スカイエマのレビュー一覧

  • 「リベンジする」とあいつは言った

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    子供の本を何気なく手に取って読み始め、気になって最後まで。
    いじめがテーマの子供向けの内容だけど、最後は明るくいい形の終わり方。いじめのきっかけって確かにこういう感じなんだろうと思うけど、なかなかこの本のようにいい方向に向けるのが難しい。
    罪悪感でもやもやした時に行動する勇気とか、いじめに直接関わってなくても注意や報告する勇気とか、こういう本が助けになればいいなと。

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    2014年07月27日
  • 明日は海からやってくる

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    辰島で生まれ育った竜太は漁師をめざしていた。最近移り住んできた灯子が、文化祭の出し物として、島の良さを知ってもらえるローカル新聞を作ると言い出した。島の長老トクさんに島のことを聞いたり、地元食材の料理レシピを取材したり、竜太も知らなかった島の魅力が浮き彫りになっていく楽しさ。一方で、自然の厳しさを思い知る事件が起こる…。
    揺れ動く10代の心を繊細に描いた物語。もし辰島があるなら、行ってみたくなるに違いない。

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    2014年07月14日
  • 月のうた

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    うだうだの話かと思ったら、ムチャいい話やった。民ちゃん、すごくええ娘! とにかくお勧めできます ^_^

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    2014年06月14日
  • 優しいおとな

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    ネタバレ

    自分にとって桐野夏生作品を読むことは、一種の自傷行為なのだと最近自覚するようになった。でもこの作品は自傷にはあたらない優しさがあった。

    舞台は福祉が崩壊した近未来日本のシブヤ。近未来といいながら、主人公イオンのまわりの地上風景はすでにこの国が現実に抱えている問題そのものだった。企業による炊き出しや公園村、女性ホームレス、NPO支援団体。見たことあるものばかりだ。そうすると、この物語の地下風景も実在するのではないかと本気で思えてくる。

    特にリアリティを感じたのが、夜光部隊が暮らしていた地下までサブとイオンが進む洞道。自分がふだん暮らしている東京アンダーグラウンドは、きっとこのままに違いない。

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    2014年06月05日
  • 明日は海からやってくる

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    島で暮らす少年、竜太は祖父、父と代々続く漁師の仕事を継ぐ気でいる。しかし、島を出ていた兄・航平が戻ってきて漁師の仕事を始めたり、都会から島に越して来た同級生・灯子に惹かれていくうちに自分の生き方を自問する…

    都会の子にこそ読んで欲しい物語。きっここんな世界は想像もつかない、もしかしたら読んでもこの「島」という環境に生きるということはこういうことなのだ、と理解できないかもしれない。けど、だからこそ手渡したい、一言添えて手渡したい物語。何もかもを手に入れるために生きることはできない、けど足りないことを嘆く必要も無いし、そういう生き方でも幸せに生きられる。そういう生き方をこの本で知って欲しい。

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    2014年05月30日
  • かなりや

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    現代の病…虐待・パワハラ・ストレス症候群・職業病。自ら一線を越えた者たちを連れ戻すお寺の住職と孫たち。大和尚さんはさりげなく、広海と実生ちゃんはストレートに、、。込められる対比は数えきれない…表と裏・科学と仏門・海と川・生と死など、、連れ戻された人たちは境目に気づき、やがて新たに歩みだす。時間差の連鎖を絡めた各短編は、物静かに見守る奥深さと少々のファンタジー色♪。

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    2014年05月26日
  • 月のうた

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    解説にもあったが、これはいい小説だと思う。

    たった一つの心残り…不満は、婆ばの視点で綴られた章がなかったこと。

    彼女が唯一の第三者のように思えたからだ。唯一、登場人物すべてを俯瞰して見られる人だと思うからだ。

    それを除けば、本当にあったかい。いい小説だ。

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    2013年12月21日
  • 願かけネコの日

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    アルバイトをやめるにあたり、パートさんの知人が書いたというこの本をいただいた。三途の川、煉獄らへんの話。児童書はこどもらしさを出すために子供を馬鹿にした表現をしがちだが、この本はそういうところがあまりなく好感が持てた。

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    2013年11月09日
  • 優しいおとな

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    この小説は、20世紀を代表するフランスの偉大な哲学者、彼のサルトルの「実存主義」を具現化したように感じた。

    多くは語るまい。が、とても素晴らしかった。
    読んで、決して後悔はしないと言い切れる。満足のいく一冊だ。

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    2013年10月29日
  • アサギをよぶ声

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    イラストが素敵です。

    出口が欲しい。
    心の底からの願い。
    アサギの必死さが、心を打つ。

    が、あの猿は結局なんなのかなあっとちょっと疑問。
    いや、なんかいきなり友達?的な関係になっていたような・・・・。
    怪我したのを助けた、とかゆーならまだしも、ちょっと手当したくらいの
    ような気が・・・・。
    まあ、同じひとりもんどうし心通わせるって感じなのかなあ??

