農文協のレビュー一覧

農家が教える 庭先果樹のコツと裏ワザ

農文協

マニアック過ぎる内容は、月刊「現代農業」の記事を下敷きにしているからだろうか。人間の飽くなき挑戦魂を感じながらも、やはり植物も生き物なので、置かれた環境づくりが一番大変なのだということがわかる。
接木はむかしむかしバラで実践したことがあるが、果樹は未経験。是非、実を成らせるという経験をしてみたいものだ。

農家が教える いもづくし

農文協

大好きな干し芋の作り方があるので選びましたが、さつまいもだけではなく、じゃがいも、長芋、里芋などどのお芋のことについても、まあ詳しく書いてくれています
まさに、いもづくし
お芋で毎日が楽しくなりそうです

かるかんが長芋で作れるなんて知らなかったー

農家が教える 厄介な雑草の叩き方

農文協

田畑や庭で繁茂する雑草。抜いても刈っても生えてくるのはなぜか?どうすればいいのか?雑草への対処に困る人は本書がおすすめだ。雑草の根茎を見ると様々な形をしており巧妙な生存戦略が垣間見える。耕作放棄地の広がりや獣害への対策としても使える良書だ。

くらべて発見 タネの「いのち」 いのちをつなぐタネのひみつ

農文協 / 山中正大

『タネの「いのち」 いのちをつなぐタネのひみつ』
身の回りにある植物や野菜には「タネ」があります。タネはどのようにデザインされいのちを繋いでいくのか。内容は子ども用にやさしい構成となっていますが大人が見ても美しく巧妙な作りには感動せずにはいられません。外に出て観察したくなります。
一つ一つをよくよく見るとプロダクトデザインにも応用されている事が分かります。マジックテープ、釣り針は有名ですね。わたしたちが学んで模倣すべきはやはり自然の造形なのでしょう。

使い切れない農地活用読本

農文協

こういうのが広がればいいな、と思う。
本格的な大規模農家でなくても少しだけ農業をやるとか、中には植樹やビオトープとして有効利用するとかの例もあった。
その後、続刊が出てチラッと見たが難しそうだった。なんとなく興味ある場合はまずはこちらがおすすめかな。

米粉の料理とおやつ

農文協

娘が、米粉にハマり借りた本

レンコンピザや大根餅
じゃがいもドーナツを作りたいと
レシピをメモっていた(≧∀≦)

毎日の料理に使える米粉
最初は抵抗があったけど
今度唐揚げを試してみようかな

農家が教える 酒つくり

農文協

　このあいだビール造り体験に行ったばかりで、他の酒造りを知りたくなって買ってみた。

　どぶろく、甘酒、ビール、ワイン、焼酎。
　酒をどうやって造るのかを分かりやすく紹介されている。

　最近は館山でクラフト・サケ作りの手伝いもしてる。
　これは自分でもできそう（酒税法違反ですよ）。

農家が教える 緑肥で土を育てる

農文協

マメ科　窒素固定菌により、土内の窒素成分を増やす　肥料効果
イネ科、繊維が多く、土の機能性を改善する。地力アップ効果

緑肥の効果７
すき込まれて肥料になる
土を要する
土壌障害・線虫などの害を防ぐ
点滴を呼ぶ
風よけになる。景観保全・グランドカバーになる。
はじめて作物を作るときは緑肥で土の城砦を探る。生育のどの地域が悪いのか見て、その場所を掘り返し、土の様子をみる。基本的に育たない場合は土の機能性が悪い箇所が多い。溝や、深根の植物を植え改善を試みる。

緑肥マメ科　一般的に若いときにすき込むほど肥料効果が高くなる。
イネ科　すき込む時期がおｓくなればなるほど、有機物蓄積ｂ効果が高くなる。ただ、遅すぎた場合、肥料効果の減少やや窒素飢餓になる可能性も高くなるため、注意。
穂がついた状態だと雑草化する可能性がある。
Ｐ２４－３３まで各種苗業者が出している種子一覧表がある。

ワタミファームの例では、はじめ生育の速いヘイオーツをまき様子見。様子がおかしい場合は土の物理性に問題があることが多い。根が深くなるソルゴーを植え水はけを改善。できないのであればサブソイラ、明渠暗渠でたいおうする。
緑肥の葉が黄ばんでいると、ビセイブルバランスや肥料分に問題があると判断。植物性堆肥を入れてみる（３－４ｔ／１０ａ）

