重要な結論から、先に言っちゃうと、今後も買おう、と思った、この(3)を読んで
芸能界一の肉好きである、寺門ジモンさんにレビューを書いてもらえたら、テンションがマジ卍(使い方、これで正しい?)でアゲアゲになるであろう、男が主人公の作品は、言わずもがなで、『肉極道』(佐々木善章/森尾正博)
では、女性が
...続きを読む主人公の作品は、と尋ねられたら、そりゃ、これしかない
これまでの表紙を飾ってきた女性キャラくらい、肉を全身で堪能し、幸せそうな顔になれる女性となら、寺門さんも交際できるんじゃないかなぁ、とお節介な事を、つい、思ってしまう
まぁ、そこはさておき、下品な言い方をすると、この『肉女のススメ』は、読んでいると、間違いなく、勃っちゃうな、チ〇コが
そろそろ、鷹木さんの醜態を笑えない読み手も増えてきた事だろう
それだけの影響力が、この『肉女のススメ』にはある
野菜や魚じゃ、ここまでの色気が出ない、と私は思う
『人魚姫のごめんねごはん』(野田宏/若松卓宏)にも、色気はあるんだが、それは背徳感ありきのモノだから、ちょい、勃起に到るにはインパクト不足?
一撃の重さで言うと、『めしぬま。』(あみだむく)の方があるけど、じっくり効いてくるのは、コッチだろう。画力やストーリー、キャラに差がある訳ではなく、単に男女の性差、食い方の違いのような気もする
彼女らが食べている肉料理も、良い意味で一般的な品である点も、読み手のチ〇コに刺激を与えるのではないか。なまじ、作中で彼女らが舌鼓を打っている肉料理を食してしまうと、ふとした瞬間に思い出しかねないなぁ
彼女らの食アクションが、最大の魅力である事は言うまでもない事だが、その良さに光沢を出しているのは、人間ドラマだろう
女+女、女×女×女、時に、男→女で、その関係性が変化していくのだが、その進展のテンポが絶妙で、肉に蕩けている彼女らの顔にドキドキしている読み手の邪魔を一切せず、それでいて、読み終わった後に、「ここは良かったな」と思い出させるだけの衝撃は、ちゃんと残しているのだから、凄い
鷹木と狼谷さんが、肉料理がキッカケで安易にくっついちゃう、酒で一夜の過ちを犯しちゃうみたいな、一時の受けはいいけど、安易すぎて飽きられやすい展開に逃げず、じっくりと読み手に「え、これ、どうなるんだ?」と気にならせる運びは見事だ
個人的には、この二人が恋人になるって展開は、パターン次第だとは思うが、受け入れられる、と思う。小鳩ねねこ先生の作品は、この『肉女のススメ』しか読んでないけど、何となく、恋愛ドラマでも優れてそうだから、ガッカリさせられる事は、ないだろう。根拠は、漫画読みとしての勘である
まぁ、どちらかと言ったら、まりあさんと学君の方が、注目かな
どの回、っつーか、どの肉料理も、垂涎必至で夜、電車の中で読めないほどだが、私的に最も食欲が刺激されてしまったのは、番外皿目「猛暑狼to食いまくりジンギスカン!!!」だ。今はまだ寒いけど、夏になったら、絶対、ジンギスカンを食べにいかねば、と思ったくらいだ。当然だが、狼谷さんの食べっぷりにも、思いっきり、心と胃袋が咬みつかれた。また、服についたジンギスカン臭を、電車内で気にしちゃう彼女もきゃわゆい
この台詞を引用に選んだのは、あやかりたいもんだ、と思ってしまったので。自分ではまだまだ若いつもりだけど、こういうJKキャラの元気に、「眩し」と感じちゃうようになったら、オッサン化が始まっているのだろうか。オッサンになるのは御免被るので、丼でがっつり、体力と精神力をチャージして、ほどほどに全力で頑張るぞ、毎日