西きょうじのレビュー一覧

  • さよなら自己責任―生きづらさの処方箋―(新潮新書)

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    昔、受験生だった頃、西先生の授業を受けており、著者の名前を見て懐かしく感じて本を取った。
    読んでいて最も印象に残ったのは、読書する理由は楽しいから、という点。
    もちろん、他にも大切なこと、新しい気づきはあったが、このふわっとした感じなのに、正鵠を得ている感じが、強烈に響いた。
    本を読んでいると、何かを得よう、まとめよう、って本来の目的を見失うこともあるけれど、そこは立ち止まることも必要なんだろう。
    明確なゴールを決めるのではなく、ふわっとした目的、本を読むことの楽しさを持って、これからも読書を趣味にしていきたいと思った。

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    2019年01月05日
  • 仕事のエッセンス 「はたらく」ことで自由になる

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    過去から現代の仕事の本質や在り方を述べている。豊富かつ客観的なデータから慎重に結論を述べているように感じられ、著者の独断的な部分がなく面白かった。

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    2016年03月17日
  • 情報以前の知的作法 踊らされるな、自ら踊れ

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    ネットや自己啓発本などで表層的な知識を得て、物を知った気になる。

    何でもその気になれば手に入る時代で、手に入れた物と向き合うことはせず、ただただ消費していく。

    平和が当たり前で危機感が乏しく、明日死ぬかも知れないということを実感できていない。
    何となく続いていくという生を満然と生きている。

    もっと自分で見て、触って、感じて、そのものを受け入れる。
    それを自分はどう感じて、どうするかを考える。

    当たり前だけど、もはや風化しつつある地に足がついた生き方について述べられていると感じました。

    子供達に何を伝え、何を教えるべきか、最近ずっと考えていることのヒントになりそうです。

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    2012年09月19日
  • 仕事のエッセンス 「はたらく」ことで自由になる

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    仕事をカセギ、ツトメ、ナリワイと分解して捉え、各要素を1つの仕事で満たす必要はない。あるいは自分なんてものは相手ごとに変わるんだから自分らしさなんて存在しない。主体的と感じれるコミュニティを働くを通じて作り、大事にすれば良いのだ。それは金銭を介する以前に「お互い様」と助け合う関係であったはずだ。働くは「はたをらくにする」だったのだ。西きょうじらしい捉え方で懐かしい&面白かった。ただ自分の問題なのだけど、隙間時間で読むにはやや難解な言い回しで読み飛ばしてしまった部分もあるから、いつかまた改めて読みたい。

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    2023年11月13日
  • さよなら自己責任―生きづらさの処方箋―(新潮新書)

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    大学受験時代に教わった先生の著書。
    ビルゲイツ氏のように、興味がある分野以外の雑誌記事に目を通そうと思った。
    また、一日のどこかでデジタルデトックスの時間を設け、本に接する時間を増やしたい。

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    2021年02月13日
  • さよなら自己責任―生きづらさの処方箋―(新潮新書)

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    中身は 細かい章立てがされていて
    自己責任だけではなく
    縦横無尽に先生の経験と考えが書かれているなと
    哲学ほど 小難しくなく 自己啓発ほど単純じゃない感じ
    面白い章 面白くない章があって
    これは 私の好みの問題で
    全般的には 難しい内容を判りやすく書いてくれてると思う

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    2019年05月23日
  • そもそも つながりに気付くと未来が見える―Everything is connected to everything else.―

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    様々なつながりについて、数多くの引用文献等を駆使して、意外な落としどころを見つけてくれる面白い発想の本だ、科学的にかなり詳しい議論が展開されるが、上手い説明が続くことですんなりと理解させる流れが心地よいと感じた。幅広い分野に旺盛な好奇心を以て追求していく姿勢は素晴らしい、

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    2017年12月15日
  • そもそも つながりに気付くと未来が見える―Everything is connected to everything else.―

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    浪人時代に大変お世話になった先生の本ということで購入。久しぶりに二度読んでみようかな、と思えた本。
    1歳の子供を持つ親としては考えさせられることが多かった。

