岡野めぐみのレビュー一覧

  • 私は歌い、亡き王は踊る

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    ネタバレ

    主役の女の子が貴族でも地に足をつけた、貴族らしくない知識を持ったしっかりした女の子だったのがとても良かったです。悲劇的な状況におかれながら、前を見て進んでいってくれた事で、鬱鬱することなく、読みやすかったと思います。

    あと、主人公に関わってくる王や側近のキャラがとても魅力的で、最後は本当に泣けました。。。
    最終的には全員がずっと幸せに…とはいかなかったけれど、とても綺麗に終わったと思うし、王2人の想いがとても胸に響きました。生き残った二人は王達の思いを胸に抱きながら、幸せに暮らして欲しいです…。

    これがデビュー作で、自作は三兄弟のコメディーだとのこと。文体も読みやすかったので、これからが期

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    2012年08月10日
  • 受難の三兄弟1 - 三男レクスと魂の双子

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    辺境の村の一角に住む三兄弟は、どれもこれも
    色々な意味で有名人。

    そんな三兄弟の一番下が、今回のスポット。
    というのに、視点は…最初と最後ぐらい?
    年の割にえらく冷静というか…達観してる感じです。
    次男坊のテンションとの落差がすごい…w

    己の欲望のために弟を巻き込んだ二男。
    向こう側でおこった現状。
    開けたら閉める、確かに大事な礼儀。
    自力で閉まるものではないですしねぇ…。

    ものすごくさくさくと読み進められました。
    暴走気味の二男の台詞は、理解ができるような
    理解ができないような…で半分飛ばしてましたが。
    ちっちゃい妖精姫がかわいいですw

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    2016年07月16日
  • 私は歌い、亡き王は踊る

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    リセがもう…ツボ過ぎて。ふわっとしてるけど天然じゃなくて、特別な賢さはなくてもじっくり考えて、お嬢様なのに(育ちの都合上もあるけど)身の回りのことがキチンとできて。うわああ、このこが幸せになれないのなら世の中間違っとる!

    恋愛パートが若干唐突なのと、王女対面の些か説明調なところ、あと地の文にクセがあるので余韻よりも引っかかりを感じてしまうところなど、気になる点はいくつかあったけど、これがデビューならこの先が楽しみです。

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    2012年07月29日
  • 私は歌い、亡き王は踊る

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    面白かった!
    リューイが最初傲慢で我侭な少年かと思ったら…少年だった。かわいかったけども最後は格好良かった。



    兎のスープは食べられたんだろうか(・ω・`)
    彼と一緒にいるなら会えないよね。でも会って欲しいなぁとも思う。

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    2012年07月27日
  • 私は歌い、亡き王は踊る

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    力を使うことを禁じられていた少女と、隠棲する主従が出会って、曲げられていた運命が元の形に戻るかんじの異世界ファンタジー。
    (個人の感想です)主人公の心の動きが丁寧に描かれていると思う。けど、もう少し、自分としては読者に委ねてもいいかなとも思う。伏線はもう少しちりばめられていてもよいかもしれない。
    亡き王で短編読んでみたい。いっそ突き抜けてるかんじで、楽しそう。

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    2018年10月07日
  • 七不思議の向こう側 ひみつの放課後委員会II

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    楽しい日々を過ごす主人公の知らないところで
    力を蓄えてその手を伸ばそうとしている七不思議。

    七不思議の目的がきれいに分かったのはいいのですが
    さらに『親友』と何があったのかも分かりましたが
    一体どうしてそういう思考回路に陥ったのか。
    子供特有の純粋なもの、というのでは
    片付けられないものがあります。
    いやでも世間を考えると、短絡的に純粋に
    こう思うのはあり?
    自分が一番、と思っていれば、あるやも、です。

    どんどんと協力者は増えていくわ
    手を伸ばし放題だわ。
    繋がりって大事ですね、という教訓になりえるやも?
    いやでもよくもまぁ『親友』してたものです。
    小さいとげに見て見ぬふり?
    きれいな現実

