スカイエマのレビュー一覧

  • アサギをよぶ声

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    ネタバレ

    古代(狩猟の時代から村が形成されてきたころ)の日本、設定でしょうか。

    アサギの村では十二歳になると、女の子は女屋に、男の子は男屋に入る決まりになっていた。
    アサギは母子二人暮らし。村のはずれに住んでいる二人は、昔のある事件をきっかけに、差別されている。
    家に男の子がいないので、配給も少ない。
    アサギは十二歳になるが、女屋に入れるかもわからない。男の子なら、男屋に入って戦士に選ばれるため修行し、戦士になれれば配給も多くなる。
    女の子であるために、母からいつも愚痴を言われているアサギは、
    ある時、掟をやぶってハヤという戦士から弓の指南を受ける事にした。戦士になる試験は弓当てだからだ。
    アサギとハ

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    2014年06月30日
  • 「リベンジする」とあいつは言った

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    インパクトのあるタイトルに惹かれて手に取りましたが、
    意外とありきたりな設定と展開でした。
    もう少し「いじめられっ子のリベンジ」らしい話を期待していたのですが…。

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    2014年06月20日
  • 優しいおとな

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    読み終わってなんかかなしい。ハッピーエンドではない。現実的というか。

    思ったのは、村上春樹の地下におりて何かを得たり失ったりする概念的な話。
    あれが現実的で概念じゃなくなって経験や体験で表現したのがこの作品なのかなと思った。
    作家は地下の深いところをみてるんだなと思った。書くことは同じで書き方が違うだけ。だから作家になれるし食べていける。
    なんか、もう少し救いのある話が良いな。桐野夏生っぽいといえばそうなのかもしれないけど。2作目だからなんとも。
    2014.06

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    2014年06月14日
  • ブルースマンと小学生

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    始めは、男の子のイライラさが先走っているように感じたが、後半に進むに従って、気持ちがわかる感じだった。

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    2014年05月01日
  • 「リベンジする」とあいつは言った

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    中学生向けなんだろうが、実はなかなか深いテーマが隠されていて、読みようによっては大人でも考えさせされる。よくできた小説。

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    2014年03月29日
  • 優しいおとな

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    ネタバレ

    数年前に、読売新聞の土曜版に連載されていたもの。

    エピローグがよかったかな。
    (乙一の『失はれる音楽』みたいだったけど)

    イオンを軸に、関わった人々が結びついているようだった。

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    2014年01月12日
  • かなりや

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    各話、ちょっと意外な登場人物が順番に主人公になっていて、主観と客観の読み比べ面白かった。
    短編の中の登場人物は繋がっていて、そのために物語も繋がってはいるのだけど、物語の核となっている主人公の影が薄いと感じた。
    短編を跨ぐ、1冊を通しての軸が半分より手前でポキッと折れていた感じ。最初の2つが連続した話だと思っていたらいきなり他人の話が始まって、「え、なになに?」って感じで、その後特に触れるわけでもなかったので、最初のあれは何だったの?という思いが残った。
    あと、各話にいちいち裏の世界の説明が入るのが面倒くさかった。

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    2013年11月23日
  • 優しいおとな

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    路上生活者が溢れる繁華街を舞台に孤独を恐れずに生きようとする少年の物語。スラム化した街の描写や飢えに苦しむ人々の様子が真に迫り胸をざわつかせる。遠くない未来を見せられているようで閉塞感に満ちた救いのない話であり、最後に仄かにさす希望の光でさえあまりにも弱々しく映る。

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    2013年10月20日
  • 願かけネコの日

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    願掛けに行って崖から落ちて死んじゃった中2男子

    三途の川の船にのりそこねて
    願いを3つ叶えてくる条件で6日延命に

    テニスとか生きることとか恋とかそういうはなし

    カラフルみたいな

    スカイエマさんの絵はいいなぁ〜(しみじみ)

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    2013年07月15日
  • ぼくとあいつのラストラン

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    だいすきだったおじいちゃんが死んじゃって
    お葬式の日あらわれた少年

    だいすきだったのに最近は疎遠だったことや
    おじいちゃんのこと知らないことだらけだったことや

    わたしもおじいちゃん死んじゃったらやだなーこんなかんじかな・・
    て思った

    泣ける

    スカイエマさんの絵がちょういい

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    2013年05月09日
  • 月のうた

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    母親を小学生の時に亡くした民子、亡き母の親友、父親、そして父親の再婚相手、それぞれの視点で今の生活と過去を振り返る。
    月の姿を物語の中にちりばめるのが印象深い。月の光のような温かさが伝わってくる。
    私には、再婚相手の宏子さんとその母の考え方が好感持てた。応援したくなる。

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    2013年01月25日
  • 願かけネコの日

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    ...って、おれ、ホントに
    死んじゃったわけ?

