【感想・ネタバレ】仕事のエッセンス 「はたらく」ことで自由になるのレビュー

あらすじ

これは“働き方の未来”を切り開く書だ――

津田大介氏(ジャーナリスト/メディアアクティビスト)絶賛! !
「給料」「やりがい」「人間関係」で仕事を選ぶ時代は終わった!
働き方変革期を生き抜くための新バイブル。

駒崎弘樹氏(認定NPO法人フローレンス代表理事)推薦! !
「誰かのために」が「はたらく」となる。
「はたらく」は、僕らを社会に接続し、社会は僕らを支えてくれる。
そしてついには、「はたらく」は、僕たちに自由の翼をも与えてくれる。
さあ、「はたらく」の世界にようこそ!


カリスマ予備校講師として知られる著者の書き下ろし一般書第2弾。
これまでの""仕事=給料・やりがい・自己実現""幻想を打ち破り、次世代に新たな可能性を提示する快作!
豊富な図表やデータを用いて、国内を中心とした様々な労働環境の実例、現代におけるあたらしい働き方までを解説。

現在、国内の非正規雇用従事者は4割を超え、テクノロジーの進化によるロボットの台頭に伴い、向こう10年から20年で、世界では知的職業を含めた今ある職の4割以上が消滅リスクにさらされると報告されています。ブラック企業問題、社内鬱の増加、貧困層の拡大もとどまるところをしりません。
かつてないほど変化の激しい現代の社会では、誰もが未来への不安にかられ、自分を見失ってしまいがちです。
しかし、こんな時代にこそ重要なのは、小手先の方法論やテクニックに頼るのではなく、「なぜ自分は働くのか」「働く」とはどういうことなのか、という原点に立ち返って考えてみること。そして、目の前の仕事に対する自らのスタンスを見つめ直すことであると著者は説きます。さらに、個人が自らの属する組織の外部にまで他者との関係を広げていける可能性までを提示します。
今の働き方や自分が置かれた労働環境に疑問を感じている方、これから社会で働こうとしている方にも、本書はとても有益な示唆を与えてくれるでしょう。


【目次】
第1章 「働く」とはどういうことなのか
第2章 見たくない現実を見る
第3章 就職・転職にどう向き合うか
第4章 多様なワークデザインに向けて
第5章 再び「仕事」のエッセンス

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

過去から現代の仕事の本質や在り方を述べている。豊富かつ客観的なデータから慎重に結論を述べているように感じられ、著者の独断的な部分がなく面白かった。

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2016年03月17日

Posted by ブクログ

仕事をカセギ、ツトメ、ナリワイと分解して捉え、各要素を1つの仕事で満たす必要はない。あるいは自分なんてものは相手ごとに変わるんだから自分らしさなんて存在しない。主体的と感じれるコミュニティを働くを通じて作り、大事にすれば良いのだ。それは金銭を介する以前に「お互い様」と助け合う関係であったはずだ。働くは「はたをらくにする」だったのだ。西きょうじらしい捉え方で懐かしい&面白かった。ただ自分の問題なのだけど、隙間時間で読むにはやや難解な言い回しで読み飛ばしてしまった部分もあるから、いつかまた改めて読みたい。

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2023年11月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「はたらく」とは何か?
生活のためーもちろんそうなのだが、本当にそれだけなのか?
仕事を通じて、生き方を見直すきっかけになる本。

この本のなかでは「働く」の語源は「はた(=傍=まわりのひと)を楽にする」としている。*諸説あり
家事や子育ても賃金が発生しないが仕事であるとする。
他にも就活事情や過労死、新たな職業体系などを提示する。
就活生だけでなく、すべての大人におすすめ。

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2016年04月17日

Posted by ブクログ

仕事の進め方など、スキルアップの本ではなく時代が変化してきて、働き方が変わってきていて、自分はどうする?を問う一冊。
企業に勤めて終身雇用という流れは崩壊していく可能性は示されつつ、ライフとワークをバランスよく考えることは確かに大事。
ただ、著者の言う通り闇雲に違う働き方を求めるだけが答えでないのも確か。
先ずは自分の今を見つめ、自身にあった働き方を考え直すきっかけなる本だと思う

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2019年06月12日

Posted by ブクログ

”『自分で課題を見つけ出す』なんて言うと難しく聞こえますが、何かひとつでもうまくいかなかったことを思い出してみるといいんです。『どうすれば成長できるか』なんて頭を悩ませても、範囲が大き過ぎてムリ。でも、『ここがよくなかった』というのは確実に気づけます。それを直し続ければ、自然と成長していくという寸法です。”

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2015年12月13日

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