あらすじ
ものわかりのいい大人にならない
不景気、病、仕事、人間関係。日々つみ重なるストレスの中で、心をすがすがしく保つには? 不調を受け入れる、生活リズムを整える、「今」を生きる、共感力を磨く......いやなことがあってもそれを反芻せず、自分なりの対処法で気持ちを立てなおせば、人は成長する。心療内科医が今あなたに伝えたい、困難な時代を明るく生きるための〈心の処方せん〉。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
以前読んだ本でこの著者の他の本が紹介されていたが、なかったので、代わりにこの本を読んでみた。
心療内科医である著者が、ストレスがあっても気分を立て直す考え方について書いている。割と「こうすべき」という書き方が目に付く。
災害や病気など逃れられない困難に直面したときに、心を健やかに保つことなどできるだろうか?あるいは、被災者と接したときに「私じゃなくてよかった~」と思わずにいられるだろうか?
夏の暑さや、歳とともに感じる不調など自分ではどうしようもないことに、こう対応すべき、と言われるとそれも人それぞれであろうと思う。
Posted by ブクログ
最近の子供は室内にいる時間が増え、屋外での遊び時間が少なくなったことも心配だ。子供が年々体を動かさなくなり、子供の肥満や高脂血症が増えているのはご存知の通りだが、運動不足によるこうした体への影響だけでなく、心の影響が気になる。と言うのは、子供にとって「遊び場、感情表現の重要な手段の1つ」だからである。
言葉によって自分の感情を表現する能力が、発達途上の子供にとって、体を動かして遊ぶ事は気持ちを表現することの手助けになる。走り、声を出し、歌い、描くと言う遊びの要素は、感情を浄化するのに大切なことばかりである。つらい、悲しい、嬉しいと言う様々な感情子供たちは、体を通して表現する。そうした手段が失われている事は大問題である。
人は限定という言葉に弱い。これを自分の心の改革に使えないものだろうか?まず自分が抱えている問題点を思い浮かべる今1番気になることを1つ選ぶ。そして今日限定でそれを修正する。いつもは無理だが、今日限定で先延ばしにしないことを実行するなら、ハードルが低い。
Posted by ブクログ
心療内科医だからか経験例をもとに
具体的で日常ありがちな事から
説明されているので
我が身に振り返って考える事が出来る
能力の無い人が重用されて出世して
いくのをみて やる気を無くす
仕方ないよね世の中思い通りには
いかない
でも好きで懸命に努力してれば
何とかなるよ
人生は短い
毎日を丁寧に生きる事を教えてくれる
Posted by ブクログ
思い出話は過去と今を繋ぐタイムマシン、生きる姿勢を支えてくれる
とても優しくて強い言葉だと思いました
ただ、もとは連載していたものを編集していたからか、「こうすべき」「こうなるべき」などの終わり方が多く、少し胃もたれした
疲れている時に読むには少しベビーだった
Posted by ブクログ
一つ一つの言葉が胸にズシリときた。せめて今日一日ぐらい人に親切にしようという気持ちの持ちようが大事だとあった。「お母さんだけではない」自分らしい生き方を模索してみたいと思った。