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    2018年09月07日
  • きみと繋がる七不思議 ひみつの放課後委員会I

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    道で拾った鍵は、思い出のある小学校でのもの。
    返しに行った小学校では、久しぶりのはとことの再会と
    二人いたでしょう? という問い。

    はとこの先生、隣の人に世話になりっぱなしです。
    そこまで料理が口から出てくるという事は
    どれだけ入り浸って、どれだけ作ってもらっているのか。
    小学生でなくても、駄目じゃん、と思えるほど(笑)

    いたはずなのに、いなくなってしまった、もう一人。
    やはりいた、という確信をもっても
    どうしてそうなったのか、も分からない。
    一体彼はどこに行ってしまったのか。
    大人と小学生と、中間である高校生の主人公。
    果たして取り戻せるのか、ですが…料理が美味しそうで
    そのバランスが何

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    2018年09月06日
  • 受難の三兄弟3 - 次男ソールと魔人カリゴ

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    隣国との関係悪化の打対策を、論文ついでに
    実地検分しにいった次男が帰ってこない。

    兄は探すに翻弄し、三男はじっと我慢の子。
    肩の子もばれちゃいましたし。
    観察力をなめてはいけない?w

    何だかもう、すごい壮大に話が広がってしまってます。
    そうなのか! というより、そうなんだ~状態。
    寂しい気持ちに付け入れられて、と言われれば
    その通り、ですけど。
    王様は、大概孤独な職業です。

    面白いか面白くないかと言われたら、面白かったのですが
    話が壮大になりすぎてちょっと…。

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    2017年08月31日
  • 受難の三兄弟2 - 長男ウィルと公妃ウィオラ

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    下二名の弟を助けるために助力を願った相手の男から
    兄が求婚されてしまった。

    同性愛が禁止ではないなら、何が問題かと言えば
    相手の身分が…子供が必要とする身分だ、という事。
    ばれたらやばい、どころでない状態なのに
    兄は相手の元へ行き、下の弟も一緒。
    兄大好き上弟は…学び舎で大変な誤解に(笑)

    前回好き放題走りまくっていたのが一転して
    お兄ちゃんを返せ! な身の上。
    裏を知ってしまったら、どんまい、と
    目をそらしながら応援したくなる結末です。
    この台詞は、兄にもいえる事ですがw

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    2016年07月16日
  • 受難の三兄弟1 - 三男レクスと魂の双子

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    魔法が使えない末っ子レクスの為に、次男ソールは妖精界に行く。
    長男は気苦労が絶えない。
    長男のオチが可哀想。


    学校にもいかず傭兵の手伝いをしている末っ子レクスは、なかなかの成熟っぷり。
    最初はあまり馴染めなかったが、次第に成熟な理由、子供らしい一面が見られた。
    まだ第一巻ということもあり、世界観の説明が多く感じられた。
    続編の為に、世界観で読者を惹きつけないといけないのは大変だ。

    世界観より、キャラクターに魅力が感じられた。
    好みの問題なので世界観が嫌他の子が嫌、とかではなく。
    長男が凄いお気に入りだ。
    長男があんな話し方になった理由とかもあるのだろうか。
    楽しみ。

    あと、全体的にふん

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    2016年05月25日
  • 受難の三兄弟3 - 次男ソールと魔人カリゴ

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    ネタバレ

    行方不明になった次男と魔人の話。
    相変わらず設定語り・状況説明の部分で違和感を感じるが、前作よりはよくなった気がする。

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    2015年10月26日
  • 受難の三兄弟1 - 三男レクスと魂の双子

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    ネタバレ

    皆に魔力がある世界で、優秀な魔術師の長男と、学者な次男と、魔力のない三男。三男に魔力がないことが、ばれそうになったので、妖精界にペアになる妖精を探しに行く話。
    次巻以降で使われるらしき設定語りが、ストーリーから浮いている印象。

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    2015年10月25日
  • 躍進 C★NOVELS大賞作家アンソロジー

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    C☆NOVELS大賞を取った、6人の作品短編集。

