スカイエマのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
スカイエマさんの表紙ってつい、手に取ってしまいます。
…学校で走れないことを悩む男の子。そんなときに昔から可愛がってくれた、知り合いのおじいちゃんが亡くなってしまう。
忙しかったのもあるだろうけど、疎遠になってしまっていたことを悔やむ。
大好きだったのに…
そんなときに不思議な少年が現れて、彼を誘う。
『一緒にはしろう』…
字も大きく、挿絵もたくさん(挿絵もスカイエマさん、カラーもあり)あって読みやすい。
でも、こどもの成長期のストレートになれないとこや、コンプレックス、また、おじいちゃんとおばあちゃんのエピソードなど、シンプルだかきちんと盛り込まれて、とてもぐっときた。
小学校中学 -
Posted by ブクログ
蒸し暑い梅雨の季節、アレルギーが出てむしゃくしゃしていた僕は、腹いせに最近転校してきた江本のメガネを友だちとキャッチボールのように投げ合った。そして、メガネを受け損なって…
タイトルと物語の始まり方からして、「どうやってこの物語は終わるんだろう?」心配になったんですが、見事に完結していました。「相手のことをわかろう、知ろうとする」ということが物語の背後から伝わってきます。そして、自分自身から逃げないこと、許すこと。ただひとりだけ、あまり描かれなかった登場人物が気になりますが…それもまた、作者の意図なのかな?何はともあれ、子どもの強さと優しさを見た物語でした。 -
Posted by ブクログ
短編形式で、六個の短編が収録されている。
一つ目は、二人が主人公に隠れて誕生日プレゼントを購入しているのかと早合点したのを恥じる。伏線の回収が鮮やかで綺麗だった。
二つ目は、因果応報と、利用規約の大切さを学んだ。今の時代、利用規約を全く読まずに同意をする人がいる、私には考えられないものだ。かといって、全て読むなど面倒くさい人もいるのは事実だ。
お勧めしたいのが調べたらいい。誰かが纏めてくれているのを見ればいいだけなのだ。自分にできないことは誰かにやってもらえばいいのだ。
三つ目は、楽しめた。
四つ目は、主人公の内面をちょっと詳細に書きすぎかな。あと、そういう性格にするのならばもっと