緑肥を肥料として利用する際の注意点
窒素の減肥
マメ科
すき込んで２－３週間で植え付け。ヘアリーベッチは高さに応じてすき込める窒素量が推定できる。そのうち作物が吸収でき量は20-30％。計算してすき込むこともできる。
20㎝4キロ、40センチ10キロ、60センチ15キロ。
イネ科　出穂前にすき込む。マメ科に比べ分解が遅く、窒素の溶出にはすき込んでから1カ月以上かかる。

カリの減肥
防府に含まれていてすぐに解け出る。が緑肥によって地下に下がったカリを水あげる現象もよくみられる。
リンさんの減肥
すき込みでの肥料効果は期待できない。緑肥を植えることで増えた微生物によりリン酸を吸収しやすくなり減肥につながる。

Ｐ１０６－７　ウネと通路で輪作が参考になった。
ウネ通路の幅は1ｍ、下記の順番に1年づつローテンションする。
・イネ科やマメ科を作物にする場合
イネ科→雑草（緑肥）→マメ科→緑肥→雑草（緑肥）→作物→雑草（緑肥）
・その他の作物
作物→雑草（緑肥）→作物→緑肥（稲科）→作物→緑肥（豆科）

Ｐ109－
マメ科とイネ科の緑肥混合
線虫など病気を防ぐ効果は少なることがある。
混植でどちらが優勢になるのかを見極める。イネ科が優勢→　土壌の窒素成分が多い、リン酸、カリが不足している可能性あり。緑肥の肥料効果は低い。マメ科が優勢→窒素成分が少ない。窒素肥沃度が低い可能性があるが緑肥効果が高くなる。
Ｐ１２２　ローラーくりんぱーの記載が気になった。
中野さんは海外のユーチューブで、緑肥を倒して枯らす動画をみて実践されたらしい。まだ試行錯誤段階だが、省力化に有用だと思った。イネ科は穂が7割ぐらい出て倒すのがよいらしい。中野さんは穂が出る前に倒したが起き上がってきたららしい。このユーチューブ見たことが合って、日本の方の実践例を見たことがある。その方はドラム缶を転がして利用されていた。この例をみて、メルカリやジモティでドラム巻を探したのはいい思い出。

緑肥の効果はこれ以外もあり、土壌流出防止、不耕起と合わせて地球温暖化防止の効用もあるらしい。

種まきには散粒機や手押し式播種機があげられており、欲しぃなぁと思った。

農家が教える 田畑の排水術

農文協

縦穴排水
明渠（みぞ）
暗渠（地下に植える排水管）
「大地の再生」で空気と、水を通す

暗渠はお金、人が足りないのであまり読み込まず。
■縦穴排水
長年のトラックター耕起などで、地下には水を下に逃がせない耕盤層（こうばんそう）ができる。このコウバン層に穴を開けて、下に水を流す。結果、排水がよくなる。
バッテリー式オーガは逆回転ができるので、抜くとき便利。穴の中にはもみ殻を詰める。詰めいない人もいるみたい。現水田でも、穴を開け土で蓋をする例もある。枕地（トラックターなど機械が隅で切り返す場所　田植え機などでＵターンする際に土が盛り上がる。この盛り上がった部分。）などサブソイラ（心土破砕機　トラックターにつける。地中の固い層を壊し排水性、通気性を改善する）を入れられない場所でもオーガで対応できるらしい。アスパラ、小菊、水田、サツマイモなど様々なケースが紹介されており面白かった。

▽縦穴排水の道具
手持ち式オーガでは、エンジン式（混合油2-15万円ぐらい）、電動式（バッテリ７～25万円ぐらい）
ー）。
油圧式オーガはショベルカーやトラックターにつけるもの。つけないモノではダガーというものもある。これは穴を開けると同時に高圧の空気を地中に送り込む。果樹栽培で使われているらしい。
手彫り道具では、円匙（エンピ深く掘れるショベル）、穴掘りグローブ。複式ショベル。穴あきショベル。

