五十嵐藍のレビュー一覧

  • ローファイ・アフタースクール 五十嵐藍短編集

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    モノローグや展開がこれでもかと刺さる作品。センスが大好きです。 様々な読み味の短編集ですが、全体を通して(一部を除き)どこか虚しさと焦りが土台にある気がします。寂寥感も疎外感も楽しさも官能も青春という言葉でまとめられているような印象。 何度読み返しても涙を浮かべてしまう作品集です。

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    2018年06月30日
  • ワールドゲイズ クリップス01

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    五十嵐さんの描く寂寥感はすばらしい。一コマを大事にしている印象もあって大好きです。ローファイ・アフタースクールも良いですよ。

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    2018年06月14日
  • ワールドゲイズ クリップス04

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    浮遊感・断片的な日常・少年/少女にしか見えない世界の果て……本文からは抽象的というよりは表層的な匂いが漂う。漫画的というよりは文芸的な雰囲気の作品だった。折を見て再度1巻から通読して再解釈してみたい。

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    2016年01月04日
  • ワールドゲイズ クリップス03

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    『ちーちゃんはちょっと足りない』の阿部共実先生に負けないくらい、読み手の心を決して痛くはないけど、結構、深めに掻き毟ってくる漫画を描ける描き手の一人だな、五十嵐藍先生は
    読んでいると、「トラウマ」と呼べるほどじゃないにしろ、あまり、目を合わせたくない自分の中にいる、簡単に壊れそうなのに、汚い何かが重しを乗せてる蓋を内側からわずかに開けて、自分とそっくりの顔を覗かせてくるような気がしてならなかった・・・・・・
    面白い、とは違う意味合いで、確実に読み手の心に強い印象を残していく
    情緒が不安定な時に読んだらマズそうだな、そう、しみじみと思えるのは、私の精神状態が今現在、割と安定している証拠だろうか

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    2015年04月15日
  • ワールドゲイズ クリップス03

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    女の子と神父様の会話がなんかよかったな。
    「無駄な遊び」をしていたクラスメイトが、きっと「ローファイ・アフタースクール」に出てきた人なのかな。

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    2014年09月14日
  • 鬼灯さん家のアネキ(+妹)(1)

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    まぁ、ともかく、カオス
    ラブコメ、ホームコメディ、エロコメディ、どのジャンルにも入っている
    成年漫画に載っていても不思議じゃない、そう感じるギリギリのラインを踏むか踏まないか、で攻めてくるものだから、余計に淫らさが際立っている
    姉弟が主軸だった前作もエッチいストーリーだったが、ここにフェロモンMAXの妹が参戦した事で完全にリミッターを外してきやがった、確実にこっちの頸動脈を狙ってきている
    画もネタもキャラの個性もシャープだから、余計にスピードを感じ、受けるなんてとんでもない話で、急所を抉られないよう避けるので精いっぱい
    当たればデカい一発、喰らい続けたらマズい小技の積み重ね、どちらも的確に使い

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    2014年08月18日
  • ローファイ・アフタースクール 五十嵐藍短編集

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    ネタバレ

    五十嵐藍さんの書くの全部好き.
    言ってしまえば,男性が読んで喜ぶようなタイプの,性欲の薄い青春ストーリ

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    2013年09月23日
  • ワールドゲイズ クリップス01

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    繊細で丁寧な絵に反して、内容は脆いどころか、ガッツリ骨太
    芯がちゃんとある女子を描かせたら、五本の指に入るのではないか、と今回の短編集を読んで改めて思った
    個人的にビリビリ来たのは、blue imaginary birds
    結果はどうあれ、努力を諦めない。自分が信じたい物を一途に信じる、そこがいい

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    2012年11月15日
  • ローファイ・アフタースクール 五十嵐藍短編集

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    大きく盛り上がるわけでもなく淡々とした作品なんだけど、1シーン1シーンを8ミリムービーで創り上げたようなタイトル通りローファイな空気感が堪らなくツボな短編集。

    どの作品も大変好きですが個人的には「神様ごっこ」が非常に印象的。

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    2012年06月04日
  • ローファイ・アフタースクール 五十嵐藍短編集

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    絵、内容、ともに私好み
    ストライクゾーンど真ん中、とは違うのだが、しっくり来る感じ
    あくまで個人的な意見だが、この作者は四コマよりも、この手のサクッとした短いストーリーの方が良い物を生めている気がする
    一番に好きな作品は、『ekstasis』
    背徳的なエロさが喧しさすら感じる無声に溢れていた

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    2012年05月28日
  • 鬼灯さん家のアネキ 4巻

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    ギャグの比率が高いシスコンものかな?と思わせといて、底辺にいつもシリアスが混ざっているのがいい具合でした。
    1巻からもう1度見ると感慨深いものがあります。
    五十嵐さんの書くキャラもいいですね。何か考えてる感じの姉貴はいいです。
    ツリ目バンザイ。

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    2011年12月06日
  • 鬼灯さん家のアネキ 2巻

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    姉とは思えない、虐めてるんだか甘えてるんだかわからないラブラブっぷりが心地いい。実姉もまた素晴らしい。このシアワセものめ。
    おまけの出会いの頃のエピソードは後付けの補完材料みたいではあるけど、一応納得。安心して姉ラブできる。

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    2010年11月18日
  • 鬼灯さん家のアネキ 1巻

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    普段はコスパを考えてラノベなんだけど、
    ヤマカムさんで紹介されてて気になってた漫画なので購入。
    漫画って420円くらいのイメージがあったんだけど、この手の青年誌?って高いのね。
    でもそれに見合うくらいには面白かった!