    結局戦士にはなれなかったわけで、ええっ?そーゆー展開なんだ?
    っとちょっとびっくりしたのだが、
    なんだかここからまたなにか始まるような気配。
    外の変化もあるし、アサギがこのまま女屋に行って村の仲間になっていく
    という未来はないような気もする。

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    2013年10月06日
  • 一丁目 窓辺の少年

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    様々な作者の、ちょっとホラーな、あるいはファンタジーな短編集。作品によって面白さに差はあるものの、どの作品も子どもたちの日常から「ちょっとずれた奇妙な世界」へスライドする物語ばかりなので、ファンタジー作品へ抵抗のある子も読めそう。ホラー要素もあるので怖いもの好きの子にも良い。全5巻はしかしちょっと多いような…

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    2013年09月17日
  • 月のうた

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    太陽は背中を押してくれるように力強いイメージだけど、月の光は温かく見守ってくれているような感じがする。この物語に出てくる登場人物たちは、月のように優しい。

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    2013年09月06日
  • 月のうた

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    母を失くした少女"民子"と継母となった"宏子".そして二人を包む愛の物語.お友達おススメの一冊.やっと読めました>w<
    優しくて,切なくて,温かく,愛おしい.愛が凝縮したような素敵な一冊でした.僕は特に,宏子に共感.素直に素敵な女性だと思いました♪

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    2013年04月09日
  • 「リベンジする」とあいつは言った

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    読み終わったあとすこく気持ちがよかった(^^)
    みんながみんな、江本くんのように人を許せたらいいのになと思う。

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    2013年02月17日
  • 願かけネコの日

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    願掛けって、神様に叶えてもらうんじゃない。
    自分が願いに向かって頑張ることを神様に誓って、見守ってもらうことなんですね!

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    2013年01月20日
  • 月のうた

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    いろいろあっても家族の繋がりはいいなあと思わせる話だ。母を病気でなくした民子、その継母となる宏子、母の友人の祥子、民子の父の亮太。それぞれの視点から家族を見つめる視線が優しい。

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    2013年07月03日
  • 「リベンジする」とあいつは言った

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    小6の直人のひと夏の成長物語。
    クラス全員で転校生をいじめてしまうという場面から始まるが、お互いを知ることでやがて友情が生まれる。

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    2012年10月14日
  • ぼくとあいつのラストラン

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    スカイエマさんの表紙ってつい、手に取ってしまいます。

    …学校で走れないことを悩む男の子。そんなときに昔から可愛がってくれた、知り合いのおじいちゃんが亡くなってしまう。

    忙しかったのもあるだろうけど、疎遠になってしまっていたことを悔やむ。
    大好きだったのに…

    そんなときに不思議な少年が現れて、彼を誘う。
    『一緒にはしろう』…

    字も大きく、挿絵もたくさん(挿絵もスカイエマさん、カラーもあり)あって読みやすい。

    でも、こどもの成長期のストレートになれないとこや、コンプレックス、また、おじいちゃんとおばあちゃんのエピソードなど、シンプルだかきちんと盛り込まれて、とてもぐっときた。
    小学校中学

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    2012年09月13日
  • ぼくとあいつのラストラン

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    ネタバレ

    大好きなおじいちゃんが亡くなった。
    お葬式の日、やることがなくふらふらしていると、「ヒサオ」という少年が「走ろうぜ」と声をかけてきた。ヒサオは本当に楽しそうに走る…。
    そして、柚子の木の下に植えてあった宝物を「ユウコ」に渡してくれと頼んで、去って行った。
    ヒサオはおじいちゃんだったんだ…。

    大切な人の死に出会ったときに、子供に読ませたい一冊です。
    人には必ず死が訪れます。
    でも、亡くなっていく人は、何かを残して死んでいきます。
    それを残されたものが、しっかり受け止めることが大切なんだと思える本です。

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    2012年09月11日
  • 願かけネコの日

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    ひょんな事故から死んでしまったコースケ。
    でも、宗像三女神に願かけをしていたおかげで、三つの願いをかなえるための猶予をもらえるという。
    期限は6日後。次の満月の出るまで。
    お目付け役の脱衣婆(見た目はネコ)のだっちゃんと一緒に、コースケは願いを叶えることができるのか?

    言い訳がましくてやる気のないダメダメなコースケが、変わっていく姿が自然で丁寧。
    ダメな感じで書かれているけど、すごーく良い子なのが伝わってくる。
    さらりと読めて、読んだ後すっきり。

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    2012年09月07日