    内、読んだ事がある話が4人。
    結構な確率です。
    短編なので、読んだ事がなくても読めますが
    本編を読んでから、の方がやはり楽しいです。
    とはいえ読んだ事がないものは、一体どういう話なのか
    興味はもちます。
    できれば、いつか読んでみたいです。

    ちなみに一番記憶に残るのは、2話目の
    赤茄子クッキー。
    正直、どんなものなのか想像できません。
    が、美味しいらしいです…。

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    2015年09月10日
  • 受難の三兄弟3 - 次男ソールと魔人カリゴ

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    見せ場もあったけど、三男の出番が少なくて残念。というかメインが次男だったとは。いや1巻から目立ってましたけど次男。

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    2013年12月25日
  • 受難の三兄弟2 - 長男ウィルと公妃ウィオラ

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    一巻よりはおもしろかったかも。

    第二王子ノティティア公が長男ウィルにまさかのプロポーズ?!
    予想通り、裏があるにはあったのだけれど、これが思いも寄らない大掛かりな陰謀を暴くことに繋がるとは。

    今回はウィルの受難の回だったらしいのだが、最初から最後まで次男ソールの七転八倒に終始していたように感じられるのが少し肩すかしのような…。

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    2013年09月03日
  • 受難の三兄弟2 - 長男ウィルと公妃ウィオラ

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    ソール受難回で、確かに受難してたけど、どう考えてもウィルの受難回だったような。

    ところでソールなんだけど、読み切りで読んだ1人勝手な感じが薄れてた気がするですが。かわいい度合いが全面に出てて、あの迷惑な感じがなくなってたんですけどもともとこういうキャラだったってことでしょうか。ちょっとそこが不満。レクスいい子だなぁ。

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    2013年06月26日
  • 受難の三兄弟1 - 三男レクスと魂の双子

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    ネタバレ

    前作とは違ってかなりコミカルなお話っぽい。
    そして前作と同じでなかなか独特の世界観。設定好きとしては楽しい。が、世界観の説明は読み飛ばしても何とかなるんだろうなと(笑)

    三兄弟の受難ということで、今回の受難者は三男。齢9さい。
    さめた9歳かと思いきや、なかなかかわいらしい子供でした。兄弟ともかなり特殊なキャラですが、こういう人たちが「目指せ、一般民。平和でのどかな暮らし」とかを望むのね。
    話は兄弟の認識改め、というほほえましい次元なのに、世界を巻き込んだ案外大事。次巻は長男の受難らしいのですが、結構考えなしの次男の受難が一番のトリなのかと。今回でも端々に次男への物語の布石が・・・。

    でも、

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    2013年05月25日
  • 受難の三兄弟1 - 三男レクスと魂の双子

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    誰が主人公なのか今ひとつわかりにくかった。

    異界にまで渡り、あちこちで問題を引き起こしたあげく、チートなお兄ちゃんに助けてもらうって、そりゃないだろうと思ったら、この二人って日本でいったら小学生と中学生くらいなのだった。

    どうもレクスとソールの能力に対しての精神年齢があやふやで、そこらへんが今ひとつ感情移入しにくく感じた所以かなと思った。

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    2013年05月20日
  • 受難の三兄弟1 - 三男レクスと魂の双子

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    ブラコン三兄弟?
    サブタイトルの三男が中心かと思いきや、空気読めない次男が中心でした。
    うーん・・・・物足りないというか、「良かったですねー」って言うだけで終わったかな?謎も無く、バトルはあっても緊迫感も無く、勿論恐怖も無い。切羽詰まっても、笑いに持って行っちゃっているからかな?
    とりあえず、自分のトキメキにはハマりませんでした。

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    2013年04月18日
  • 躍進 C★NOVELS大賞作家アンソロジー

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    皮肉のきいたあやめゆう「いつかの情景」が小憎い。
    葦原青さんは「mgmg!」でだいぶラノベ色の強い方に振れてますが、個人的には「架橋技師伝」のが好きなんだよねー。

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    2013年02月05日