紫あやのレビュー一覧
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立場の差かな?
年の差もあるが、王になってしまったアルは、国全体をみて、弱小国を建て直すのに時間を費やしていた。さっさと連れてきてしまえばよかったのに。
イライアスは騎士団長という立場から、いろんな人の顔色を観るし、神経も張り巡らしていただろう。ヒロインやその周りにまで気遣っていた。そういう小さな積み重ねが、ヒロインが祖国に帰る選択をさせたのだろう。でも、王女様が嫁いだから、ちょくちょくアッチの国に呼ばれるのだろうな?
そうそう、レイモンドが悪人ではなかったので少しホッ。あゝ、キースも幸せになって欲しいなぁ。
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面白かった!
この2冊目で完結です。上巻下巻で表記してもよかったのでは?
人質になったヒロインのお話ですが、ヒロインがどういう選択するのかわからなくて、読む手が止まらなかったです。色々と甘く切なくとても面白かった! -
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とても面白かった
一気に読みました。飾らないまっすぐなヒロインが可愛いです。心の声や表情の描写に思わず笑ってしまったり、切なく苦しい気持ちを味わったり、楽しく読みました。
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ふむ...
上巻下巻とするべきかも。
面白かったです。ヒロインの立場や葛藤も理解出来るし、揺れる気持ちも伝わりました。大人の人間模様だなと感じました。 -
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ハッピーエンドでおめでとう
国と国との争いに巻き込まれて人質にされたヒロイン。敵国の王となった弟と心が読めない夫とに挟まれてしまった。双方から熱烈に求められるものの、根が田舎娘のままである彼女は上手に立ち回ることはできなくて、、という感じで。最後はみんな幸せになってよかったです。善行は報われるべきだというアルの言葉が、救われる感じがして、暖かな気持ちになりました。
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次巻読まないと
この巻だけでは、何も終わりませんね。気の良い貧乏家族が、行き倒れている子供を助けたのが悪いのか。その時の自分たちのミスを隠すために、気の良い貧乏家族は散り散りにされてしまう。そして、ヒロインはその行き倒れの子供を見つけ、また一番親しくなった為に、国に拉致され、無理に結婚させられる。最後には人質として、戦いの前線に晒される。でも親を抑えられている彼女には抗う術はない。うーん。この国、守るべきものはないかも。
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聖女の素顔
生まれたときから聖女として在ったヒロインは聖女として振る舞うときは実に完璧ですが、素の自分として人と接することは大の苦手です。
周りの人にも相談できない孤独なヒロインですが、偶然見られてしまった騎士にだけは素の自分を露にしながらも、改善していくための協力を得ます。
この騎士も生い立ちが複雑でどこか歪んだ部分を持っていますが、どちらもお互いに仄かな好意を持つようになります。
恋愛部分より聖女として魔の存在との闘いに力が入っていますが、面白かったです。
三角関係(聖女やもう一人の騎士は自覚なし)の続きも気になりました。