安河内哲也のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
現在の日本の英語教育が抱えている問題点を独自の視点で鋭く考察され、なにより、英語教育の批評にとどまらず、国レベルの教育改革実現に向けての一歩を踏み出された安河内先生の、最新の活動報告です。
日本人の英語力向上のためには、動き出したばかりのこの英語改革を軌道に載せ、さらに次のフェーズへと勧めていかなければなりません。国を動かす大改革を成功させるために必要なさらなる助力が、この本を読んだ英語関係者、また学習者の踏み出す一歩によって集められることを願います。
一点、安河内先生も本書の中で触れられているオンライン英会話についてです。私自身もオンライン英会話で様々な国のノンネイティブ講師から教わる機会が多いのですが、特に、流暢に英語を話す東欧の先生方にどのように英語を身につけたのかを質問すると、その多くが映画やゲーム、アニメやコミックで使われる英語から学んだとおっしゃいます。もちろんそれはきっかけのひとつで、そこからテキストを使った学習もされているとは思いますが。
英語教育者からすると英語という言語自体が興味の対象であり、英語の知識を得ること、話せるようになることにモチベーションを感じられるかもしれませんが、そうではない学習者にとっては、各々の興味の領域と、言語学習の必要性をリンクさせていくことも効果的なのだと感じたので、ここでシェアさせていただきます。 -
Posted by ブクログ
勉強を成功させるのに大切なことは結局2つ
1.はじめること
2.続けること
勉強でとくに大切なのがしつこさ
勉強では精神的な反省はしない
マイナスな感情は判断停止の合言葉を10回唱えて遮断。エポケ。ギリシア哲学
夜寝る前に勉強したものを朝また勉強すると、記憶に定着しやすい
受験までの期間
5.5.2
基礎、応用、直前
参考書は一番簡単そう、薄いもの
コアな部分さえできればよい
1分野1レベル1冊
1回じっくりよりささっと10回
問題集は5割解けそう、薄いもの
問題集にはどんどん解答を書き込みとき捨て感覚で
過去問
手に入るすべての過去問を解く
間違えた事後分析をしっかりと
なぜ間違えたか、何をやれば正解に至れるかを明らかに
直前期
基礎知識をぐるぐるとメンテナンスVS過去問問題演習、1対1の割合 -
Posted by ブクログ
ネタバレあらすじ
日々の仕事に追われて自己投資の時間が取れず、将来への焦りやキャリアの停滞を感じているビジネスパーソンが、カリスマ英語講師・安河内哲也氏のメソッドを学び、勉強を習慣化して人生を切り拓いていく実践コミック。著者は、社会人の勉強で最も重要なのは「気合や根性」ではなく、「忙しい日常の中に学習を組み込む仕組み化」であると断言する。「机に向かってまとまった時間を取ろうとしない」「通勤や歩行などのスキマ時間を徹底活用する」「インプット以上に声に出す・書くといったアウトプットを重視する」など、最小の労力で最大の成果を出す勉強の型を提示。大人が学ぶ目的を再定義し、限られた時間で確実に行動を変えるための合理的な勉強法をわかりやすく描き出す。
所感・深掘り
「大人の学びとは特別な才能の開花ではなく、日々のスキマ時間を自律的にコントロールする仕組みづくりである」という本質を突きつけられ、日々の時間管理と自己鍛錬のあり方を根本から引き締め直される一冊だった。
特に深く腑に落ちたのは、「まとまった時間ができたら勉強しようという発想を完全に捨てる」という教えだ。多忙な現代において、都合よく数時間の余白が生まれることなどあり得ない。「時間がない」と言い訳をしている間は、自ら成長の機会を放棄しているに過ぎない。5分や10分の些細なスキマ時間をあらかじめ特定し、その瞬間に何をやるかを決めて迷わず着手する。やるべき行動から判断の迷い(認知的負荷)を削ぎ落としてルーティン化することこそが、意志の力に頼らずに勉強を継続させる唯一の道なのだと痛感した。
また、「学んだことを声に出し、現場で使ってアウトプットする」という姿勢も、指導や組織運営の現場にそのまま直結している。頭の中に知識を詰め込むだけの自己満足のインプットは、何の成果も生まない。事実ベースで言葉にし、人に伝え、行動として試行錯誤を繰り返すことで初めて、知識は生きた血肉へと昇華される。指導者やリーダー自身が過去の知識に安住せず、日々の小さな凡事徹底を通じて自らをアップデートし続ける背中を見せること。その前向きな実践の積み重ねがあってこそ、関わる周囲に確かな安心感と説得力を与えられるのだと確信させられた。
時間がないと言い訳をするのをやめ、日常のスキマ時間を仕組み化し、アウトプットで自分を鍛え続けること。
日々の忙しさに流されて学び直しの機会を失っている人はもちろん、自律した時間管理と継続の技術を身につけ、生涯にわたって成長し続けながら組織や仲間に貢献したいすべてのリーダーにとって、今すぐ手元で実践したくなる自己投資の教科書だ。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ子どもの英語教育の本を数冊読んだ中の一冊。知らずに借りたが、有名予備校の先生の著作だった。他にも予備校の先生の著作を読んだが、攻めた文章のそちらと違いこちらは慎重な物言いで意外であった。
文法、語彙などしっかりした勉強は中高時代で十分、小学生までは音中心で嫌いにさせないこと最優先、高3夏までに英検準一級、は共通していて参考になった。
日本育ちでネイティブ並みは無理(確かにネイティブな訳ない)、ノンネイティブとしてやり取りできるレベルを目指す点や、英語以外にも日本語で意見が言え、物事を順序立てて説明する力、自分の好きなものや得意なものをもつことが大事という点に納得。
そのためには家庭でたくさん話をすること、という文にとても共感できた。
英語教育とユネスコの関係、韓国中国との差は初めて知った。
英語はあくまでもコミュニケーションツールだと再認識できた。 -
Posted by ブクログ
大学入学共通テストでは世界基準に合わせて、リーディング、リスニングに加えて、ライティング、スピーキングテストも導入される。
また、大学の試験ではなく英検などの民間検定試験の結果を使うこともできる。
どの検定試験を使えるかは大学や学部の裁量であり、事前にどの検定試験を使うかを申請する必要がある。
いろんな検定試験を受けて1番高い点数を取ってもらうということはできない。
入試を変えることで、高校の教育も変わり、大学の授業も変わる、高大接続改革が行われている。
高校では普段の授業が4技能試験に対応できているかが重要になってくる。
教師が一方的に喋るのではなく、生徒が英語を、話す敷居を下げる、喋らせ屋として動く必要がある。
インプットとアウトプットをさせる。
ゲーム性のあるものにする。
定期考査の問題や日々の評価を4技能を意識して設定する。