綱島志朗のレビュー一覧

  • 紫色のクオリア

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    再読2回目。
    昔読んだ時は、あまり意味がわからなかった記憶があるが、今回は比較的理解できた。前半は人間がロボットに見える女の子の話。後半は物理学の量子論などを用いたSF作品。どちらの設定も、作者の独りよがりの意味不明な展開が出てくることが多い印象であるが、本作は、納得感のあるかなり筋の通った展開で素晴らしかった。流石に、難しさは少しあったが。更に、設定から話を広げるとここまでできるだろう、という所の限界までやり尽くしていたのも素晴らしい。

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    2023年04月10日
  • 紫色のクオリア

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    これは……噂に違わぬすごい名作百合SFだった。
    少し変わったゆるふわ日常ものかな?と思わせる序盤から最初の事件への急展開。なるほどこういう方向性……と思っていたら2話目はまた違った話の転がり方をしていく。
    長いトライ&エラーの果てに想いが執念へ変わる展開、定番だけど好きです。

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    2022年01月30日
  • 紫色のクオリア(1)

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    ★5じゃ収まりきらない衝撃的な作品。まだ胸がドキドキしています。
    ジャンルとしては百合×SFで最近流行っている組み合わせですね。
    序盤ははとうとゆかりはただの友情でしかないんですが、話が進むに連れ大きく変わっていきます。
    その思いははとうからゆかりへの一方的なものでしかなく、しかもゆかりへは伝わらないんですがそれでもひたむきにゆかりを救うためがんばります。
    その一途さが素敵すぎます・・・!

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    2021年10月30日
  • 人狼機ウィンヴルガ 9

    ネタバレ 購入済み

    新章開幕

    前巻にて1つのストーリーが終わり、今巻から新章がはじまります。
    初っ端から伏線が貼られ今後の展開がものすごく気になりワクワクさせられます。
    ウィンウルガ全巻に言えることではありますが、非人道的な行為が結構な量でありますが読んだ後不快感よりエロさが上回ってしまう画力と見せるセンスに脱帽させられます。
    真白が最大級のピンチの場面も最高でした。次巻どうなるか楽しみです。
    最高の漫画だと思います

    #怖い #エモい #アツい

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    2021年06月07日
  • 紫色のクオリア

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    これはやられた! 人間がロボットに見えるゆかり。そこからこの物語が組み立てられるとは。
    第1話の急展開に驚かされるも、それが前提に過ぎないという構成。そして思考と試行を重ねて繰り返す第2話のインパクト。
    SFでありラノベであり青春小説である。面白かった。

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    2020年06月28日
  • 人狼機ウィンヴルガ 6

    購入済み

    果たして評価して良いものか?

    ネタバレになるから詳しくは言えませんが、一言で言えばドミネーターは鬼畜。
    良くもまあ、女性に対してここまで凄惨な処刑が出来るもんだ。
    ドミネーターの男共はこの世から抹殺させた方が良い。
    読後感が非常に悪くなる作品だが好きな人にはストライクなんだろうなあ。
    ソッチ系が好きな人的には星5つとしましょう。

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    2019年10月25日
  • 紫色のクオリア

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    >クオリアという言葉がある。
    >あなたがSF者ならあるいは耳にした(読んだ)ことがあるかもしれない。
    >感覚質、と訳されることもあるそれは、ようするに『頭の中で生まれる、感じ』のことで、
    >例えば、赤い色を見て赤い、と感じるその『感じ』、
    >青や紫を見た時の、その『感じ』のこと。
    >嗅覚でも痛覚でも物事に関する感想でも、とにかく何かを感じた時のその印象のこと。
    >それは、人それぞれで、完全に共有することは出来ない性質のものである。
    >つまり、

    >「他人が赤を見ているとき、自分と本当に同じ色を見ているのだろうか?」


    ヒロインのゆかりは、

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    2019年09月06日
  • 紫色のクオリア

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    ラノベのSFでは、最高峰ではないでしょうか。
    惜しむらくは映像化にあまり向いていなかったことかしらん。(漫画版もおもしろかったけどね)

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    2019年07月07日
  • 紫色のクオリア

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    だまされてはいけない(^^;)この作品は、ハードSFである。
    美少女、学園もの、ロボット。あらすじにだまされてはいけない。そういう話ではない。
    量子力学、多世界解釈、コペンハーゲン解釈、タイムトラベル。万物の理論。こんなキーワードにピンときたなら、迷わず手に取ってみて。
    そして、果てしない旅と、その後の、帰還の話。

    よくも、こんな作品まで出せるもんだ。懐の深さ、恐るべし、電撃文庫。

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    2014年11月01日
  • 紫色のクオリア

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    読む人によっては「難しい」という感想が先に立ちそうだと感じる作品。
    しかしその分、世界観の作り込みが凄まじいの一言。
    まるでパズルのように進んでいく物語は最後まで一気に読める。名作。