「大地の再生」で空気と水を通す
造園技　矢野智徳さん発祥
空気と水の目詰まりを解消し植物を元気にする環境改善方法。
溝と点穴を利用する。田畑周囲の草刈りをし、空気の流れを作る。
溝や点穴には竹や木材を入れておく。メンテナンスが重要で、掘り直しや流れが滞らないように、泥の書き出しなどをする。水の流れを直線にするのではなく、渦巻かせることで循環を促す。
水田と斜面が接している土地の例では、溝は１本よりも2本、3本平行に施しどこかで合流させる。斜面と耕作面、両側から水を誘導する。小さなため池を作り生物が多く生息できるようにする。
本の中ではページが少ない。空気と水を循環させることが重要みたい。本で紹介されていた本を読んでみようと思った。
詳細↓
「大地の再生」実践マニュアルー空気と水の浸透循環を促進する　矢野智徳・大内正伸著　農文協

農家が教える わくわくマメつくり

農文協

マメは結構春夏巻きなのね。10月11月播きはエンドウとそら豆。今年は両方やりたい。連作だめなのでエンドウやったら次はどうするか。

続 使い切れない農地活用読本 もっと

農文協

半農半Xでなくても
農につながっていける仕組みを
柔軟にしておかないと、
法律や制度上ではカバーできないのかも

と、素人なりに思います

野草とハーブのレシピ

農文協

手軽にできるハーブ料理とお茶などの剤型についての入門書です。
よもぎ、たんぽぽ、どくだみの三草を中心に解説されています。
料理のレシピは簡単にできる素敵なものが多く、剤型は浸剤とチンキ剤と蒸留水が紹介されています。
蒸留水については自宅で作る方法が紹介されており、すぐに揃う道具で簡単にできることに感銘を受けました。
どくだみや野草のチンキ剤については、香りや匂いを不問にできるほどの薬効が期待できると記されており、今すぐにでも作りたくなりました。

農家が教える よもぎづくし

農文協

けっこう真面目な本。
もっと軽いノリというかライトな感じかと思ったけどそうでもなかった。
なんとなく…で読むとハードル高そうに思えてしまった。

農家が教える 耕さない農業

農文協

なんとなく知っていた、不耕起栽培。
国内国外でいろんな農家さんがやっているんだ！

家庭菜園レベルでも実践できそう。

そして、ひとにも地球にもやさしそう。

実例の紹介が多め。

今さら聞けない有機肥料の話きほんのき

農文協

有機肥料作って撒く前にホーレン草の芽が出てきた｡生ゴミや落ち葉だけでなく、コーヒー粕や茶粕まで原料に｡知らないことばかり｡ネコ糞はダメかなぁ？

農家が教える よもぎづくし

農文協

申し訳ないのですが、デザインが古い感じです。。80年代か90年代の本かと思ったら、なんと2023年の本で。
内容も、うーん、まあ何というか、ぜひこれやってみたい！ というのがなくて。やっぱりデザインの力って大きいなぁ。
よもぎ餅を作りたいのだけど、もち米を炊いて搗いて、というレシピだったので、わたし的にはいまひとつ。上新粉＋白玉粉のレシピで作りたいと思っているので、他で探そうと思う。

農家が教える いもづくし

農文協

さつまいも、じゃがいも、里芋、長芋のレシピが沢山載っている本。
自分で料理する時は何となくいつも同じレパートリーになってしまうから、載っているレシピを見ていてこんな風に組み合わせても美味しいんだなぁと思った。

くらべて発見 やさいの「おなか」 葉や茎を食べるやさい

農文協 / 山中正大

野菜の断面図がわかりやすく載ってます。
個人的には栄養面を詳しく知りたかったのでこの評価。
見開き2ページほどは載っており、知らない内容でしたので良かったです。また、野菜の花についても雑学を知れたので知識がつきました。

くらべて発見 やさいの「おなか」 根や豆を食べるやさい

農文協 / 山中正大

野菜の断面図がわかりやすく載ってます。
個人的には栄養面を詳しく知りたかったのでこの評価。
見開き2ページほどは載っており、知らない内容でしたので良かったです。また、野菜の花についても雑学を知れたので知識がつきました。

今さら聞けない有機肥料の話きほんのき

農文協

かなり明解に書かれていて、これから庭づくりの戦力になる予感、今までネットで調べていた苦労がなくなりそう。