道草晴子のレビュー一覧
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好きなことして生きるために、自分の中に「事務員」をインストール。
多作かつカテゴリー多様な作家、坂口恭平さんが原作を担当し、道草晴子さんがマンガ化したベストセラー。
坂口さんの本は何冊か読んだことがあります。文学ものは正直、幻想的すぎて飲み込みづらかったけどこの本はマンガもいうこともあり一番読みやすかったです。
大学卒業後、就職せず無職になった主人公の坂口さんは、絵を描いて、本を描いて、音楽を作って、ぼんやりと「好きなことで生きていきたい」という"夢"を見ていますが、具体的にどんなアクションを起こしていいのか、どう身を立てればいいか分からずボーっとしています。そこに -
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Posted by ブクログ
ネタバレちば賞受賞新人漫画家だったご本人が、不登校や精神病院に入院したりする壮絶な苦労話。常に自分で自分を罰している感じがつらい中、窃盗犯のおじさんと恋をするエピソードが素敵だった。病院から出た後もご両親と別々に暮らしていたのは何か事情があったのだろうか。
殴り書きみたいな絵の四コマ漫画で、文字も手書きで大変読みづらい。また、一コマの中にナレーション、セリフ、モノローグ、キャプションみたいな文章が同居していて読みにくいし、文節でくぎらない改行も読みにくいのだが、そんな読みにくさも精神状態の凄まじさを感じさせる。
オレもちばてつや賞出身で、ちば先生に『あしたのジョー』の単行本にサインをしていた -
Posted by ブクログ
何度も読んで、読むたび何度も泣けた。自分の子供の時のしんどかった時期とリンクし、そして親となった今、親としての自分と子供との関係にリンクし。なんだかいろんな立場で泣けて仕方ないのだ。
中学生時代の辛い気持ち。友達もいない、自意識が肥大し独りで部屋に籠り音楽ばかり聞く毎日。
『1人は楽だ、なんでもできる。でもなぜ涙が出るのだろう』
強がっても、人との関係に疲れて面倒くさくて逃げたくなっても。やっぱり人が好きでソバニイタイ。痛いほど分かる自分がいる。
ただギューッと抱きしめてもらいたいだけなんだ。きっとそこに言葉はいらない。エンディングに救いある光。キツかった十数年を長い道草をしてたんだと表現す -
Posted by ブクログ
自分が捉えていた「事務」とは全く違う概念で、新鮮で面白かった。
自分の理想の将来を夢物語にするのではなく、言語化・数値化することでぼんやりとした理想から現実可能なものになる。
これはとても参考になる内容だった。
どんな時も言語化・数値化して、得体の知れないものではなく明確に捉えることが目標達成において必要なものであるし、気持ちも軽くなるんだとわかった。またもう一つ欠かせない要素として行動すること。著書はとにかく行動している。理想を現実にするには行動しなければ変化は起きない。当たり前だが、意外とみんな失敗を恐れて行動すらしない。そもそも「事務」には失敗という概念がない。だから恐れもなくなる、 -
Posted by ブクログ
めちゃくちゃ評価が高いけど、あんまりピンと来なかった。私の理解力不足なのか…
そもそも「事務」っていう言葉がよくわからない。著者のイマジナリーフレンドの名前がジムだから、ダジャレなのか?
漠然とした夢を描いても、実現の道筋は見えてこない。そもそも実現する/しないとか、成功/失敗とかを考えること自体が不要だと「ジム」は言う。
10年後にこうなっていたい、こんなふうに過ごしていたいという願望をできるだけ具体的に書き出して、それを実現するための手続きを事務的に踏んでいく「だけ」だと。
才能があるかないかは他人の「評価」だから、その物差しは考慮しなくて良い。好きなことを続けられるかどうか、ただ