名木田恵子のレビュー一覧
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購入済み
いいですね!
彼から私を好きになった時に赤い実がはじけた、と言われました。
何のことだろうときき、そこでこの本を知りました。
思えば私も赤い実がはじけていました。
思わず背中が痒くなってしまうような(笑)
甘酸っぱい青春のおはなしで、なんだか、こころが浄化されたような気持ちになりました。
この実がはじけることが、その人にとってより良い未来になることを祈ります☆ -
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ユーレイ通りと呼ばれる通りに出現する謎のスクールバス。霊界に通じてるかもしれない! 和夫に会いたい一心で乗り込んだふーこだけど、そのバスに乗っていたのは五歳ほどの幼女・ユーレイのユー子。さかねが彼女を始末しろと派遣された和夫としばしの逢瀬を果たせて嬉しいふーこだけど、ユー子はどうしてここにいるの? どうして命を狙われてるの? ユー子は、一体だれなの…? ――驚きの彼女の正体、ずっとずっと果たせなかった未練が今叶う! 涙と感動の11巻。
まさかの☆5! ようじょ!ようじょ!いやホント挿絵のユー子もといチビさかねがめっちゃ可愛いんじゃわー!! いや。幼女の可愛さに釣られたわけでは決してなくてです -
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私の心に一番残っているシリーズの最終巻です
この作品にはいろんなことを教えてもらったんじゃないかな!
ふうこと和夫の、立場は全然違うけれどきっと大人にも負けない真剣な恋。
だけど読んでいた当時の私には衝撃のラストでしたね。
小学生ってやっぱり「2人とも幸せに暮らしました」とか、幸せがはっきりと形に表れてないと不満があったりします。
しかしふーこと和夫の2人の幸せの形は、はっきりしないけれど、だけど2人にとっては幸せ、和夫にとってもふーこにとってもこれが一番の幸せな形を表した終わり方だったのかなーと、年を重ねた今ならわかる気がします。
今になってこうレビューを書いてますけど、結構この話難しいん -
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霊界との取引で和夫との記憶をすべてなくしたふーこ。しかしところどころ刻まれた懐かしさの正体に戸惑うふーこの前に、再び転校してきた葉月くんが現れる。そして不意に知ってしまう、和夫の名前―ーふーこは和夫との記憶を取り戻せるのか? 人間とユーレイ、運命に引き離される二人の恋の結末は。
はい。最終巻です。あー……そーゆー終わり方ですか…………これは今回表紙詐欺やな これは……これは確かに鬱エンドだな。いや鬱じゃなくて前向きな終わり方なんだけどさ。なんていうか乙女ゲーにおける一見バッドにしか見えないけどハッピーエンドみたいな…。ソラユメをちょっと思い出したかもなあ。思い出したって言うなら、まあふーこは -
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自分の遺体が発見され、激怒する流介。父の骨髄を移植する手術を拒む花野子。自由になる為にむりやりはめられた互いの婚約指輪を外したいふーこと和夫。けれども、流介のために何かしたく、そして花野子に生きていてもらいたい。四人の思惑が交差し、やがて衝撃の展開へ。
かなり真剣にタイトル詐欺。見かけファンシーなタイトルだけど全然ファンシーじゃないぞえw いったい何がミラクルなのかw 招待状っていうのはふーこが送った手紙を指してるのかな。
全編に渡って重い感じです。あと急にふーこが大人っぽくなった感じがするなー。それは単に今までのことで成長してきたからだろうけど、この前の巻でより一層大人びた感じだな。あとこ -
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たまたまビデオに映っていた、生前の和夫。ふーこはアジャパパの呪文でビデオの中に入り込んで生きている頃の和夫に会いに行く。でもそこで知ったのは、和夫には誰か好きな人がいたと言うことで… 写真の中に入り込んでタイムスリップ! きっとわたしたち、知り合う前から、ずっと好き。シリーズ第11巻。
星空~とかユーレイ城の人物とか苑美が出てきたので「なるほど!これは総集編ですね!いよいよ物語もクライマックスだからおさらいしようってことですね!」って思ったけどあんまりそうじゃなかったっていう。写真の中に入ったら記憶はその当時のものじゃなくて現在のものであるって仕組みはなんかようわからんなそれでいいんか、と思 -
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ところどころ記憶のないふーこ。なんと悪霊さかねのたくらみで、ふーこの体が不良少年・片山玲に乗っ取られてしまった!? そしてふーこの精神は玲の体に入ってしまった――つまりふーこは男の子に! こんなんじゃもう和夫くんは愛してくれない… しかも玲はふーこの体を死なそうとしていて!? 絶体絶命! シリーズ第十巻。
わりとお話の種としては定番の入れ替わり話。でもタイトルからじゃそんな話とは察せられないので、結構意外でした。このタイトルすごく好きなんで、どんな話か気になってたんだけど。あと表紙絵がすごく好きです。つまり姿形が変わっても、心は変わらないっていうことなんですね。何度もひとの心までは変えられな -
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和夫と同級生のデーモンこと桂木大門と出会ったふーこ。しかし半ボタンを奪われてしまったふーこは何とか取り戻すけれど、その所為でデーモンは事故に遭ってしまう。不思議なのは、怪我は大したことないのに、意識不明の状態が続いていること… それもそのはず、デーモンは一時的にユーレイになってしまったのだから。ふーこと和夫の関係を知り、詰め寄ってくるデーモン。三日の内に生きる道を選択しないと本当にユーレイになってしまう。つまり、死んでしまうのに…! 90年代の人気シリーズ第五巻。
やっぱりこういうラブコメものはあて馬が出てくると面白くなるね…! いつもの1.5倍のスピードで読めたような気がする(笑) 見た目 -
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ふーこの守護霊になった和夫くん。だけどそう頻繁に会えるものじゃなくって…けれども、何故かトイレに閉じ込められたり、鉢植えが落ちてきたり、最近やけに身の危険が多いふーこ。そんな中、何かとふーこを敵視する梅原さんに、和夫の姿が見えてしまった? それは和夫に恋をしたユーレイ・苑美の仕業だった。二人の仲を引き離す為にあれこれいじわるをする苑美を、何故かかばい続ける和夫。けれどもそれは、苑美がとても可哀想な運命を辿ったからで……
さくさく読めるのが児童書の良いところ。苑美はいわゆる悪霊に近いのかもしれないな…前巻に引き続き難儀だ。和夫がかっこいいのがいけない。
しかし苑美の死は児童書にあるまじき惨さ…