岡野めぐみのレビュー一覧
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ネタバレ主役の女の子が貴族でも地に足をつけた、貴族らしくない知識を持ったしっかりした女の子だったのがとても良かったです。悲劇的な状況におかれながら、前を見て進んでいってくれた事で、鬱鬱することなく、読みやすかったと思います。
あと、主人公に関わってくる王や側近のキャラがとても魅力的で、最後は本当に泣けました。。。
最終的には全員がずっと幸せに…とはいかなかったけれど、とても綺麗に終わったと思うし、王2人の想いがとても胸に響きました。生き残った二人は王達の思いを胸に抱きながら、幸せに暮らして欲しいです…。
これがデビュー作で、自作は三兄弟のコメディーだとのこと。文体も読みやすかったので、これからが期 -
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辺境の村の一角に住む三兄弟は、どれもこれも
色々な意味で有名人。
そんな三兄弟の一番下が、今回のスポット。
というのに、視点は…最初と最後ぐらい?
年の割にえらく冷静というか…達観してる感じです。
次男坊のテンションとの落差がすごい…w
己の欲望のために弟を巻き込んだ二男。
向こう側でおこった現状。
開けたら閉める、確かに大事な礼儀。
自力で閉まるものではないですしねぇ…。
ものすごくさくさくと読み進められました。
暴走気味の二男の台詞は、理解ができるような
理解ができないような…で半分飛ばしてましたが。
ちっちゃい妖精姫がかわいいですw -
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楽しい日々を過ごす主人公の知らないところで
力を蓄えてその手を伸ばそうとしている七不思議。
七不思議の目的がきれいに分かったのはいいのですが
さらに『親友』と何があったのかも分かりましたが
一体どうしてそういう思考回路に陥ったのか。
子供特有の純粋なもの、というのでは
片付けられないものがあります。
いやでも世間を考えると、短絡的に純粋に
こう思うのはあり?
自分が一番、と思っていれば、あるやも、です。
どんどんと協力者は増えていくわ
手を伸ばし放題だわ。
繋がりって大事ですね、という教訓になりえるやも?
いやでもよくもまぁ『親友』してたものです。
小さいとげに見て見ぬふり?
きれいな現実 -
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道で拾った鍵は、思い出のある小学校でのもの。
返しに行った小学校では、久しぶりのはとことの再会と
二人いたでしょう? という問い。
はとこの先生、隣の人に世話になりっぱなしです。
そこまで料理が口から出てくるという事は
どれだけ入り浸って、どれだけ作ってもらっているのか。
小学生でなくても、駄目じゃん、と思えるほど(笑)
いたはずなのに、いなくなってしまった、もう一人。
やはりいた、という確信をもっても
どうしてそうなったのか、も分からない。
一体彼はどこに行ってしまったのか。
大人と小学生と、中間である高校生の主人公。
果たして取り戻せるのか、ですが…料理が美味しそうで
そのバランスが何 -
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魔法が使えない末っ子レクスの為に、次男ソールは妖精界に行く。
長男は気苦労が絶えない。
長男のオチが可哀想。
学校にもいかず傭兵の手伝いをしている末っ子レクスは、なかなかの成熟っぷり。
最初はあまり馴染めなかったが、次第に成熟な理由、子供らしい一面が見られた。
まだ第一巻ということもあり、世界観の説明が多く感じられた。
続編の為に、世界観で読者を惹きつけないといけないのは大変だ。
世界観より、キャラクターに魅力が感じられた。
好みの問題なので世界観が嫌他の子が嫌、とかではなく。
長男が凄いお気に入りだ。
長男があんな話し方になった理由とかもあるのだろうか。
楽しみ。
あと、全体的にふん -
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ネタバレ前作とは違ってかなりコミカルなお話っぽい。
そして前作と同じでなかなか独特の世界観。設定好きとしては楽しい。が、世界観の説明は読み飛ばしても何とかなるんだろうなと(笑)
三兄弟の受難ということで、今回の受難者は三男。齢9さい。
さめた9歳かと思いきや、なかなかかわいらしい子供でした。兄弟ともかなり特殊なキャラですが、こういう人たちが「目指せ、一般民。平和でのどかな暮らし」とかを望むのね。
話は兄弟の認識改め、というほほえましい次元なのに、世界を巻き込んだ案外大事。次巻は長男の受難らしいのですが、結構考えなしの次男の受難が一番のトリなのかと。今回でも端々に次男への物語の布石が・・・。
でも、 -