スカイエマのレビュー一覧

  • 「リベンジする」とあいつは言った

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    アレルギーの湿疹にイライラしていたぼくは、転校生の江本くんのめがねを友達と投げ合い壊してしまい、そのせいで江本くんは骨折してしまう。ひとり病院に行ったぼくに江本くんは「リベンジする」と宣言するのだった。

    衝撃的なタイトルに主人公はいじめる側だと知り、重い話なのではないかと少し尻込みしました。しかしいざ読んでみると、軽やかな文体に誘われるように読み進めていったのです。
    もちろん内容的には重いものを含んでいます。その時はちょっといらついてたから、ちょっとしたからかいのつもりだったこと。それが相手をけがする原因を作ってしまったこと。クラス全体がそのことを隠そうとしたこと。自責の念から江本くんの元に

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    2018年10月03日
  • ひかり舞う

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    ネタバレ

    日本人の好きな戦国時代が舞台。
    武家の男の子でありながら、戦うことより縫い物の好きな平史郎。彼にかかわっていくタツ、周二が素敵なかかれた方をしていた。
    小西行長の事をキリシタン大名としかしらなかったことが申し訳ない。
    それにしても日本人は朝鮮に出兵して酷いことをしてるよね。こういう過去は目をつむりたいけど心に留めておかなきゃって思います。

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    2018年02月12日
  • ひかり舞う

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    戦国時代にキリスト教の信仰を貫いた、殉教者たちの生きざまをサイドストーリーに、彼らとつかず離れず生きてきた少年の生涯の歩みを描く。「神さまは人が苦しむのをわかっていて、ほうっておかれるとおおせですか?」この避けて通れぬ疑問に対する答えは「信じる」人にしか受け入れられないだろう。それが「信じる」ことだ。彼らの毅然とした信仰がまぶしい。

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    2018年01月27日
  • 月のうた

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    何も考えずに本のタイトルだけで買った。
    月が出てくる物語が読みたくて。
    .
    1つの家族の4つのお話
    語り手がそれぞれ違って
    娘の民子
    母親の美智子
    美智子の親友 祥子
    父親の亮太
    .
    民子の強さが切なかったり
    さっき出てきた心無いことが
    実はそうではなかったり
    ほろりとしてしまったり。
    .
    そして嬉しかったのは
    引用『ギリシャ神話では月は死者の国なんだよ』
    シビれた

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    2018年01月13日
  • 月のうた

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    ネタバレ

    ふんわりと穏やかな雰囲気が物語全体を優しく包み込む。
    読んでいて何度も温かい涙を流した。
    強いメッセージはないけれど、そっと静かに心に刻まれていく。

    小学生の時に母をガンで亡くした民子、民子の継母の宏子、民子の亡き母の友人の祥子、民子の父の亮太4人の視点による連作短編。
    大人びていて冷静な民子と、カラリと明るい宏子。
    正反対の性格の、一見合わなさそうな二人が徐々に打ち解けていく様子がとても良かった。
    民子の優しい祖母と宏子の豪快な母親も素敵で二人のエピソードに泣けた。

    「人は生かされている」
    「本当の優しさは、自分のことは自分で全部背負い込んできっちり落とし前をつける強さがないと出てこない

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    2018年01月11日
  • アサギをよぶ声 新たな旅立ち

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    うん。良い世界観だった。
    子供を舐めてない。でも子どもの勇気を鼓舞するような、ドラマを真剣に楽しめる物語。
    良書。良書。
    最後泣いたわー!

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    2016年03月04日
  • アサギをよぶ声 そして時は来た

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    ちゃんと面白い!
    これで、6年生になった時、縄文・弥生を学んだら、どんな風に感じるんだろう…。柵とか、生き口とか。
    その時代にも、リアルに今の自分と同じように生きてた人がいたんだよなぁって。

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    2016年03月04日
  • アサギをよぶ声

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    三男が誕生プレゼントにねだって3冊一気にゲット。
    読め読めというので、読んでみたら…なんの!なんの!
    面白いではないかっ!

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    2016年03月04日
  • アサギをよぶ声 そして時は来た

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    《なにもないところから、はじめることのできる自分の力を信じるのだ》
    モノノミカター望みをかんじょうに入れてはならない。

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    2016年01月17日
  • 月のうた

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    文章のリズムが自分のどストライクゾーンから少し外れていて、冒頭の一頁を読み齧ったまま1年ほど積読しておりました…

    2015夏、数年に一度の蔵書棚卸(不要本の仕分)作業の際「あれ?未読だったわ」と手に取ってみたところ、とても良い本でした。(これは手元に残しておこう。)

