良かった
    ペチカは全然性格悪いんじゃないよ
    ペチカをこんなふうにした世の中が悪いんだと、架空の世界にすごく怒りを感じてた

    妖精の日もまだまだ謎だから下巻が楽しみ

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    2022年04月10日
  • 童話物語(上) 大きなお話の始まり

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    妖精らしくない妖精たち。中には悪者もいる。世界は滅びるべきかの答を探しに地上へとやってきた妖精フィッツは性格の悪い少女ペチカに出会う。先の見えない展開で下巻へ。

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    2020年12月18日
  • 童話物語(下) 大きなお話の終わり

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    ネタバレ

    久々に再読して、あっれーこんなにバイオレンスな話だったっけー?と(笑。
    もっとほっこりした気がしたけど、別の話の記憶が混ざってたっぽい。
    なにせ次の酷い目に合うために、今日を生き延びているって感じでしたからね…。
    ペチカの性格の悪さは覚えてたけど、フィツが思ってたより問題児だった件。
    守頭は本気でバイオレンス&ホラー。

    ともあれ、ぶっちゃけルージャンは許さなくてよしって思いましたよ…わりと終盤まで。
    何かこう、オトコノコって…やりすぎても好きだからこそだし謝ったんだから赦されてしかるべきみたいな甘ったれちゃんな部分がありますよネー。
    ルージャンはそれでも、謝罪を拒否られて現実を見据えるだけま

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    2017年01月04日
  • 童話物語(下) 大きなお話の終わり

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    フィツとわかれたペチカは新しい町で、優しい夫婦のもとで働いていた。はじまりの町とは全く生活が変わり、住む場所も働く場所も確保して、比べるまでもなく幸せに近づいています。変わって、いじめていたルージャンに視点が映り、ペチカを探す日々を一旦諦め、別の町で暮らしていたが、ひょんなことからフィツと出会い、再び外へ出て、ペチカと出会います。免れた妖精の日が再び迫り、たくさんのひとたちが犠牲になる中、フィツが、ペチカが、ルージャンが頑張る姿にひきこまれます。自分が思っているよりすごいっていう言葉が響きます。最後はうふふな展開でちょっとその後とか出来たら覗きたかったです。

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    2015年09月10日
  • 童話物語(上) 大きなお話の始まり

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    上巻は、主人公がつらい思いをして日々を過ごしているところから始まるので、読みながら悲しくなりますが、世界観にぐいぐい引き込まれて、一気に読み終わりました。住んでいた町を出て、少しいいことがあるかなと思えば、裏切られ、奪い奪われの生きていくことに必死になる姿は迫るものがあります。読みながら自分がいかに幸せかを気づかせてくれます。妖精のフィツとの出会いでペチカが成長していき、最後のあたりではとても頼もしく逞しいです。下巻がどのように結ぶのか楽しみです。

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    2015年09月06日
  • 童話物語(下) 大きなお話の終わり

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    ネタバレ

    人は、環境や状態によって変わる。変わるからこそいいんだ、というのは、本当にいいんだろうか、と思ってしまう。人に対してしてしまった仕打ちは消えるんだろうか。ペチカのようにもういい、と言えるだろうか。

    虹を見た、その瞬間は、憎しみも、悲しみも怒りも、すべてなくなって、美しいという感動だけがみんなの心にある、というのは本当に素晴らしいことだな、と思う。
    いい本だった。もっと若い時に読んでいたかった。

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    2015年07月29日
  • 童話物語(下) 大きなお話の終わり

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    主人公、ペチカにとってあまりに酷なことばかりで、はじめは読んでいて心苦しくなることが多かった。人のやさしさを素直に受け入れられるようになってきてからの成長が著しい。

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    2014年06月06日