針生悦子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
赤ちゃん、幼児はスポンジのように語学を吸収しているイメージがあるが、実は様々な壁を乗り越えて言語を習得していることを紹介した一冊。幼い頃からのバイリンガル教育が子供に負荷を与えている可能性についても指摘。
書評で気になったのがきっかけ。語学については本来、必要に迫られるから学ぶという主張には全面同意。自分も幼い頃、アメリカの幼稚園入った際、(覚えていないが)実はそれなりの苦労があった可能性があったことを気づけたのはプラス。マイナス点としては、幼児の負荷ばかりを強調し、プラスとなる提言が見られなかったこと。本書でも紹介された中国人の幼児のように、幼い子供が家族ごと海外に移住することは決して珍しく