    前置きが長くなりました。ここからレビューです。

    主人公は民子、昭和臭漂う古臭い名前の中3。母を亡くしている。部活に打ち込むという正当な理由で煩わしいことから距離を置くなど、考え方のしっかりとしたコ。

    と思いきや、次の章では主人公がバトンタッチ。
    継母である宏子に代わる。
    …冒頭まさか主人公が代わることを想定していなかったの

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    2015年08月19日
  • ぼくとあいつのラストラン

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    武が、ひさお(武のおじいちゃんの子供のころ)と一緒に走って、走り終わった場面のひさおがうれしそうにしていたところが面白かった。

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    2015年08月13日
  • アサギをよぶ声

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    ネタバレ

    感想を放置し過ぎて忘れたシリーズ……なんだけど、メモにちょっとだけ書きかけの感想が残ってた。

     小学生だって10年ぐらい生きている。ハッピーエンドの約束された御伽話ばかりに触れ続けていれば、だれだって飽きるに決まっている。
     そのうち子供たちは不穏な話に興味を持ち始める。めでたしめでたし、にならなかったら主人公はどうするのか。私たちが子供の頃は、学校の怪談がよく流行ったが、いまだ他人事にすぎない死への恐怖、身近な場所に潜む怪異への憧れだけではなく、先に書いたような理由もあるのではないかと思う。

     『アサギをよぶ声』は、決してハッピーエンドの話ではない。アサギにとっては希望のある終わり方では

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    2014年10月19日
  • 月のうた

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    美智子と祥子、陽一と民子…幼なじみ中心に"とても優しく温かい"だけに終らせない物語。複雑な悲しみに乗るしっかりしたキャラ立ては婆ばあり、伯母親子あり、亮太あり…なのだが、痛みと切なさを貫通させない、極めつけの宏子さんとその母親は特筆だな!。時の流れと月の満ち欠けの背景のコントラストの使い方も絶妙の良作♪。

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    2014年05月17日
  • ぼくとあいつのラストラン

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    ・主人公のおじいちゃんが死んでしまったときにあらわれた人と走って、最後に指を空に向けて出すところです。
    ・さいしょは悲しいお話かなと思ったけど、おもしろいところもあったので、おすすめにしました。
    ・この本は大事なことを教えてくれる本です。

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    2016年03月23日
  • かなりや

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    人間が、いつの間にか、意図せずに抱えてしまっている不安や負担や重荷。
    どうすればいいのかわからなくなって、一人でそれらを抱え込んで。
    そうすることでまた重くなって。

    そういうとき誰にでも、
    救いの手を差しのべてくれたり
    喝をいれてくれる人がいるということ。

    忘れちゃうけど忘れたくないなあ

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    2013年05月06日
  • かなりや

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    誰もが秘密を抱えている。やるせなさを感じている。
    でも、それでも格好悪くてもいいから生きていこうと思える、そんな作品。
    (かといって完全な前向きな話ではないところもしっくりくる)
    一つ一つが全くの単独の話ではないのもまた面白い。

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    2013年03月05日
  • 月のうた

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    夜の闇に降り注ぐ、月の光のように温かな作品。母親に先立たれた民子と母親の友人の息子、陽一。同じ学校に通う二人とそれを取り巻く家族の物語。月にまつわる4つの話が視点を変えながら語られていく。子供の健気さと強さに胸を打ち、親の教えの大切さを強く感じた。とても良い本に出逢えた。感動した。オススメ♪

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    2013年03月02日
  • かなりや

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    舞台や登場人物は共通で4人の主人公の生活、生きることが描かれた物語。ファンタジー小説だけどあまりそうと感じないもっと日常に近い4つの話だった。
    人の優しさを感じてじんわり出来て前向きになれる本。

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    2013年02月18日
  • かなりや

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    西條八十の童謡『かなりや』をタイトルにした四編からなる連作。四編全てが人間が生きて行く上で背負う重圧や悩み、そういう悩める人を救おうとする人々の連鎖が温かく描かれた大傑作である。最初は四編が独立した物語かと思うのだが、全てを読むと一つの物語として成立していることが解る。

    実は単行本で読んでいるのだが、文庫化されたので再び手に取った。分かっているのに読みながら、じわじわと涙がにじんだ。

    主人公はお寺の長男・広海。彼はどの話でも脇役のような立ち位置なのだが、非常に重要な役割を果たしている。小さな船に乗って現れる広海…

    途中に童謡『かなりや』の…象牙の船に 銀の櫂…という歌詞が紹介されているが

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    2013年02月09日
  • 月のうた

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    月に関するエピソードで繋がる物語。4編から成り、それぞれの編で話し手が変わる。
    人の感じかた考えはそれぞれで何が当たっているとかはよくわからないけど、ただ、人を思う気持ちは皆共通していると思った。
    人のことを思い、許す、それで良いって言ってくれる、あたたかい思いが溢れている話。
    優しい、読んでて安らぐ。

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    2012年08月25日