中川一徳のレビュー一覧

  • 二重らせん 欲望と喧噪のメディア
    ノンフィクションの金字塔。
    ノンフィクション冬の時代。
    これだけの熱量で書かれたノンフィクションを近年見ていない。
    戦後の旺文社の赤尾家、朝日新聞の村山家、フジの鹿内家、戦後歴代の政治家の濃密な関わりから始まり、ライブドア事件で大団円を迎える。
    上場企業とは思えない属人的な企業統治、社内政治がこれで...続きを読む
  • 二重らせん 欲望と喧噪のメディア
    【鹿内はMBOを決断することを促し、最後の説得を試みている。しかし、亀渕は「会社を私たちのものにすることはできません」と尻込みした。
    「ならば、誰のものになればいいんだい」
    「誰のものになっても困ります」】(文中より引用)

    フジテレビとテレビ朝日という日本を代表するテレビメディアの歩みを記した作品...続きを読む
  • 二重らせん 欲望と喧噪のメディア
    この本に溢れている欲の総量にぐったりしました。そして脱法だけど違法ではない株取引のテクニックのオンパレードにも眩暈がしました。2020年、5Gが始まり、NHKはサイマル放送に執念を燃やし、オリパラきっかけにずっと言われてきた通放融合が今度こそ本格化するかもしれません。また4K、8Kへの技術投資を含め...続きを読む
  • メディアの支配者(下)
    「韓流ゴリ押し」で叩かれてるフジですが、そのような方に是非ご一読を。どんな会社でも叩けばホコリが出るものですが、そのホコリが半端ではない。創業者一族、鹿内家と日枝グループとの暗闘。お台場の一等地になぜ、新局舎を作ることが出来たのか、等など。こりゃ「社史」なんて作れないわなぁ。
  • メディアの支配者(下)
    業界人は必読。

    これから社会に旅立つ学生にも役立つ。


    数十年お世話になる社会がいかに過酷で、無慈悲で、理不尽なところなのかという現実を疑似体験できるからぜひ読むべきだ。
  • メディアの支配者(下)
    支配が完成した後、本来なら「2代目」が強固な基盤と采配を振るう時代がくるはずでしたが、突然の死によって、「初代」がカムバックし、現れた「3代目」への継承とクーデター、そして、現在では、
    「その後」の状況まであわせて読むことができます。

    外部から現れた「乗っ取り」者であった堀江さんが、実はものすごく...続きを読む
  • メディアの支配者(上)
    フジテレビといえば「鹿内」さん、と思っていたら、いつのまにかその名前が出てこなくなり、いつのまにか「日枝」さんという方が全権を掌握しているような構図になっていました。

    まず、「鹿内」さんがどうやって巨大メディアを作り上げ、そして総帥になっていったのかがこの一冊でわかります。

    こんな手があったのか...続きを読む
  • メディアの支配者(下)
    戦国時代顔負けの、権力闘争や陰謀。メディア界の華麗なる一族の隆興と聚落。マスメディアの暗部。
    これらが読み応えある形ながら、飽きさせることなく描かれている。
    社史が描かれない企業、フジサンケイグループの歴史をよくここまで調べたと感嘆。
  • メディアの支配者(上)
    メディアの先頭を走るフジサンケイグループの闇を丹念に取材している。優れたコンテンツ能力を誇るフジテレビとグループの歴史とのギャップが面白かった。ただ、この上巻に関しては、登場人物も多く、非常に読みづらい点が難点。
  • メディアの支配者(上)
    フジ・サンケイグループの鹿内家の小説版。
    日枝さんの鹿内家追い出しから読者をひきつけるね。

    そのあとの戦後の話は少し飽きたけど。

    共同調査会、TBS、NHK、ニッポン放送のなりたちなどが
    絡み興味深い。

    下巻も一気に読もうー。
  • メディアの支配者(下)
    宏明さんは悪い人ではなかったかもね。
    銀行の文化・世の中の常識をもちこんだので
    特異な業界ではつまはじきというか。。。

    でも鹿内さんの魅力はすごい!!
    他の本も読もう。
  • メディアの支配者(上)
    フジサンケイグループの鹿内一族の内面を描いたノンフィクションです。いやあこういう暴露ものというか企業内権力闘争ものというのはリアル感があって面白いです。それにしても日枝会長はライブドア事件で何を思ったことでしょう。あの事件さえなければネットと放送の協業がすでに実現したかもしれません
  • メディアの支配者(下)
    官とメディアの結びつき。

    これらの事例を見るとやはり小さな政府にするべきだと改めて思う。
    小さな政府であれば結びついても得るものが少なくなる。そうなれば自然と癒着も少なくなるだろう。

    電波をもつ政府との利害関係を保つことでメディアの参入障壁を高め、
    その結果高収入を得ることができるように...続きを読む
  • メディアの支配者(上)
    それぞれの欲が錯綜する世界。

    こういう実話を聞いてもこれが現実の世界だとスムーズに理解出来ない。
    彼らは何を追い求めているのだろうか。いや何に追われているのだろうか。

    しかし実名で書いているけどいいのか(笑
  • メディアの支配者(上)
    フジ産経グループの成り立ち、鹿内一族の歴史と栄光からの日枝さんのクーデター。前編はこの辺まで。
    ずっと読みたくてやっと読めた。
    ちなみに司馬遼太郎は元々産経新聞の記者なんだと。
  • メディアの支配者(上)
    事実は小説よりも奇なり、ってね。よく言ったものですね。

    どす黒。
    権力に固執する人間の醜さに気持ち悪くなる。


    メディアの力って恐ろしいよね。受け取る側(視聴者)の意識を、ある程度意識的に統制できてしまう。
    あらためてげっそり。

    メディアと政界、財界が切っても切れないのは、まぁわかりきったこと...続きを読む