高杉康成のレビュー一覧

  • [実践] 超高収益商品開発ガイド 粗利80%実現7つのステップ

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    通勤電車内の広告に高杉さんの新著があり、読んだことがない人の著作を読むときは、出来るだけ初期作品を読むようにしているので(ビジネス本を書く位言いたいことがある人は、普通一作目で言いたいことを全部書いちゃうもんだろう、と勝手に思っているので)、6年前の本だけど読んでみた。
    キーエンスの人、と思って読んでいるので、相当バイアスは掛かっているかもしれないけど、文句のつけようがない成果を出している人の言うことだけに説得力あるな。自分の会社で新事業開発に苦労している理由がよく実感出来た。
    特に、デザインレビュー会議のやり方。合意形成を目的とせず、初期設定事項の確認を目的とすると、仕様がブレないようだ。

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    2019年09月29日
  • キーエンス流 性弱説経営

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    1. 「性弱説」とは

    ・人の弱さを前提とする考え方: 「性善説」(人は正しく指示すればできる)でも「性悪説」(人は罰しないと手を抜く)でもなく、「人は弱い生き物である」という前提に立つ。

    ・「弱い」の定義: ここでいう「弱い」とは、道徳的な善悪ではなく、「困難なことや新しいことには積極的になれない」「つい目先の楽な方、簡単な方を選んでしまいがち」という人間の本質的な傾向を指す。

    ・「できるだろう」の否定: 多くの企業が性善説で「できるだろう」と楽観視するのに対し、キーエンスは「できないかもしれない」という性弱説の視点から、誰もが成果を出せる仕組みを徹底的に作り込む。

    ・個人ではなく仕組

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    2025年10月23日
  • キーエンス流 性弱説経営

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    恥ずかしながら性弱説を初めて知った。 過度な期待せず、お節介でもフォローして、成功に導く? 人の弱い心の部分(楽や逃げや怠慢さ)を、組織や仕組みで補う。読解力が無いのかイマイチ過保護的かなぁ?  真似したいのは、事前事後報告について(準備報告)だよね。ある、あるで、「何を聞かなかった? なんでしなかった」は無くなるし、部下&上司の関係は良くなるよね。

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    2025年07月03日
  • キーエンス流 性弱説経営

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    予想してた性弱説の定義とは違った。
    仕組み化することは大切だよね、という話だった。
    本書の内容に共感はとてもできるが、新しく視野がひらけたとか、その考え方があったのか、といった発見はなかった。
    この本を読んでも、仕組み化しない人はしないし、する人は勝手にしていると思う。

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    2025年07月02日
  • キーエンス流 性弱説経営

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    性弱説という考え方が新たな発見のように書かれて説明されていたが、あまり目新しいものではなく、期待外れであった。できないことをふまえた仕組み作りをするのは当然と思う。

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    2025年06月15日
  • キーエンス流 性弱説経営

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    「性弱説」というニューワードに惹かれたが、結局は「相手に期待しすぎないこと」、「確実に正しいステップを踏めるように組織として仕組化すること」なんだと思う。それはそれで、きっちりできるかどうかが、生産性に直結する。キーエンスの社内の様子がなんとなく知れたのは勉強になった。

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    2025年05月31日
  • キーエンス流 性弱説経営

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    企業の仕組みは全て、
    誰かに何かをしてもらうことで機能する。

    この相手に対する期待を、
    相手は守ってくれないかもしれない。

    例えば、指示を理解してくれるないかもしれない、
    面倒くさくてやってくれないかもしれない
    成果につながらないやりかたでやってしまうかもしれない、など。

    これを、性弱説とする。

    指示がとおりやすくするにはどうするか
    行動を促すにはどうするか
    成果につなげるにはどうするか

    こうして標準業務が決まる。
    標準にそった行動をとることが評価されるKPIを置くことで、それが徹底される。

    各機能において、これは適応できるだろう。

    商品開発、
    営業、
    生産、
    採用
    などが説明さ

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    2025年05月25日
  • キーエンス流 性弱説経営

