海原純子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「鈍刀というのは切れ味のよくない刀である。
研いでも光らない。
みんなは問いでも無駄だと言うが、そんな言葉に耳を貸さなくていい。
せっせと磨いても刀は光らないが、磨く本人が、光ってくる。
才能がないからなどと言わずに細々とでも続ける。
大事にしたい思いである。」
p47(才能よりも大事なこと)
「何事でも細々とでも長く一生懸命続けることは、力を持つのだと思う。」
著者は仕事で人の話を聞くことを何十年も続けてきてそう思ったので細々ではないけど、自分の経験でも確かに毎日10分くらいの、細々とでも何年も続けていることは少しずつ実になってきている気がする。
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Posted by ブクログ
自分が壊れていたと思う時期がある。リストラ扱いの自分を受け入れることができず仕事は無味乾燥なものになり、家庭に居場所はなかった。友達とアルコールのおかげで気を紛らせて何とか自分を取り戻したというか、別の自分になってみることで霧が晴れた。
だから「嫌な中で自分の居場所を見つけていく。自分の居心地をよくする」って言葉はスゴく賛成だ。環境のせいにするのではなくて、オイラが変わることの方が近道だった。しかも自分が憧れてきた人に変わろうとしたことで今まで見えなかったものが見えてきた。実は体を大切にしてちょっとだけ鍛え直しただだけだ。気持ちを鍛えるのは難しいけど、体力が付いてくるとしぜんに自信がついてきた -
Posted by ブクログ
中学生の終わりころから高校生の頃にかけて
なんだか女同士のメンドクサイ繋がりに疲れてしまい
男の友達の方がさっぱりしてて楽しいなぁ。。。と思った時期がありました。
それからしばらくしたらまた
『やっぱ、女同士サイコー!!』に戻ったんですけどね。
今、中年以降の男たちが危ないらしい。
仕事に邁進し社会的な地位を昇りつめていくことだけに凌ぎを削ればよかった時代は終わり、
努力しても報われず、仕事ではITの波から落ちこぼれ
家庭では孤立し、心を病んで著者のクリニックを受診する男たち。。。
男は弱みを見せず、泣きごとを言わず、仕事こそが生きがい
・・・そんな理想の男性像を信じて生きて来た男たちは自分