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    2014年02月18日
  • 紫色のクオリア(3)

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    小説のコミック化って劣化するものがほとんどだけど
    これはとても良いデス!
    巻末に載っている、ゆかりからの手紙はうえお氏の書き下ろしだし……作品に対する愛が伝わってきます。

    うわーアニメで見たい……。

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    2014年01月13日
  • 紫色のクオリア(3)

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    いやもう素晴らしい。完璧なコミカライズ。地の文が多くなっちゃうのは仕方ないとしても、ちゃんと絵をあわせて展開させている。

    綱島志朗はなんか『JINKI』のせいで「女の子をひどい目にあわせるの大好き漫画家」みたいなイメージが染み付いちゃって敬遠していたんですが、かなり凄い漫画家になっていたんだなぁと驚きました。

    巻末に、原作者による書き下ろしエピソード(?)が掲載されているんですが、こりゃまた意地の悪いものを持ってきたなぁ、と。
    それに対して、巻末の「ありがとうございました」イラストで、ある意味「読者の一番観たかったもの」をサラッと書いてくるあたり綱島さんは優しいなぁと思ってしまいましたw

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    2013年12月04日
  • 紫色のクオリア(3)

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    ネタバレ

    面白かった。
    アリスの描いた万物の理論の絵がこんなかんじなのかーと見れて嬉しい。
    最後の手紙は読まれないことを願いたいところ…。
    表紙も原作表紙っぽくて良かった。

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    2013年10月26日
  • 紫色のクオリア

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    2章中盤以降の急展開、そこからラストまでのストーリー。話の広げ方が上手い。キャラクターには魅了されなかったけども、ライトノベルでこのような短編SFを読めることに感謝。勿論、量子や量子力学については説明はあるけどももっと基礎知識をつけて再読するのも楽しみ。

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    2013年10月22日
  • 紫色のクオリア

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    ああ、こういう「たった一つのガジェットを徹底的に使い倒して展開させていく」物語大好き。さらに大風呂敷なら言うことなし。

    というわけで、「ロボット+美少女?ふーん」みたいな感じで読みはじめてみたのですが、
    第一話を読み終わると、「おお、なるほど」。
    第二話を読み進める頃には「そうか、そういうのもあるのか」。
    第二話終盤になってくると「もう少し手心をいうものを…」。読者の予想を超え続けるストーリー展開に終始圧倒されっぱなしでありました。

    ラスト、ああいう形で終われるのはラノベならではなのかなぁ、と思ったり。もしSFだったらスターチャイルドが出てきたり、虚無ったりしてしまいそうですよね。

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    2013年08月08日
  • 紫色のクオリア

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    ひさしぶりに読み返そうと思ったらなくしてしまったようで
    買い直しました。

    も、もう手放さないんだからっ!

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    2013年06月17日
  • 紫色のクオリア(2)

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    ネタバレ

    ストーリーについては原作のほうのレビューの通り。

    敵対組織とでも言うべき、ジョウン卜の元ネタとなった小説である、虎よ、虎よ!はまた機会があれば読んでみたいな。
    人をやめたガクちゃんがうまく表現されていて、とてもよかった。
    いよいよ、ガクちゃんがフェルマーの原理にならって本格的に動き出した。次巻が楽しみ!

    後、extra02の目からビーム面白かった!w

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    2012年11月29日
  • 紫色のクオリア(1)

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    ストーリーについては原作のほうのレビューの通り。

    話の順番をうまく入れ替えてて楽しめた。
    百合いいね!
    漫画化としては大成功だと思う!

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    2012年11月29日
  • 紫色のクオリア(1)

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    ご紹介いただいて購入しました。絵は好み!最初は異能力系かなと思ったら本当に機械で人間を直せちゃうので何か違う…展開が気になります。

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    2012年11月16日
  • 紫色のクオリア

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    ネタバレ

    評判を聞いて購入。
    紛れも無い大当たりでした。

    1つ目の話は火の鳥復活篇と某ゲームを思いださせるような内容で、ふむ、なかなか面白いな。。とかクオリアかぁ…とか思ってました。
    そして、2つ目の話を読んで…気がついたら読み終えてました。量子力学だとか、コペンハーゲン解釈だとか、多世界解釈とか、フェルマーの原理とか出てきて、ふむふむ・・・とか思ってたら怒涛の超展開。
    平行世界を利用して、真実を突き止め初めてからはページをめくる手が止まらなかった。そして、過去を変えることを思いつき、さらに過去に戻り、魔法少女である自分の可能性を探し…とこのあたりの時はもうページをめくるのももどかしくなるほどハマり込

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    2013年09月15日