    主人公がただ振り回されるだけじゃなくて、ちゃんと姉に本気の愛情を持ってるのがポイント高いね!

    姉とのラブラブっぷりもいいけど、脇を固める女性陣がかなり魅力。
    水野さんとか好みすぎてゾクゾクするね。
    もっと二人でいろいろ遊べばいいんじゃないかな!かな!

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    2010年11月22日
  • 鬼灯さん家のアネキ 2巻

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    超シスコンの弟とサディスティックな姉とのお話(血はつながってない)の第二巻

    姉貴のサディスティックは相変わらずですが、今回は水野さんプッシュの話が多かったです。
    水野さん自宅に来ましたし、相変わらずのジト目ですし。
    それにしても水野さんが全くデレません素敵です。
    京ちゃんもより女性らしくなって素敵です。(まだ誤解は解けていないが)

    それと最後でこの兄弟の今の関係のなり初めがついに語られましたね。
    相変わらずツンとデレの配分が上手くて飽きが来ないです。

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    2010年10月17日
  • 鬼灯さん家のアネキ 1巻

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    超シスコンの弟とサディスティックな姉とのお話(血はつながってない)

    サディスティック成分は割と多め。
    姉が本気で弟の苦しむ顔を拝みに仕掛けてきます。
    割とネタはストレートなものが多く、エロの表現も割と下品。
    でもチョイチョイと姉の優しさが垣間見えるのが安心できますね。
    本来のツンデレの配分ってこんなものなのではないでしょうか?

    姉妹のやりとりが素敵なのは当然なのですが、
    京ちゃんや水野さんが素敵ですね。
    というか水野さんが素敵なんですよ。
    あのシニカルな感じのかまって感が可愛い。
    京ちゃんの悩みも眺めてて大変微笑ましいです。
    サブキャラの扱いが丁寧です。

    最後に実姉が出てきてリアルを突き

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    2010年10月17日
  • ワールドゲイズ クリップス04

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    『放課後ロスト』の予習で読んだ。

    「放課後」、「ブルーアイズ・ヘキサ」、「レコードの暗号」、「ゴミ捨て場の通信」、「アスファルトワールド」、「休み時間の10分(#1&#2)」、「一人遊び A」、「一人遊び B」、「ステレオタイプ」、「透明なデカダンス」、「エンドオブザワールド」、「ピアノ」、「worldgaze clips / kaleidogazer」の全13編からなるオムニバス。

    前巻に続き、映画版とは繋がりのない最終巻。

    正直、あまりにも各々の作品が短く、語りきれてない印象を受けるものも多かったりで、良くも悪くも散文的な作品ではある。

    個人的に好きだったのは男子学生とレコ

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    2025年03月19日
  • ワールドゲイズ クリップス02

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    映画『放課後ロスト』の予習で読んだ。

    諦めた絵描きに再挑戦する女子高生の「らくがき、うわがき」、女子高生2人が録音遊びにこうじる「プレイ フォー トゥデイ」、部活仲間の男女が身近な数字を集める「数字遊び」、高校中退後の青年が青春の未練に区切りをつける「橙色の時間とさようなら」、空想癖のある女子高生が街をぶらぶらする「クウソウ」、それぞれの青春が重なって遠い過去になる「常温で灰になる日の燃え残りに映る幻」、高校の文化祭を背景に色んな青春の形が交錯する全6編。

    映画では、「らくがき、うわがき」が同名タイトルで、「橙色の時間とさようなら」の要素も加えて映像化。「プレイ フォー トゥデイ」と「常温

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    2025年03月19日
  • ワールドゲイズ クリップス01

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    『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』の公開にあわせ、大九監督の過去作を追っており、映画『放課後ロスト』の原作として本作を購入。

    高校生の委員長と有川が束の間の家出に繰り出す「放課後ロスト」、高校生男女が死んだカラスの墓探しをする「ウォーキング ウィズ ア フレンド」、幼少期に好きだった少女に執着する男子高校生の葛藤を描く「緑雨」、青い鳥探しに奔走する女子高生の「blue imaginary birds」、放課後を舞台にした全4編からなる青春オムニバス。

    映画をだいぶ前に見たこともあって、こんな話あったっけ?と思いながら読んだが、あとあと映画を見返すと、「放課後ロスト」は「ショート・ト

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    2025年03月19日
  • ワールドゲイズ クリップス01

    無料版購入済み

    どことなく倦怠感が漂っていて、感情の起伏がゆるやかで、なんともいえないリズムがクセになってくる淡い青春物語。

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    2022年09月30日
  • ローファイ・アフタースクール 五十嵐藍短編集

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    暗黒さんが好き。
    あと、1000円でおっぱい見れるなら、間違いなく1000円出すって!

    ま、本作に共感できるのは厨二病の人だけかもしれないけど。

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    2017年03月11日