    現世で残された時間は127時間44分。
    コースケは「3つの願い」を
    叶えることができるのか!?


    ダメ男コースケの、起死回生の物語。

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    2012年10月02日
  • ぼくとあいつのラストラン

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    いやいやいやいや~(/ω\*)感動したぜ(^-^*)(・・*)(^-^*)(・・*)おじいちゃん死んじゃって(´・ω・)カワイソス(´;ω;`)  でもちゃんとおじいちゃんの頼みきけてよかったな~♡ 

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    2012年09月07日
  • 願かけネコの日

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    ネタバレ

    三つの願いを神社でしたコースケ。帰りに土手で足を滑らせ、そのまま三途の川へ・・・。作務衣を着た変なネコ=脱衣婆(だつえば)が現れた。
    そのネコの脱衣婆が言うことには、ぼくには、三途の川を渡って 閻魔様のお裁きをする事に、神社からの渡船差し止め願いが出ている。神社とは、僕が死ぬ直前にお参りした江ノ島神社の宗像三女神が、ぼくがお願いした3つの願いを、次の満月までの間なら見届ける、すなわちあと6日間は生きて、願いを叶えるチャンスをくれる、というのだ。
    神様に願いをかける、とは言っても、叶える努力をするのは自分。神様がかなえてくれるワケではない。しかも、願いが叶ったところで、死んでいることにかわりはな

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    2012年01月29日
  • 「リベンジする」とあいつは言った

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    ちょっと太めの転校生江本は、オネエっぽい。雨でなんとなく皆が鬱々としていた時、江本のメガネを皆でふざけあい、結果割ってしまった。強度のメガネをかけていなかった江本は、道路の段差で転んで骨折してしまう。
     なぜ江本のメガネが割れたのか。質問する担任に、クラスのみんなは自然と江本のせいにしてしまう。メガネを割ってしまったこと、それが原因で骨折してしまったことに、ぼく・沢田は責任を感じお見舞いに行く。
     一人個室にいた江本は「リベンジする」と言い放つ。そこから、主人公と江本の不思議な関係が始まる。

     小学生のイジメ。よくある今時の児童文学。全体の三分の二くらいまでは、なんかこれヤダッタカモと思って

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    2011年11月20日
  • ぼくとあいつのラストラン

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    「新・童話の海」受賞作。
    小学生向けの小説ってどんな感じなのか気になって読んでみた。
    年齢層的に完全にターゲット外とあって
    心が動かされるような面白さはなかったけど、
    親切な描写とストーリー展開で好感が持てますね。
    やっぱり子供にとって読みやすいように工夫されています。
    ちゃんとミステリーなんかもあったりして、
    大人だとネタばればれの伏線に苦笑しながら読んじゃう感じだけど、
    小学生なら楽しめるかも。

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    2011年02月22日
  • ぼくとあいつのラストラン

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    かわいがってくれた隣のジイちゃんが亡くなった。実感がわかないまま、慌ただしいお葬式の準備から抜け出していたぼくは、ちょっとかわった奴と出会う。ヒサオと名乗ったそいつは、「走ろう!」と誘ってきた。足に自信のあったぼくは、誘いに乗って「よーい、ドン!」  ところが、ヒサオはとんでもなく速かったのだ…。
    死を扱っているのに暗くない、っていうか、子どもってお葬式の日ってヒマで、なにかポッカリ気の抜けたような感じがするもので、その妙にのんびりした空気が心地良く描かれています。「ぼく」と「ジイちゃん」、「ジイちゃん」と「バアちゃん」、「ジイちゃん」と「父さん」や友達たち…。どの関係も温かくて、読後が爽やか

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    2010年01月22日