櫻井寛のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
2019年現在、発売されている45都道府県すべてから100個の
駅弁を厳選し、紹介している。写真はオールカラー。
各2ページに、駅名、駅弁の包装と中身の写真、説明文、
駅周辺その他の写真、著者が監修を務めるコミック
『駅弁ひとり旅』のはやせ淳氏のイラストでの構成。
欄外に注として、限定や予約の販売情報も。
目次は、地図で場所も示されている。
6000個の駅弁を味わった駅弁タビリストによる駅弁の紹介の本。
シンプルで分かり易く、文と写真、イラストの構成が良い感じです。
ただ、英語表記の切符のアイコンは何?新潟駅がNAGANO?
価格(税込)550~18万円と幅広く、全体的に、その地域の食文化を
残す内容の駅弁が選ばれている感じがします。
忍者弁当と母恋めしは、食べてみたいなぁ。
亡き駅弁を他社が復活という、地域の味の伝承もありました。
ちなみに、自分はこれらの中で15の駅弁を実食。
えび千両ちらし、元気甲斐・・・どれも美味しかったです。 -
Posted by ブクログ
鉄道旅行が魅力的なのは、風景が変わるから、だと思う。
早さでは飛行機に負けるし、ゆったり感では船旅には及ばない。それでも鉄道旅行が一定の地位を保っているのは、刻一刻と移りゆく窓の景色を楽しめるからだ。
テレビ番組「世界の車窓から」が人気があって、「世界のコックピットから」「世界の甲板から」がないのは、そういう理由からだと思う。
(いや、船から見える景色を延々写すのテレビ番組がノルウエーにあるらしいけど)
フォトジャーナリスト櫻井寛氏の大陸横断鉄道エッセイ。鉄道好きが高じて鉄道写真家になった著者さんの鉄道愛にあふれた一冊。
中国、ロシア、ヨーロッパ、カナダ、、、と大陸横断鉄道に乗車しているけど、一番楽しかったのはアメリカだったのだろう。
文章から活き活き感が伝わってくる。
(編集とか文章構成まで他の章とぜんぜん違う)
そのアメリカ大陸横断鉄道の中で、著者は同乗客としたコーヒーの値段いついての会話から、日本とアメリカとの違いを感じている。
シアトル~ニューヨーク間を走るエンパイアビルダー号のコーヒーの値段は1ドル、それに対して、(執筆当時)日本はレスランで10ドルだ。日本の値段に驚く米国人の同乗客に対して、日本でコーヒーを飲むなら缶コーヒーだよ、と苦肉の策でアドバイスした次第だ。
(2016年時点ではコンビニの100円コーヒーが広まっているけど)
「あとがき」にも出てきているように、欧米と日本との鉄道旅行の考え方そのものが違うのだろう。
単なる移動手段に徹している日本の鉄道に対して、欧米の長距離鉄道は、旅の課程を楽しむエンターテイメントだ。
鉄道好きだけでなく、旅行好きの方にぜひ読んで欲しい一冊。