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    人は、基本的に弱いという前提で物事を考える

    簡単な方、楽な方に流れてしまう
    ↑ 仕組みづくりが大事

    行動心理学に近い。
    面倒やネガティブなことよりも
    「快感」や「満足」、また仕組みによってより楽になる環境を作ることで、やる仕組みを作っていく。

    またニーズに関しては
    行動経済学に書かれていたかと思うが、
    基本的には人は本当のことは言わないし
    感情に左右されたりする
    だからこそ、全てを鵜呑みにしない
    ①誰か②何の手段を用いて③どんな課題があって④どのくらい大変かを分別する

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    2025年05月18日
  • キーエンス流 性弱説経営

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    ネタバレ

    人は本来弱い生き物なので、難しいことや新しいことを積極的には取り入れたがらず、目先の簡単な方法を選んでしまいがち。思いどおりに動かないと考える。じゃあどう動かそうかと考える。

    キーエンスにはニーズカードという仕組みがあり
    顧客が気づいている顕在ニーズよりも、顧客が気づいていない潜在ニーズを探る必要がある。ただ集めるだけではなく、集めることに褒賞を出すなどして仕組みを整える。その中から使えるものはわずかしかない。

    『事前事後報告』を徹底する。

    書いてることはそれほど難しいことではないが、それを実践するとなると容易ではない。
    コスパ悪いことをしてるんだけど、最終的にはコスパよくなるという何だ

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    2025年05月11日
  • キーエンス流 性弱説経営

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    性弱説はだきないかもしれないに備える力

    性悪説と似てはいるがそうならないように
    仕組みを動かす仕組みのこと

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    2025年03月09日
  • 「最強」ソリューション戦略

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    時価総額ランキングでトヨタに次ぐ2位になったキーエンスのソリューション戦略を元社員が説明。これを読むといかに自社の業務設計に改善の余地があるかが分かる。

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    2020年06月13日
  • 一流ビジネスマンは誰でも知っているヒットの原理 売れるプラン作成の基本

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    ヒットの原理の方程式は、トレンド×ニーズ、である。
    例えばコンビニコーヒーは30年前に登場したが、3年前に大ヒットした。その理由は、追い風トレンドが弱かったからである。トレンドとは、世の中の大きな傾向のことで、また加えて、ニーズを深掘りすること(隠れたニーズの抽出)ができれば、商品企画や販促活動の具体案を考えやすくなる。大ヒットした3年前には、①時短トレンド、②セルフトレンド、③香りトレンドといった3つの追い風トレンドが、コンビニコーヒーを後押ししてくれた。
    また、コンビニのプレミアムロールケーキのヒットは、食べきり、時短、車内といったトレンドがあるのに、ロールケーキが一本単位でしか売っておら

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    2016年01月19日
  • 一流ビジネスマンは誰でも知っているヒットの原理 売れるプラン作成の基本

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    最近興味のあるマーケティング。その第一歩の本としては正解だったと思います。
    実際のトレンドも事例に取り入れ、そのヒットの理由を分かりやすく解説してあり、なるほど!と思わず納得しました。
    売れるにはワケがあるんだなぁと思いました。

    それではこの本を読んだらヒット商品が生み出せるかというとそんなことはなくて、やはり顧客のニーズを探ったり、トレンドを掴んだりと、地道な作業が必要。
    それでもマーケティングと言ったって何をしたら良いか分からなかった私にとっては、十分な取っ掛かりになりました。

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    2016年01月12日
  • [実践] 超高収益商品開発ガイド 粗利80%実現7つのステップ

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    消費財というよりは、BtoBで生産財の商品開発を行う中小企業がメインターゲットと思われる書籍。ただし、顧客ニーズの適切な把握が商品開発において一番大切ということは、どのカテゴリーでも共通すると思う。
    文中では「困りごと」と表現されているが、それがなぜ生じているのか、これまで対策を打ったのか、放置しているのかで、顧客にとっての困っている程度を把握するのが出発点。そのため、商品開発のインプットをもたらし、商品価値をターゲットセグメントに伝える営業担当者を重要な位置づけとしている。営業部門との関わりまで踏み込んでいる商品開発の本は珍しい。
    SWOTから直接的に商品開発に移るのは危険であるとし、本当に

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    2014年02月11日