あらすじ
超貧乏貴族の娘・セーラは夫(仮)イライアスの元を離れ、義弟アルが王となった敵国へと向かう。けれど、再会したアルに「妃になってほしい」と言われ!? 書き下ろし番外編「王宮の至宝と人質だった私」を収録!
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は~っ
最後の最後まで安心できなかったけど、ちゃんと収まるところに収まりました。良かったぁ。
表紙の構図がこのお話の核ではあるけど、国と国の確執、身分差、いろんなしがらみや思惑で、うまく身動き取れない感じがハラハラさせられました。
立場の差かな?
年の差もあるが、王になってしまったアルは、国全体をみて、弱小国を建て直すのに時間を費やしていた。さっさと連れてきてしまえばよかったのに。
イライアスは騎士団長という立場から、いろんな人の顔色を観るし、神経も張り巡らしていただろう。ヒロインやその周りにまで気遣っていた。そういう小さな積み重ねが、ヒロインが祖国に帰る選択をさせたのだろう。でも、王女様が嫁いだから、ちょくちょくアッチの国に呼ばれるのだろうな?
そうそう、レイモンドが悪人ではなかったので少しホッ。あゝ、キースも幸せになって欲しいなぁ。
王女最強!
ストーリーがしっかりしているので最後までグイグイ読ませます。最後メリディアン王女がレスター王に嫁ぐのはイリリア国の国王とレイモンド王子とフィリップ王子の軽いレスター王への復讐じゃないかと、(お前もメリディアン王女にブンブン振り回されろ的な)
そして振り回されされているんじゃないかと、セーラの娘を嫁に欲しいから早く息子産まなきゃとせっつかれたり?S S で二人の話して欲しかったです。
面白かった!
この2冊目で完結です。上巻下巻で表記してもよかったのでは?
人質になったヒロインのお話ですが、ヒロインがどういう選択するのかわからなくて、読む手が止まらなかったです。色々と甘く切なくとても面白かった!
ふむ...
上巻下巻とするべきかも。
面白かったです。ヒロインの立場や葛藤も理解出来るし、揺れる気持ちも伝わりました。大人の人間模様だなと感じました。
ハッピーエンドでおめでとう
国と国との争いに巻き込まれて人質にされたヒロイン。敵国の王となった弟と心が読めない夫とに挟まれてしまった。双方から熱烈に求められるものの、根が田舎娘のままである彼女は上手に立ち回ることはできなくて、、という感じで。最後はみんな幸せになってよかったです。善行は報われるべきだというアルの言葉が、救われる感じがして、暖かな気持ちになりました。