ヴェルヌのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
空想科学小説とは」…巻末にある解説が面白い。
現代の地球科学の定説から見ると、ヴェルヌのこの小説は荒唐無稽すぎてちょっと引いてしまうかもしれない。
でも冒険物語として読むと、「映画」ではインディ・ジョーンズシリーズもハムナプトラシリーズも、古くはロマンシングストーンシリーズだって「ありえない」が満載。
同じようなストーリーを持つSF映画「ザ・コア」(地球の核へ冒険する映画、2003年公開)だって、21世紀にないってからにもかかわらず、かなり怪しい。
でも、みんな楽しんでいる。
ディズニーシーのアトラクション「センター・オブ・ジ・アース」は、この小説をもとにした映画からできているじゃない♪
さらに、巻末の解説を読めばこの物語が当時の科学レベルからして、十分にSF小説として成り立つことがわかる(今だって、誰も地球の中心を見たことはないし……)。
児童書の枠を外して『海底二万里』に次いで『地底探検』を改めて読んでみると、科学に対する探究心とは、常識を疑うことと突き進み続ける力であることが浮かび上がる。
リーデンブロック教授の作中での“爆裂”ひと言集
「それがなんじゃ。わしは信じぬ」
「人ができて自分にできないわけがない」
「科学は間違ってばかりだ。だからこそ進歩する」
さあ、あなたならどう読むか。 -
Posted by ブクログ
この物語が作られたのは19世紀末のフランス。
その後多くの国の言葉で翻訳され、子供から大人まで、多くのひとの冒険心をくすぐる。
絵画であれば美術館で飾られ、音楽であれば「クラッシック」とカテゴリされるところ、本は紙に印刷されることで、今でも多くの人へ作者の意図そのまま愛されることができる。
もちろん「絶版」として一部のマニアの嗜好品となるものもあるが、読む人が多ければ変わらずに世に出続ける。
この、石川湧訳角川文庫版も既に60年以上重版され続けているし、他の出版社からも多くの翻訳版が存在する。
もうそれだけで感動に値する。
本の神様、ありがとうございます。