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    2017年12月04日
  • そもそも つながりに気付くと未来が見える―Everything is connected to everything else.―

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    <目次>
    第1章  「いま・ここ」をサバイブするための「そもそも」思考
    第2章  「連れション男」と共感力
    第3章  「私」はいつまで私なの?
    第4章  「伝染る」のかあ!~社会的ネットワーク
    第5章  『みんなうんち』劇読~生態系ネットワーク(1)
    第6章  うんち、その後~生態系ネットワーク(2)
    第7章  大切なものは目に見えないのだね
    第8章  触ると正解が感じとれる
    第9章  感覚は越境する
    第10章  行き詰まったらピョンピョン
    第11章  好奇心は幸せの鍵?(1)
    第12章  好奇心は幸せの鍵?(2)
    第13章  ノイズになりたい
    第14章  いま、あらためてことばとむきあう

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    2017年06月25日
  • 情報以前の知的作法 踊らされるな、自ら踊れ

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    どこかで見たことのある名前。やと思えば、代々木ゼミナール講師さんの著書。受験参考書もけっこう出してるみたい。
    めーっちゃええことが書いてある本やと思うけど、話を詰め込みすぎていて、かなり拡散している気がする。
    本書に書かれていることを何冊かに分けて厚みを持たせて書けば、それのほうがいいんちゃうかな、と思いました。
    まあその分、何回読んでも味が出そうな本。まだまだ全部は味わえてない。また読もう。

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    2012年11月16日
  • 情報以前の知的作法 踊らされるな、自ら踊れ

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    大学受験時、西きょうじ氏の授業をサテライトで受けていた1人です

    当時から仰っていた言葉

    「踊らされるな、自ら踊れ」

    この言葉の意味を薄々と理解してきたのは大学生になってから

    そして社会人になった今、この本を通じて再び「西きょうじ」の凄さに気付かされました

    おそらく凡人にはない何かを持っているのでしょう

    私も「右足を踏み出し、次に左足を踏み出す

    そして、一歩一歩進んでいこう」

    西先生ありがとうございます。

    Where there is a will, there is a way.

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    2012年09月27日
  • 仕事のエッセンス 「はたらく」ことで自由になる

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    仕事の進め方など、スキルアップの本ではなく時代が変化してきて、働き方が変わってきていて、自分はどうする?を問う一冊。
    企業に勤めて終身雇用という流れは崩壊していく可能性は示されつつ、ライフとワークをバランスよく考えることは確かに大事。
    ただ、著者の言う通り闇雲に違う働き方を求めるだけが答えでないのも確か。
    先ずは自分の今を見つめ、自身にあった働き方を考え直すきっかけなる本だと思う

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    2019年06月12日
  • 仕事のエッセンス 「はたらく」ことで自由になる

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    ”『自分で課題を見つけ出す』なんて言うと難しく聞こえますが、何かひとつでもうまくいかなかったことを思い出してみるといいんです。『どうすれば成長できるか』なんて頭を悩ませても、範囲が大き過ぎてムリ。でも、『ここがよくなかった』というのは確実に気づけます。それを直し続ければ、自然と成長していくという寸法です。”

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    2015年12月13日
  • 情報以前の知的作法 踊らされるな、自ら踊れ

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    わかんないもんは、わかんないとして、ゆっくり考えることも乙だなと思った。

    また「スカブラ」という言葉は衝撃的だった。
    仕事は好かんとブラブラしている人間こそ、会社を潤滑にして、組織の力を発揮させる能力があるらしい。こういう人間が重宝される時代になれば、楽しいと思う。

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    2012年08月21日
  • 情報以前の知的作法 踊らされるな、自ら踊れ

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    代々木ゼミナールで講師をつとめる西きょうじ先生の、初めての受験参考書以外の書籍。情報過多の時代にどのように情報に向き合うか、一度立ち止まって、自分の内面と向き合う機会をくれる一冊。精神的な深みや豊かさを自分の中に感じられるキッカケになるのではないだろうか。ぜひ本書で情報を受け取る姿勢を身につけていただきたい。

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    2012年08月19日