櫻井寛のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
東京で弁当屋を営む中原大介は、鉄道と駅弁が大好き。
だが仕事が忙しくて旅行に行く暇がないため、こっそり鉄道雑誌を読んではため息をつく毎日。
そんな大介を見かねた妻・優子が贈った結婚10周年のプレゼントは、なんと「日本一周鉄道旅行の旅」。
店を妻に任せ、大介はひとり旅にでた。
ブルートレイン・寝台特急「富士・はやぶさ」号に乗り、まずは九州へ。
限定弁当など、その土地に行かなければ食べられない弁当が これでもか というほどでてきます。
食べものの絵がね、すっごく美味しそうに描いてあって、読んでるとお腹がすいてきます。
鉄道好きということで、旅仲間になった相手に鉄っちゃんぶりを披露したりと、二重に -
Posted by ブクログ
鉄道に乗って日本中を周りながら、各地の駅弁をひたすら食していく…という、本当にそれだけのマンガ。
各地方ごとに、一緒に旅をするゲストメンバーが加わるので、正確に「ひとり旅」をしているのはほんの少しなのですが、そしてそのゲストも、とりたてて話を盛り上げるというわけではないのですが…。
なぜかリピート率の高いマンガです。良い意味での「中身のないマンガ」なので、何も考えずに読めるのが良いんです。お風呂の中や寝る前の布団の中で、飽きるまで読むのが幸せなんです。これを読むと確実にどっか行きたくなる。そして駅弁が食べたくなります!好きなのはもちろん北海道編。特に4〜5巻あたり。
大船駅で発売された -
Posted by ブクログ
大陸横断鉄道として有名なのはロシアのシベリア特急ですが、本書には中国、アメリカ、カナダ、
オーストラリアの鉄道も登場します。ロシアと中国で鉄道は現在も重要な移動手段であるため、
料金が割安でもサービス面や車内の快適性は期待できません。あくまで移動のための乗り物なのです。
一方アメリカ、カナダ、オーストラリアでは長距離移動の手段が航空機に移行しているため
これらの国では鉄道の移動自体を楽しむことが目的となっている。あまり有名ではないが
オーストラリアのインディアン・パシフィック号では二等座席者でもシャワーが浴びれたりと
安い料金でも快適な旅を楽しむことができるそうです。長距離列車は退屈で辛いとい