道草晴子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ふっと解き放たれて、ふつふつとワクワクするような本だった。
感想を書こうとするとどうがんばってもネタバレになるので、自分に置き換えてワークをすることにした。
①将来の現実を描く
作家になりたいといわず、毎日5時から9時まで原稿を書きたいと言えばいいんです。Genau,その通りね。
2035/12/1
5時〜8時 作業
9時〜12時 執筆
13時〜16時 出掛けて読書or絵を描く
19時〜21時 ハンドメイド、発送作業
②誰かに見つけてもらう
自費出版する金もない、出版社もみつからない、状況は恭平。私ならどうする?
1. 雑誌に投稿し続ける
→これはできてる
2. ZINE -
Posted by ブクログ
発売してすぐに書店でチラ見したときは、自分には刺さらなそうだと感じ手に取らなかった本。
最近生活が一変し、そういえばと思い出し読んだ。読むべき本だった。あの時読んどけばよかったと少し後悔したけど、あの頃ではなく今の私が読んだ意味がきっとあるのかな。
これほどまでに読書を通じて、体を動かし本の内容を実践しようと感じたことは無い。人の数だけ人生があり、私は作者のようには生きられない。このような破天荒な生き方、参考にならない!という感想があるのも想像に容易い。それでもこの本はタイトル通り””生きのびるため””の事務についてちゃんと教えてくれる。
今日から私のそばにもジムがいる。生きててはじめて未来 -
Posted by ブクログ
◾️「企業で事務職として生きのびる…ような本かな?」が、タイトルを読んだ私の第一印象でした。中身は、好きなことで生きていくための、技術たち!
事務は、量を整えること。
重要な事務…は①スケジュール管理②お金の管理。
現在の現実である時間とお金の使い方をぜんぶノートに書いて把握する。そうしたら未来の現実(理想の時間とお金の管理)をノートに書く。
10年後の時間の使い方とお金の使い方を書いたら、現在の時間の使い方とやり方から変えていく。
才能とは、それをいつまでも楽しく続けられること。才能でお金を稼ぐとき、複数の手段を持っていたい。それらは、誰に評価されたい?合同会社を作り、必要なものを経 -
Posted by ブクログ
そんなにトントン拍子に上手くいくわけはないと思いつつも、結局は行動する人にチャンスは巡ってくるのだろう。
想像できることは実現するというが、私が想像できるのは田舎で畑を耕して庭に池を作ってメダカを鑑賞する生活。地方議員にもなってみたい(「地方」というのがポイント)。家の一角を解放して小学生が学校帰りにたむろして欲しい。カフェも開きたいし、法律の知識をみにつけて生活相談もしてみたい。…今の仕事は10年続けてきたが、辞めちゃって大胆に人生の方向転換をしてもいいものだろうか。
好きなことだけをして生きていけたらいいのになぁ。働かないと真っ当に生きていけない社会が辛い。あ、だから「生きのびるための事務 -
Posted by ブクログ
ネタバレ・事務とは創造行為と別個ではない。大切なのは、事務こそ創造的な仕事を支える原点。
・事務の本質は抽象を具体化する手段。事務とは抽象的なイメージを数字や文字に置き換えて、具体的な値や計画として見える形にする技術。具体的さというものに命が宿ることで、事務は成長を始める生き物。
・「将来の夢ではなく将来の現実」という表現が気に入った。未来とはいってもやってくるのは毎日の24時間という現実。将来の現実が現在の現実に根付いてきたら、将来の夢へ向かっていく。現実を味方にする。現実と夢の二つが揃ってこそ人生が充実する。
・好きは自信を凌駕する。自信がなくなると作業は止まるが、好きは止まらない。
事務の